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情報に惑わされないためにも

こんにちは。

今日は、メディアの情報に流されないためにも心得たいことを書きたいと思います。

1、新型コロナウイルス報道から感じること

毎日のように新型コロナウイルス新規感染者が過去最多更新といったニュースが報道されていると思います。

私はテレビを持っていませんが、yahooのトップニュースの見出しを見ているとテレビでも連日報道しているのは容易に想像できます。

ほとんどの国民は薄々勘づいていると思いますが、なぜ新規感染者数だけを大きく報道し、重傷者数、死者数を大きく報じないのか。

答えは、火を見るよりも明らかですね。数字の大きい方が、人間の印象に残りやすいからです。

欧米諸国では、数ヶ月も前からオミクロン株の感染が猛威を奮っているというニュースは流れていますが、一方で死者数はどうでしょうか。

WHOの報告データによると人口10万人あたりの死者数は1番多いヨーロッパ地域でも5〜6人という非常に少ない数字です。さらに、日本の所属しているアジア地域はどの国も1.0人以下という数字です。

この事実に触れているメディアはあるでしょうか?

私は、テレビやラジオのニュースを見聞きはしませんが、少なくともyahooニュースにはありません。

感染して10万人の中で1人死亡するかどうかの病気で経済を止めようとしてしまっている今の状況には疑念を感じざるを得ません。

メディアとしては、新規感染者数というのは、私たちの注目を引いて、今右肩下がりの業界をなんとか注目させようとしているのが本音でしょう。

しかし、私を含めこの新型コロナでメディアへの疑念をさらに深めている方も多いと思います。特に若い人は。

ただ、メディアも企業である以上、利益を出すことは存在するための至上命題です。メディアの始まりは、14世紀のヨハネス・グーテンベルクの活字印刷の始まりまで遡るので、形は変われどメデイアの存在は亡くなることはないでしょう。メディアがあるから生活できている人もいますし、私もテレビは持っていませんしニュースやワイドショーは見ませんが、趣味の競馬観戦やMリーグの観戦にはメデイアの存在は必要不可欠です。

なので、メディアなんてうるさい情報を流すだけ、存在自体いらないというのも少し暴論でしょう。

では、どのように精神をすり減らすことなくメディアや世間と付き合うのがいいのでしょうか。

2、個々の考えを尊重する

それは、人には人の考え方がありその捉え方は多様にあるということを認めることです。

この考え方ができれば、あなたはそういう考えでしょうが、私には私の考えがあるという捉え方ができます。

仕事、家庭などで毎日顔を合わせるような人の場合は、職場での立場などもありなかなか本音を言うことは難しいかもしれません。しかし、世間やメディアといった直接的に自分と関わりのないことで無理に神経をすり減らす必要はないと思います。

それよりも大事なことは他人には他人の考え方はあるのだから自分が無理に関わる必要はないと考えて、自分のやりたいこと自分の目標に集中することだと思います。

新型コロナのニュースで新規感染者の数が気になって次から次にyahooニュースを見て、あっという間に1時間が経過してしまったと言う人も多いと思います。そして、今日の貴重な休みをあっという間に終わってしまったという感覚は誰にもあるでしょう。

もちろん、新型コロナウイルスに関わらず、病気にならないことは仕事で高いパフォーマンスを発揮するための必要最低条件だと思います。手洗い、うがい、マスクの徹底、無駄に人混みに近づかないこともとても大事でしょう。

人混みに近づかないことを考えると、無料のPCR検査にたくさんの人が受けているのも矛盾しているように感じます。PCR検査の列なんて陽性の人が含まれている確率が極めて高い場所にわざわざ足を運んでいるというのは、自分からわざわざ新型コロナウイルスに感染しに行っているようなものではないでしょうか。夜のお店や飲食店だけに規制を課すのも首をかしげるところです(もちろんこれらのお店で感染が広がっているという症例が多いから自治体も規制を出しているのでしょうが)。

とはいえ、やはり陰性ということを証明したいという気持ちは非常にわかります。その人にはその人の考えがあるので、自分に直接的な害を及ぼすこと以外は、他人の考えに割り込む必要はないでしょう。

少し話がそれましたが、自分にとって日々のニュースの内容はどれだけ大事なのかを考えることは非常に大切だと思います。

3、他人の考えが直接自分に影響を及ぼす時には

とはいえ、スルーできない状況というのも人生の中で多くあります。家庭内、親族内での関係の絡れ、会社や学校での人間関係、友人や恋人との人間関係が当たるでしょうか。

これらの関係を築くことは人生をより良くするためにとても大切なことではありますが、しかし自分がどう頑張って関係を維持しようとしても絡れてしまうことはあります。

その時に大切なことは、関係が崩れることを恐れすぎないことだと思います。いくら仲が良かったり、考えが合う人でも育った環境が違う他人ですから価値観の食い違いというのはどう頑張っても起きる時は起きると割り切ることが大切です。

自分には自分の考えがあるように他人にも他人の考えがありますから、過度に喧嘩や別れることを意識しすぎない方がいいでしょう。

この時に役に立つ言葉は、ゲシュタルトの祈りでしょう。ゲシュタルトの祈りについては、別の記事で取り上げているのでこちらの記事をご覧ください。

あとは、自分の感情に飲み込まれないためにも感情を行動を分離することもとても大切だと思います。そのための方法としては、たくさんの書籍で述べられていますが脱フュージョンのテクニックが基本となるでしょうか。

脱フュージョンというのは、テレビやラジオがついていても目の前のタスクやスマホのゲームに夢中になっている時があると思いますが、その時のように沸き起こってくる感情をやり過ごすテクニックです。書くことは簡単ですが、非常に難しいテクニックです。この記事を書いている私自身もまだまだできていないテクニックです。

具体的な方法てしては、自分にとってストレスとなるような事象に字幕やBGMをつけたり、ストレスを与える人の放った言葉をアニメのキャラクターで置き換えてみる(ドラえもんやしんのすけなど特徴のあるキャラクターのものが良い)といったテクニックです。

他にも湧き上がってくる負の感情や反芻思考にも「忠告ありがとう。でも一旦別の場所に置いておくよ」というように一旦意識を逸らして、今自分の行うことに集中することも重要なテクニックとして挙げられています。

インターネットにも方法は書いてありますし、書籍にも方法は載っているので、自分にあった方法で脱フュージョンの方法をマスターしていくと毎日生きていくのも少しは楽になると思います。

4、まとめ

メディアの情報や他人に流されない方法を書きました。

基本的に人間は1人で生きることはできない生物ではありますが、だからと言って他人や世間に流されるままに生きていても自分はなんのために生きて存在しているのだろうかと自己存在感が大きく損なわれてしまいます。

他人は他人(家族、友人、恋人含め)と割り切れるような考え方を身につけることができると少しは楽になると思います。

日本の年間自殺者は28,000人と前年を下回りましたが、依然として高い水準です。私自身も新居の目の前にある心療内科も初診予約して2ヶ月近く待ちました。

それだけ、今の新型コロナのニュースや会社、学校、家庭での人間関係で精神的に参っている人が多いということだと思います。

メンタルの状態とGDPといった国内の仕事の出来高は比例していくと考えています。メンタルの状態が落ちるとそれだけ仕事の生産性は激減しますし、会社へのエンゲージメントも低下することで離職率も非常に高い水準となるでしょう。離職すると、また新たな社員を採用して教育していくといったことをまた最初から始めないといけませんし、それにかける経費だって馬鹿になりません。

会社のことや国内総生産なんて個人1人の力ではどうしようもできないことではありますから、まずは毎日自分自身のセルフケアを少しでも行って、他人からの批判や自分自身の負の感情を立つフュージョンするようなテクニックを身につけることが非常に大切だと思います。

私自身も2度精神的に参ってしまい、退職や部署移動を行っていますが、あの時にこのテクニックを知っていれば状況は違っていたかもしれません(だからと言って今の状況に後悔はしていませんが)。

他人は自分のコントロール害なので、コントロールできないことを無理やりコントロールしないこと(ニーバーの祈り)が大事だと思います。

記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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