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プロキオンS、七夕賞回顧

 こんにちは。今日は、小倉競馬場でプロキオンS、福島競馬場で七夕賞が行われたのでレース回顧を行います。

 やはり、夏の重賞はそう簡単には決まらないですね。天気も不安定で、小倉競馬場は10Rからバケツをひっくり返したような強い雨が降り、ダートコンディションがレース直前に重馬場に変更になりました。福島競馬場も9Rの織姫賞が行われたときにものすごい通り雨で七夕賞のレース前にまた雨が降り始めましたね。この時期は、天気も読めないところがあるので本当に難しいですね。

1、プロキオンS回顧

 まず、レコード決着となったプロキオンSの回顧を行います。レース前、ウェスタールンドの馬体重がプラス18kgということで、この時点でかなり厳しいなと思っていましたが、レースでも最後方からのレース運びとなり非常に厳しいレースとなりましたね。

 レースは想定通り非常に早い流れになりましたね。逃げ先行馬がそれぞれ主張しましたが、ハナに立ったのはメイショウウズマサでした。

 早い流れでも今の小倉のダートは前がなかなか止まらず、先行馬による決着となりました。1番人気のサンライズホープは、4番手くらいのいい位置にいましたが、最後のコーナーでは手が動き直線で伸びきれませんでしたね。そんな中、馬場の真ん中から一気の脚で伸びたのは伏兵のメイショウカズサでした。今回のスピード馬場も味方しましたが、鮮やかな勝ち方でした。2着は2番手でレースを運んだ伏兵の14番人気トップウィナー、3着は逃げた14番人気のメイショウウズマサということでとんでもない波乱の決着となりました。

 人気馬では、ウェスタールンドはここで叩いて次走狙いでしょうか。サンライズホープ、敗因はなんとも言えませんが、力はある馬なので巻き返しの余地は十分にあると思います。

 以上、プロキオンS回顧でした。

2、七夕賞回顧

 続いて、七夕賞のレース回顧を行います。

 七夕賞は、戦前の予想に反してペースは上がらなかったですね。1000M通過は1.00.8と稍重馬場で雨が降ったコンディションを考慮してもペースは遅かったですね。こうなると前にいた馬は直線でも止まらないですね。

 ゴール前は、ロザムールとトーラスジェミニの一騎打ち。外からのびたトーラスジェミニがゴール前に先頭に立ち勝利しました。2着はロザムール、3着にショウナンバルディが入りました。基本的には先行決着で中団からレースを運んだ人気のクレッシェンドラヴは14着と大敗。ヴァンケドミンゴも12着とそれぞれ見せ場なく破れました。やはり、馬場の悪化で斤量も小tせたのかもしれませんね。クレッシェンドラヴは調子は決して悪くなかっただけに、厳しいレース結果となりましたね。

 勝利したトーラスジェミニは前走安田記念5着からの今回の距離延長での勝利と完全に本格化してきましたね。この走りを見ると札幌記念に挑戦して欲しい気もしますね。今後が本当に楽しみです。

 2着ロザムール、3着ショウナンバルディも重賞では無視できない馬ですね。基本的に後方からレースをした馬には本当に厳しいレースになったので後方からレースを進めた馬の巻き返しには注意が必要でしょう。新潟記念あたりで穴を開けそうな気もしますね。

 以上、七夕賞のレース回顧でした。

3、まとめと来週のレースについて

 以上今日行われた2レースについて回顧しました。この時期は馬場の変化がレース結果に大きな影響を及ぼすので注意する必要がありますね。

 来週の注目は函館記念ですね。今年のフェブラリーSを勝利したカフェファラオが芝に挑戦してきます。洋芝なので、ダートとの適性は問題ない気がしますがそうなるでしょうか。鞍上にルメール騎手を確保できたことも大きいですね。

 もう1頭の注目馬はマイネルウィルトスです。前走の不良馬場で行われた福島民報杯を2着以降に大差をつけて勝利。七夕賞ではなく函館記念を選んできました。七夕賞に出走していればおそらく1番人気だったであろうこの馬が函館でどんな走りを見せるか注目したいですね。

 以上来週の注目馬2頭を紹介しました。来週は、東西両重賞とも面白いメンバー構成なので非常に楽しみですね。

 記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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