神楽坂イタリアン訪問
あんたは誰かに会いに行くために食事に行くことってあるかい?
オッサンともなると、仕事上での付き合いでヒトと会うってことは普通にあるが、プライベートで友人たちとワイガヤやるってタイミングは結構減っちまうもんだよな。
でも、これからの世の中の動きを考えると、個人対個人で会うってタイミングはどんどん増えていくことになると思う。
なんでかって?
インターネットで「正解」の情報が溢れている現在、何のサービスの品質ではヒトはサービスを選択しなくなっていくからだ。
正解にたどり着くための方法が簡単になればなるほど、サービスの質はほとんど変わりがなくなっていくってのが道理だもんな。
でも、今回はちょっと別の意味で驚いた。
まだまだサービスの質の違いってやつは俺たち鈍感なオッサンにもわかるくらいの差はあるってことみたいだ。
今回は、俺の所属しているオンラインサロンのメンバーさんがやっているお店に行ってみた話だ。
結論から言えば、あんたが神楽坂の近くに行く用事があったなら、一回は行っておいた方がいいってことだ。
※あ、でもよかったら続きも読んでね
神楽坂イタリアンってお店
神楽坂イタリアンってお店はもともとは「オステリアレガーメ神楽坂」って名前のお店だったんだが、俺も参加させてもらっているオンラインサロンのオーナーである西野亮廣さんのテキトーなアドバイス(失礼)に従って、お店の名前を「神楽坂イタリアン」に変えたって経緯があるお店だ。
確かに神楽坂でイタリアン食べたかったら「神楽坂 イタリアン」で検索するもんな。
お店の名前って言えば思い入れもひとしおだろうに、ものすごく潔く変えてしまうってところに、オーナーさんの懐の深さみたいなものを感じるよな。
よく見ると昔の店名がうっすら見えるね。リアル。
今日はランチを頂いた
で、実際に行って見たんだが、オイラのような庶民にはディナーはちょっちお高級すぎるかもってんで、ランチに行かせていただいた。
うん。ランチで1800円ってのはお高級だと思う。
でもそれに伴う期待感ってやつがあるよな?
家族で行って、妻と息子は普通盛り。オイラは無料でしていただける大盛りをチョイス(貧乏性)。
まず出していただいたのがこのカルパッチョ。
なんだろう?ドレッシングのスパイスがとっても美味しく感じた。
生ハムも熟成期間が普通より長いのかな?
生ハムなんだけれど、わりと生感が少ない。熟成された感じってことなんだろうな。
なに?美味いのかって?
それは言える。美味い。特にこの生ハムはワインを飲めって全身で主張しているようだった。
お次がメインのパスタ。
何やらトンナレッリっていうパスタらしい。すごくコシがある。
調べてみたら、ローマの食事によく登場するパスタらしい。
比較的太麺で、ものすごく食べごたえがあった。
ちなみにオイラの大盛りはこんな感じ。
美味い。そしてお腹にたまる。
パスタをこんなに噛んで頂いたのは珍しいかもしれない。
味付けはこの麺に対してこの味付けってくらい絶妙だったような気がする。
噛んでいる時間が長いから口福な時間も長い。良きかな良きかな。
そして、締めのドルチェ。
今日はショコラテリーヌ。ものすごく濃厚。
それに合わせているんだろうね。コーヒーの飲み口はライト。
しっかりとパスタを味わったあとに存在感を残すためのドルチェの味わいとしては正解な気がしたんだよね。
行ってみて思ったこと
なんというか、キチンとレストランしているって印象が強いお店だった。
例えば案内してもらった席の脇にこんな小窓があった。
ワインの瓶ごしに料理している姿が見えるんだが、妻と息子はワリカシ夢中になって料理の姿を見せてもらっていた。
こう言うプロの仕事が隣りにある状態って、すごいエンタメだよな。
店でのお会計のときにお店のスタッフのかたに「サロンメンバーなんですよ」って言ったら「なんだ、言ってくださいよ~」って笑顔で言ってくれた。
スタッフの皆さんとオーナーさんの意思疎通がきちんと出来ているってことだよなぁって思って、その笑顔にものすごく癒やされた気分になったんだよね。
やっぱ、ヒトってヒトと会うことに価値を感じる生き物なんだなぁ。
なあ、あんたはどうする?
今度は誰に会いに行こうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?