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子どもたちが抱えていた組織の課題

あんたは正月休みの間に親族と顔を合わせるようなことがあったかい?

俺は正月休みに実家に帰って、久しぶりに両親と弟家族と会うことが出来た。
両親が老いていきながら、まっすぐに生きている様。
弟が俺と同じ様に社会の中での自分の果たすべき役割について考えている様。
甥っ子がメキメキと成長している様。

そのいずれもが俺に新鮮な刺激を与えてくれた。

その刺激の中でも甥っ子の抱えている課題ってのが実に学生らしい、なおかつ今という時代をどう活用するのかってのを考える切っ掛けをくれたんだよね。

今回は甥っ子の抱えている課題について考えてみる回だ。

ちっと、今どきの中学生の課題ってやつを一緒に考えてみようぜ。

組織の永続性をという課題

甥っ子が抱えている課題を一言で言えば、自らの属している組織の発展と永続性をどうやって実現するかってことだった。

彼の属している同好会的なものは、まだ学校に部活として認められていないために活動費を学校から引き出すことが難しい状況だということだそうだ。

自分たちの活動を部として学校に認めさせるためには、いまの活動を活性化させてその活動の意義をアピールする必要がある。

そのためにまずクリアしたい課題がどうやって自分たちの活動を多くのヒトに届けることが出来るのかって話だった。

今はたまたまやる気に満ちた仲間が居る状態だから良いかもしれないけれども、そもそも自分たちの活動に仲間以外のヒトが興味を持つキッカケをもたらすことが出来ていない。
結果として、来年以降に自分たちの活動に興味を持って加わってくれるヒトが増えるという仕組みが出来ていない。

そう言う課題だった。
いやはや、今どきの中学生はそんな戦略的な認識を持ちながら過ごしてんのか。
未来は明るいと思ったよ。

活動を表現する方法

で、今どきの同好会的な活動を表現するにあたって、ネットを使わないって手は無い。
そこで、甥っ子が考えていたのが学校のページから自分たちの活動ページへのリンクを作ってもらうことで、学内に活動を知ってもらうって手段だった。

そこで俺はちっとばかり違和感を感じたんだ。

その表現って組織のためのものか?
それとも、組織に属する仲間のためのものか?

ある意味、今流行りの共益資本主義とも通じるテーマだ。
つまり、会社は誰のためのものかってテーマと通じる要素がある課題だよな。

その課題に対して、俺が思ったのは「まず仲間の個による活動を結びつけるのか」ってことだった。

せっかく今の仲間が活力を持って行動出来ているって話だから、その個の力を結びつけることから始めるのが近道だって思ったんだよね。

力を結びつけるために必要なもの。
それはわかりやすい目標だと思ったんだよね。

つまりは自分たちの活動に対して世の中の反応を直に感じられる場ってのを作るってことだった。

小手先の技術を伝えることで行動目標を共有する

で、活動に対する世の中の反応を捕まえるためには、このnoteも一つの手段だと思うんだ。

甥っ子が取り組んでいるのは歴史と地理って内容だったから、絶対にTwitterでの拡散ってのは難しい。
文字数が足りなすぎるし、表現の限界ってのもあるしね。

検索エンジンでの流入ってのも考えるとnoteを主戦場にするってのは最善手ではないかもしれないけれども、悪手じゃないと思うんだよね。

でもそれだけだと、個とヒトをつなげるって方法としてはちと弱い。
なのでfacebookも併用して、自分たちの活動に興味を持ってもらえるヒトとの1対1のつながりってのを考えるのが大切になると思うって伝えたんだよね。

そもそもTwitterやfacebookは検索エンジンからの流入ではなくて、ヒトのつながりからの流入になるって仕組みだってことも、中学生が知ることが出来るもんでもないと思ったので、そのへんの基礎知識も伝えてみる。

メチャクチャ自分の頭で考え始める甥っ子。
いやぁ、動くねぇ。
その場でfacebookのアカウントを作りに行く甥っ子。

なあ、あんたはどう思う?

子どもたちはつながりによってこれからの世界を作り上げていけると思うかい?

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