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終わらない夢

あんたの夢ってなんだい?

俺の夢ってのは、残念ながら今は形になっていない。ちっとばかし、現実に追い回されちまって、夢をまともに考えることが出来なくなっちまってるんだと思う。

でもそんな現実に追い回されながらも、必死で行動し続けて、そのくせ全力で現実を楽しんで、俺たちにその姿を見せることを職業にしている人がいる。

その楽しそうな姿を見て、俺たちは夢を少しだけ取り戻すことが出来る。ああ、楽しいなぁってなもんだ。

俺たちの夢を取り戻すきっかけを与えてくれるかもしれない人の一人に西野亮廣さんがいる。

最近、一部ではものすごく有名になりつつある、お笑いコンビキングコングの一人だ。

彼は、いわゆる「お笑い芸人」の枠に収まらず、ありとあらゆるエンターテイメントを手がけている。
その中の一つに絵本がある。

オルゴールワールド

えんとつ町のプペル

ほんやのポンチョ

これらの作品を本屋で見かけたら、少し手にとって見てくれ。普通の絵本では考えられないくらい書き込まれた絵が圧倒的な印象を与えてくれると思う。

だが、西野亮廣さんの作品はそれだけにとどまらない。
その絵本を含めた世界を、エンターテイメントにしてしまっているのだ。

例えば、最新の絵本のほんやのポンチョでは、「しるし本」というものが登場してくる。

これは、その本を読んだ人が「どこに興味を持ったのか」「どんなことを思ったのか」などを知ることが出来るように、本にラインを引いたり、気になったところにメモを書き込んだりした、いわゆる古本だ。

でもこのしるし本のしるしが楽しいと言って、物語の中で人気が出てくる、という内容だ。
※物語はそれだけじゃなくて、更に展開していくから気になったら買ってみてくれな

で、このしるし本。
実際に商品として流通する試みを西野亮廣さんは始めている

しるし書店

携帯アプリとしてすでに利用できる。中には西野亮廣さん自身がつくったしるし本とかもある。

な、絵本の中の話をすでに現実に形にしていく。これは夢以外の何者でもない。

ちょっと調べてみると、こう言う夢と現実を一緒くたにしたような活動ってのはそれなりにあるようだ。

だったら、俺たちだって夢を見始めてもいいんじゃないか?

なあ、あんたの夢ってなんなんだい?

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