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子供のケンカと親の信頼関係構築

あんたんところに子供はいるかい?

俺には小学1年生の息子がいる。普段はおっとりしているタイプに見えるんだが、どうにもケンカっ早い。

この間も学校でケンカして帰ってきよった。

今日はこの子供のケンカとそれを取り巻く大人の反応ってやつを考えて見る話だ。

俺たちが子供の頃なんて、それこそ息をするようにケンカしていたような気がする。
まあ、ケンカっていうよりじゃれ合いだけどな。

平井くんって学友がいたんだが、そいつはちっと太めのやつで、プロレスごっことかすると「平ちゃん百官落とし~」とか言いながらのしかかってきたもんだ。

で、当然そんな遊びしてりゃ~小競り合いくらいあるわな。

雪合戦していて、雪があんまり少ないものだから、しっかりと固めたやつを投げたら、あたって、あたったやつが「あいつ石を入れやがった!」とか先生に言いつけたりしたのを今でも覚えているな。(多分小学二年生のとき、相手は片山くんだったか?)

俺は「入れてません!固く握っただけです!」って主張していた気がする。まあ、大人としては「固く握るな」って話なんだが、そのときは相手の主張が俺が「石を入れた」という俺の行動とは違うことを言われて、それは事実と違うってことを主張したかったんだろう。
俺は石を入れるような卑怯者じゃない!ってな。
まあ、固く握ったら同じことってことを当時の俺に理解させることは俺にも出来ない気がするがな

でだ。いつものように盛大に話題がそれたが、息子がケンカして帰ってきた日、俺のかみさんは言うわけよ。

あなたの子供の頃とは違うの!今はケンカなんかしたらそれだけで発達障害扱いなの!」ってわけだ。

俺としては「それがどうした。ケンカもしないでどうやって人間関係を学べるっていうんだ」って思うわけだが、そこでふと思う。

俺のかみさんは何を恐れているのか?って話だ。

ケンカをしたわけだから、相手のご子息にも被害を及ぼしている。
そうなると、その親御さんがどう思うかしれたもんじゃない。
モンペ(モンスターペアレンツをこう言うらしい。ここまで行くとダイ語だな)かもしれないし、そうしたら毎日何されるかわかったもんじゃない。

なるほど、これは表面上は子供の教育問題だが、本質は親の信頼関係構築の話だったわけだ。

このインターネットで星の数ほどの人間関係がありながら、地域の人間関係はものすごく希薄だ。

むしろかかわらないようにしていることが多くないか?

そう考えてみると、「いや、どうしたらいいんだっけ?」とか思い始めちまった。

あんたはどうしている?

ご近所さんに信頼されているかい?

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