芸能人の不祥事の捉え方
あんたもEXITの兼近さんが過去に犯した過ちってのでやり玉に上がっているのを眺めているかい?
よくわからんのだけれど、明確になっているのは売春斡旋をしてたってことなのかな?
なるほど、なかなかな闇深い話ではあるなぁ。
あとはいじめに関わったとかなんとかって話もあるんだ。
こっちは虚実入り交じってる感じなのかな?
なるほど。なんかいろんな過去をお持ちの御仁だとは聞いた気がするけれど、この一連の騒ぎで兼近さんがダメージを受けるってことは普通に想像できることだよな。
なんつっても、俺たちは悪いやついじめが大好きだもんよ。
でもさ。
それで良いんか?
今回はヒトが過去に犯した過ちについて、周囲のヒトはどうするのが良いかってのを考えてみる回だ。
ちっと、犯罪ってやつを考えてみようぜ。
芸能人の不祥事
ぶっちゃけ、兼近さんだけじゃなくて、芸能人というか有名人の不祥事ってのは枚挙にいとまがない。
っていうか、マスコミに普段から扱われているヒトだからこそみんなの印象に残るってのがある気がする。
それこそ勝新太郎さんなんて、そんなんばっかだったじゃん。
それでも芸能という世界で輝きを放ち続けた御仁だったと思う。
ところがネットという個人が発信することが当たり前の世界がやって来ると様相が変わってきた。
俺たちを楽しませてくれる様々なヒトたちは清廉潔白じゃないといけないことになった。
それどころか、清廉潔白であってですら、「気にくわないこと」をしたヒトは叩かれるって世界観が成立しつつある。
おおう、なんつーリンチ世界だよ。
芸能人という存在
それにも関わらずにだ。
俺たちは日々芸能人と呼ばれるヒトたちの魅力によって活力を得たり、感動をもらったりしている。
ぶっちゃけ、兼近さんについては彼を見られないようになるとしたらめちゃくちゃ悲しい。
山口達也さんが見られなくなったときもめちゃくちゃ悲しかった。
あれだけいろんな魅力を提供してきたヒトがこれからは「おまえは魅力を放つな」って言われている気がしてさ。
兼近さんについても山口達也さんについても、法的にはすでに処分を下されている状態なんだから、そもそも関係ない俺らがやいのやいの言うのってのはそもそも違うんだよな。
で、ほとんどのヒトはそんな風にやいのやいの言っていない気がする。
マスコミという立場
でもエンタメを企業として提供する立場にある放送局やタレント事務所とかはまた違う立場に立たされているんだろう。
芸能人ってのはイメージ商売だってのはある。
っていうか、イメージが売上を産み出す商売だ。
その芸能人を使って注目を集めるってことを職種として成立させる必要のある企業にとっては、このイメージの毀損ってのが一番避けなければいけないことなんだよな。
そうなってくると犯罪をリアルタイムに犯してしまった芸能人や芸能人になる前に犯してしまった犯罪を掘り起こした芸能人は使いにくいってのは企業としての判断としては、理解できる話ではあると思う。
ただでさえ「コンプライアンスが~」って星の数ほどの発信が攻撃してくる世界だと思うしね。
俺が失いたくないもの
でもだよ。
俺は失いたくないのよ。
兼近さんも山口達也さんも。
彼らが提供し続けていたエンタメは確実に俺の心をとらえていた。
山口達也さんについては、結構ハードルが高い気もするけれど、それでもあの積み上げてきたエンタメってのはあるわけじゃんか。
俺の場合はってのはあるかもしれんけれど、あんたにとっても失いたくない「魅力的なヒト」ってのはいるだろう?
そのヒトだってヒトなんだからなんかの拍子で道を踏み外しちまうことはあるわけだ。
そのときが来たときに、俺らのスキって気持ちは消えさっちまうもんなんだろうか?
そうなることも、ならないこともあると思う。
問題はそのスキという気持ちとは別に企業の立場が俺らのスキの生殺与奪を握っているって事実だよな。
そのヒトの情報に触れられないことにはスキを維持することって結構な難易度だからね。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちがスキなヒトが過ちを犯したことを知った時に、どうしていけば良いんだろうな。
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