人柄と人と合うこと
あんたは、どうやったら人を喜ばせることができると思うかい?
俺はついこの間、人を喜ばせる天才と言葉をかわす機会を得た。
その天才の名前は西野亮廣。
そう、お笑い芸人キングコングの西野亮廣さんだ。
今回は、今年行われた占いフェスで西野さんがやっていたことを覚えておくための話だ。ちょっと付き合ってくれよな。
まあ、知っている人は知っていると思うが、西野亮廣さんはお笑い芸人の枠に収まらないような活動を山程している。
絵本を書いてみたり、その絵本を作る過程をビジネス書にしてみたり、自分の意見を発信するブログを書いてみたり、そのブログを凌ぐような濃い意見をサロンという場で伝えたりしている。
究極はそれまでの得てきた資金をほぼ全て突っ込んで絵本の世界感を表現する美術館を作ろうとしていたりする。
まさにエンターテイメントに捧げた人生を送っている真っ盛りってところだな。
そんな西野亮廣さんが今年のはじめに目黒で行われた占いフェスにおでん屋としておでんを振る舞うって話を聞いて、まあ、思っちまったわけよ。
会ってみたいってな。
で、ソッコーでチケットを買って家族で占いフェスに行ってみたってわけよ。
当日になって、電車で目黒までガタンゴトン。入場手続きで多少もたつきながらもなんとか入場。
とりあえず、最初に5分占いっていう1コインの値段で5分だけ占ってもらえるやつだけやってみて、その後に西野亮廣さんのおでん屋に足を運んだ。
もちろん、西野さんのブログでひたすらに呼びかけされていたハイボールの差し入れを片手にね。
で、おでん屋にたどり着くも、西野さんの姿がない!
あれれ?と思ったのもつかの間。おでん屋からちょっと離れたところで餅つきを盛り上げている西野さんを発見。これまた一部では有名なお笑い芸人のホームレス小谷さんも一緒にいるぞ。
なんとなく、餅つきの輪に入ってみていると、西野さんが檄を飛ばしている。
「もっとビッと腰を入れて打ち込まんかい!」
そのたびに笑いが巻き起こる。
ああ、エンターテイメントってこう言うことなのかなぁ。
で、息子がやりたそうにしているので、順番を待って餅つきをさせてもらった。親子で交互に餅つきをする。
「息子!もっと力入れろよ!!」
やっぱり西野さんが激を入れる。ホームレス小谷さんがニコニコしながら息子をサポートしてくれる。
檄を飛ばしている、一流エンターテイナー西野さんと見切れているけど息子をサポートしてくれるホームレス小谷さん
このバランスがいいんだろうなぁ。人柄ってのもすごく感じた。
まあ、俺が引っ込み思案なところが全面に出てしまって、会話としては差し入れのハイボールを渡したときに「お~ありがとうございます!うれしい!」って言ってもらえたくらいだったんだけれどな。
でもそれだけでも、すごく嬉しかった。もぉ、ただのファンだな。
その後も、会場内をうろついて、いろいろな占い周りのものを堪能してみたんだが、ちょくちょく西野さんがうろついていて、色んな人といろんな事を話していた。
こう言う現場で直に人と触れ合うってのは、ある意味勇気がいることなんだと思う。それでも西野さんは話を拒むことはなかった。
人柄ってのは、人と触れ合うことで伝播していく。
人と合うことがこんなにも重要なことなのかってその時に思ったわけだな。
あんたは誰かと会っているかい?
その人は、あんたを感じ取ってくれているかい?
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