男性脳と女性脳を活用する
あんたも男性脳と女性脳って話を聞いたことがあるかい?
どうも俺たちヒトは男性脳と女性脳って性質を併せ持っているってことらしい。
よくは知らなかったんだけれども、性別が男性だから男性脳を持っている、女性だから女性脳を持っているってもんでもないらしい。
え?それじゃ男性だからとか女性だから各々の性質を持っているよねって考え方そのものが成立しないってことかい?
でも大枠では性別と男性脳・女性脳って枠組みは一致する事が多いらしい。なんとも難しい話だ。
今回はこの男性脳・女性脳の特徴ってやつを調べてみる回だ。
まあ、俺たちを軽く分類してみる考え方くらいの感覚で付き合ってくれよな。
男性脳と女性脳が会話に求めるもの
こいつは俺たちオッサンとしてはよく聞く話だよな。
男性は会話に解決を求め、女性は会話に共感を求めるって話。
この意味では俺なんかは完璧に男性脳なんだと思うんだよ。
課題があって、それを何とかするために会話をして解決法をひねり出すってのは俺たちが日常的に仕事でやっていることだもんな。
でもオッサンの俺たちは家族や仲間との会話ってのも普通に楽しんでいるんだよな。
例えば、妻が職場で発生した課題を俺に話す時は、当たり前だけれども俺が解決できることってのはレアで、妻も俺に解決を求めてはいないのが普通だ。
で、俺も解決を求められているわけじゃないから、「なんでそんなことになっちゃうんだろうねぇ?」くらいのゆるーい会話に終止するわけだ。
その返しに対して妻は当たり前のように「バカなのよ!バカ!もうムカムカムカ!!」とか出口のない会話を楽しんでいる。
#楽しんでいるように見えないとすれば夫婦ってそんなもんじゃねと答えてみる
こう考えてみると俺はオンのときに男性脳を使い、オフのときに女性脳を使っているってことなんだろうな。
男性社会で生き残るための男性脳
俺たちが男性脳と女性脳を併せ持っているってのが事実だとすると、どうして俺はオンのときに男性脳を使ってオフのときに女性脳を使うってチョイスをしているんだろう?
たぶんだけれども、今の社会構造を作り上げてきたのは歴史的に男性がメインだったからってことなんだろうな。
会社では成果を約束して、その成果を再現可能な形で実現していかないといけない。
再現可能性ってやつは、論理的に整合性の取れたやり方によって証明されるので、どうしたって論理的思考ってやつを優先せざるを得ないってのが今の所の現実だと思うんだよ。
でもそれだけでは成り立たない場面ってのがどんどん増えているような気もするんだよな。
マーケティングってキーワードでは女性脳的な要素を求められることも多いもんな。
共感してもらえる商品作りって言葉、何かよく聞くワードじゃないか?
マイクロビジネスが広まる中で必要とされる女性脳
で、今の世の中というか人生100年が当たり前になっている状況が生み出しているもの。
そいつがマルチキャリアな生き方ってやつだよな。
そのあたりのことはLIFE SHIFTって本がめっちゃ鬼気迫る感じで教えてくれるんだよね。
ざっくり言えば、俺たちの寿命が伸びるってことは、俺たちは働く期間が長くなる。
そして、働く期間が長くなると、その期間がビジネスそのものの寿命よりも長くなる。
だから、俺たちは0からの出発を複数回経験する人生になるってんだよね。
年々俺らを取り巻く環境って変化し続けているってのは、あんたも感じるだろう?
極端な話、俺たちは関わるプロジェクトごとに新しいスキルを仕入れないと行けない時代になりつつあるってわけだ。
こっからは俺の考えなんだけれども、インターネットがニーズの細分化を進めていくってことは、ニーズに対応するためには実に多くのスキルを組み合わせて行く必要性が高まると思うんだ。
そうなってくると、企業の中でニーズに答えるためのスキルを育て上げていくってのはほぼ不可能で、対応するニーズに合わせてスキルを調達しなければならない状態が出てくると思うんだ。
スキルを組み合わせるといっても、ヒトは部品になれるわけじゃないから、そこにはどうしたって感情が伴うことは火を見るよりも明らかだよな。
そこで必要になってくるのが女性脳の持つ「共感力」なんだと思うんだよ。
共感することでチームが同じものを目指して最高のパフォーマンスを発揮するってのは今まで以上に大切になってくるような気がするんだよね。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちは俺たちの中にある女性脳を呼び覚ますことが出来ると思うかい?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?