止まったら死ぬ妻

 こんにちは。草壁です。

 育児記録のためのnoteですが、たまには妻の話もしてみようと思います。

 妻はとにかく動いていないとダメな人で、一秒でも座っていたい私とは対極のような存在です。
 やれることをやれるときに片づけておきたい、というその気持ちはもちろん大事ですし、娘の相手をしなくていいタイミングこそ他にいろいろ家事をやるということも理解できます。

 が、どうも自分の体力の限界値をわかっていないことが多々あり、散々動き通した後ばったり倒れる……というパターンを何度もやらかしています。
 もう絶対どう見てもガタが来てるでしょ、という時でさえ家事やろうとか言い出すのです。これを何とか押さえつけるのが一番大変じゃないかという気さえします。

 我が家の家事育児分担は、基本娘の世話は私で、食事は妻、それ以外の家事は空いた時間に分担という構図なのですが、きっちり役割を決めていないのがいけないのか、本来なら私がやればいいことまで妻が手を出してしまうことがままあります。私は今やらなくていいことは後でやるタイプなので、放置されているように感じるのかもしれません。

 休憩に対するスタンスの違いも大きい気がします。
 私は作業→休憩→作業→休憩……という風に、ひとまず目先の休憩を自分の餌にして作業をする傾向があります。体が弱い自覚があるので、負荷をかけないために自然に身に着けたやり方とも言えます。
 対して妻は作業→作業→作業→全部片付いたらまとめて寝る! というスタンス。妻も体は丈夫じゃないはずなのですが、同じ屋根の下生活でどうしてこう差がついたのか。

 そして育児中の方はだれしもご存じだと思います。その日その日で家事育児が全部片付くことなんてまずありません。結果、妻は自分の限界まで休むことなく、一日を終えてしまうのです。

 何度も話し合いをして、何度となくこのテーマの解決を議論しているのですが、「休憩していると落ち着かなくて結局休めない」と言われてしまい平行線。彼女の体が悲鳴を上げるまで、休むことは許されない……という修羅の結末。

 私の至らなさが大いにあるのも自覚していますが、回遊魚みたいな気質で、かつ一度決めたらなかなか考えを曲げない頑固さを兼ね備える妻側にももうちょっと自分を大事にしてほしいと思う次第です。

 止まっても死ぬわけじゃない。休んでいいんだよと、毎日毎日伝えるようにしています。
 そう言われるから意地になっている部分もあるのかもしれませんが……

 うまいこと妻を休ませる方法はないものか……
 これはきっと、一生のテーマになる気がしています。
 私の生涯を賭して妻を休ませる! ……改めて、不思議な夫婦関係だなあ。

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