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ちぎれ雲

憎らしいほどの青空
太陽の光が胸を刺す
風を感じては憂い
震える唇を噛みしめる

恐れを身にまとい
哀れみが目隠しする
吐き出す言葉が真実の邪魔をし
暴れだす情熱に身を焼焦がしながら
偽りの果ての中で
思考と理想が我慢を強いてくる

夜を這う想いに蝕まれながらも
純潔さを保とうとも腐敗した朝が訪れる
鏡に映る欲まみれの衝動が
あなたの優しい海へと溺れては
狂ったように正気を失う

笑顔は私の嘘
涙は私の真実

理想と現実の狭間で
君が諦めた今日を

それでも私は

滑稽なほど今も信じてる

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