デッキ紹介【バイサーランティス】
こんにちは あるいは こんばんは らいとです。
SPY×FAMILYはわかりませんがこの挨拶は気に入っています(((o(*゚▽゚*)o)))
今回はダークウィング・ブラストで登場した《世海龍ジーランティス》を使ったデッキの紹介です。
1.ジーランティスについて
デッキ紹介の前に《世海龍ジーランティス》の注目されている②の効果について少し触れていきましょう。
知ってるわ!って方は
次の「2.デッキレシピ」まで飛ばしてください👌
注目されているのは②の効果
読み解くとたくさんの意味を持ったコンボ向けカードであることがわかります
ジーランティスが持つ効果を以下に記してみます
⑴モンスターの位置を変更する効果
→相互リンクの調整や《サクリファイス・アニマ》などの位置を参照する効果のサポート
⑵表示形式を変更する効果
→戦闘補助やリバース効果のサポート
⑶コントロールの移動を解除する効果
→送りつけた 壊獣 を自分の戦力にする など
⑷特殊召喚成功時の効果や起動効果をリセットする効果
→名称ターン1がないカードは複数回発動できますね!これを活かして日本選手権でも竜剣士が暴れていたのは記憶に新しい
⑸「このターンリンク素材にできない」などの誓約をすり抜ける効果
→《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚したターンにリンク素材にできたり(こちらも日本選手権でもやってましたね)
⑹エクシーズモンスターのX素材を除去する効果
→裏を返せば《RUM-幻影騎士団ラウンチ》の補助が可能だったり
⑺場を離れたら除外されるモンスターを除去する効果
→相手の《混沌の黒魔術師》や《ゾンビ・キャリア》の除去 など
…etc
いやー、使い道たくさんあって魅力的なカードですよね〜🤭
この《世海龍ジーランティス》の効果をできる限り余す事なく使用したくなるのが我々コンボデッカーの性(さが)というものでしょう!
ではレシピ見ていきましょう(^^)
2.デッキレシピ
3.やりたいこと
●相手モンスターの全バウンス
《世海龍ジーランティス》が相手モンスターを裏側で戻すこともできる点を利用して《バイサー・ショック》を狙っていきます
《世海龍ジーランティス》で相手モンスターを裏守備に変更すると同時に《バイサー・ショック》の効果発動!
相手の裏側にしたモンスターを全てバウンス!といった流れです
●ジーランティスの出し方
《世海龍ジーランティス》は《鎖龍蛇-スカルデット》1体からリンク召喚していきます
4種類のモンスターを並べて…
4枚ドローで手札の質を高めて…
手札から好きなモンスターを特殊召喚したのち《世海龍ジーランティス》に変身すると!
3-1.自分ターンの主な動き
●4素材スカルデットを作る
《召喚僧サモンプリースト》《共振虫》《クローラー・ソゥマ》これらのモンスターを初動として4素材《鎖龍蛇-スカルデット》を作っていきます
《召喚僧サモンプリースト》からスタートした場合は《鎖龍蛇ースカルデット》だけでなく《レスキューフェレット》まで確定で出すことができます
手札入れ替えで《召喚僧サモンプリースト》や《レスキューフェレット》が引ければ上振れパターンへ、引けなくても展開できる!ということです
リクルートするのは《共振虫》
2体を素材に《憑依覚醒ーデーモン・リーパー》をデッキから特殊召喚
《共振虫》の効果で《クローラー・ソゥマ》をサーチします
3素材も稼げるスゴイヤツ!
《憑依覚醒ーデーモン・リーパー》で《召喚僧サモンプリースト》蘇生し、それを裏にして《クローラー・ソゥマ》を出せば《世海龍ジーランティス》で《召喚僧サモンプリースト》をリセットして再び効果を使えるってわけ!
●憑依連携の確保
《憑依覚醒ーデーモン・リーパー》で《憑依連携》をサーチしておくことで相手ターンの妨害手段も確保できます
ちなみに《クローラー・ソゥマ》や《共振虫》初動でもクローラー2体で《No.29 マネキンキャット》をエクシーズして《召喚僧サモンプリースト》を経由した場合も《鎖龍蛇ースカルデット》+《レスキューフェレット》が確定になります
●バイサーショックの出し方
《鎖龍蛇ースカルデット》を出したあとは直接《バイサー・ショック》を出してもいいのですが狙い目はこちら↓
《バイサー・ショック》は☆5なので、追加で☆1のモンスターを1体並べることができます
もちろん《召喚僧サモンプリースト》経由で出してもいいです
《世海龍ジーランティス》でリセットしてあげることで効果も使えます!
呼び出したい☆1モンスターはこちら↓
だいたい隣に《召喚僧サモンプリースト》がいるのでサーチするのはこちら↓
後述しますが、次の自分のターンが回ってくる時には初動札が再び手札にある状態になるよう組みましたので、デッキ内のリソース回復手段として《究極封印神エクゾディオス》を採用しました
盤面を返しきられた場合に使用します
●スカルデットでフェレットを出力できるパターン
上記は手札交換や竹光のドロー加速で《召喚僧サモンプリースト》or《レスキューフェレット》を引きこめていた場合です
《世海龍ジーランティス》の効果を《レスキューフェレット》使用後まで温存できるので《バイサー・ショック》の効果を発動できます
●フェレットを出力できないパターン
こちらのパターンでは《バイサー・ショック》の効果こそ使えませんが《レスキューフェレット》によるリクルートでリンク数を伸ばして戦うことが可能です
●全バウンスが決まったら
さて、サーチが済んだ《妖醒龍ラルバウール》は《サクリファイス・アニマ》に変換して《バイサー・ショック》でリンクモンスターを吸収してしまいましょう!
リンクモンスターは裏守備にできないのでバウンスはできないですが《世海龍ジーランティス》の効果で除外したあと《サクリファイス・アニマ》で吸収できる場所に置いておくことで1体は処理できます
《世海龍ジーランティス》で効果がリセットされている《召喚僧サモンプリースト》の効果で《白の聖女エクレシア》(守備力1500の魔法使い族、☆4チューナー)をリクルートし、《憑依覚醒ーデーモン・リーパー》でサーチしておいた《憑依連携》の蘇生先を確保します
チューナーなので《バイサー・ショック》と合わせて《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》をシンクロ召喚!
墓地から装備魔法を装備できるので、コストで捨てられる魔法カードにも役割を持たせることができます
また、《ユニオン・キャリアー》で《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》に《共振虫》を装備することで次のターン用の《クローラー・ソゥマ》も確保することができます
《ユニオン・キャリアー》は《世海龍ジーランティス》の横に出して相互リンクにしておくことでお互いのバトルフェイズにフィールドのカードを2枚まで破壊できます
下の図のような盤面の出来上がりです
3-2.相手ターンの主な動き
●憑依連携からミラジェイドまでの流れ
まずは《憑依連携》によって対象を取らない破壊を1発
蘇生した《白の聖女エクレシア》の効果で《アルバスの落胤》をリクルート
アナタとワタシで融合召喚!
やあ(^^)
《氷剣竜ミラジェイド》で圧力をかけ《深淵竜アルバ・レナトゥス》を墓地に送ることでエンドフェイズに 融合 関連のカードをサーチします
《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》による妨害もあるのでかなり手厚い動きではないでしょうか
●次の自分のターンに備える
エンドフェイズには《白の聖女エクレシア》と《錬装融合》が手札に加わり、既に手札にある《究極封印神エクゾディオス》と《クローラー・ソゥマ》も合わせて盤石の状態で自分のターンを迎えられるはずです
●自分のターンまで返ってきたら
《究極封印神エクゾディオス》で墓地のモンスターを全てデッキに戻します
初動札は確保できていますので、あとは初ターンと同様に4素材《鎖龍蛇-スカルデット》→《バイサー・ショック》→《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》と展開し《憑依連携》をセットして《氷剣竜ミラジェイド》をチラつかせるという1ターン目と全く同じ展開をしていきます
4.その他のカードの役割
「壊獣カード」
相手の場に出しても《世海龍ジーランティス》を使うと自分の場に戻ってきます
更に壊獣を裏で戻せば《バイサー・ショック》でバウンスして再利用もできます
《共振虫》でサーチできる《粘糸壊獣クモグス》と《妖醒龍ラルバウール》(闇・悪魔族を対象)でサーチできる《多次元壊獣ラディアン》の2枚と《妨げられた壊獣の眠り》1枚の計3枚という最小枚数での出張です
デッキに戻す手段のあるこのデッキではこの枚数が使い勝手よかったです
《精神操作》
《クローラー・ソゥマ》の裏側にする対象を相手から確保します
裏守備のモンスターをパクって表にして各種素材に使うこともできます
《鎖龍蛇-スカルデット》の素材役としても優秀です
それから、魔法カード全体に言えることなんですが《召喚僧サモンプリースト》を引けたのに魔法がない!なんて状況にならないようこのデッキでは魔法カードの比率を増やしています
全ての魔法カードに「コスト」という裏の仕事があるわけです
「竹光」カード
手札コストの傘増しやドロー加速が主な仕事
直接攻撃できる効果もありますが、相手の盤面をかなり荒らすデッキなので攻撃する頃には勝手に直接攻撃になっていることも多いです
《トライゲート・ウィザード》
裏のエース
相互リンクを簡単に作れるこのデッキにおける使い勝手の良さはピカイチでした
戦闘ダメージ倍になるので相手の低攻撃力のモンスターを《世海龍ジーランティス》や《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》で攻撃表示にして大ダメージを叩き込みます
「憑依リンクモンスター」
《憑依覚醒》の対象となることや高リンクモンスターに繋ぎやすいことが採用理由です
《憑依覚醒》自体サーチが効きますし、霊使いたちもエクストラから出てくるモンスターなのでドロー加速を戦略として計算しやすいです
ちなみに《崔嵬の地霊使いアウス》は《憑依覚醒ーデーモン・リーパー》の魔法使い族の素材としては使えますが、地属性としては使えません
☆4以下の地属性を素材指定しているからですね〜
惜しい。。。
《バトルフェーダー》
《世海龍ジーランティス》で裏守備にして《バイサー・ショック》でバウンスすることで擬似サーチができたり《妖醒龍ラルバウール》で《バイサー・ショック》対象にとってサーチできたり
一応、初動で引いたときに1ターン凌いで《クローラー・ソゥマ》の対象にとる用のモンスターとしての採用ですが…
劣勢で引いたことがないので使い勝手不明のままのお試し枠です(笑)
5.終わりに
さて、デッキ紹介は以上となりますがいかがでしたでしょうか?
リソースが途切れないデッキ作りは普段から意識する部分ではあるんですが、今回のように「デッキをリセットして1ターン目と同じ動きをする」といったやり方は今回初めて取り入れました
サイクルギミックではないので2周目までで決着をつける必要がありますが、戦略が新鮮で使っていて楽しいデッキになりました(^^)
サモプリでスカルデット+フェレットが確定になる動きやジーランティスで壊獣のコントロールを戻す動きなんかは出張要素として使えるギミックでもあるかと思います!
この記事を読んだ日本各地のビルダーさんにとって少しでも刺激になれば幸いです(((o(*゚▽゚*)o)))
それではまた次回のデッキ紹介でお会いしましょう
(半年に1本くらいは記事だしたい。がんばる。)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
-らいとの独り言-
最後の最後にこのデッキ作るにあたっての葛藤を記します
読み飛ばしてもらってバーリバーリOKです🙆♀️
このデッキ、相手の妨害札を精神操作や壊獣で潰したあと動き出すので比較的よくコンボは決まります
コンボの中でサーチしたエグゾディオスを即召喚してリンク素材にするなり、ブレイバードラゴンの装備カードを火力アップ系に変えるだけでワンキルもできてしまうデッキではあるけど、せっかく相手ターンのミラジェイドや次の自分のターンの初動札を確保できるのに1ターンで決着目指すのはどうなの?ってことで初ターンは総攻撃しても7000ダメージになるよう調整しました
もちろん調整してる感がでない形に纏めたつもりではいます
このあたりカジュアルデッキとしての着地点の難しさが浮き彫りになったなぁと感じましたね
気に入っているので悩んではいませんがね!
たぶん共感する人いるだろうなぁ 以上です!!
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