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【2024年9月】ウィーンのオペラ・ハウスの立ち見席がオンラインで予約できるようになっていた件

はじめに

スウェーデンに留学中で、先日ブラチスラヴァとウィーンへの旅行をし、最終日に立ち見席でオペラ(ドン・カルロ)を見てきた際に、立ち見席の予約情報に関して日本語で正確な情報があまり見当たらなかったので誰かの参考になればと思いメモを残しておこうと思います。

オペラ・ハウスについて

ウィーンのオペラ・ハウス(WIENER STAATSOPER)では数多くの演目をやっており、旅行中でも見る機会が多くあるのが非常に良いと思います。実際、今回の旅行でも丁度、ドン・カルロの公演がありぜひとも見たいと思いましたが、すでに完売していたため当日発売の立ち見席を取ることにしました。

通常のオペラ・ハウスの公演の予約の仕方自体は調べれば色々出てきますので、比較的簡単に公式ウェブサイトから購入することができます。当日どうしても見たいけど立ち見席は嫌だって人はオペラ・ハウスの周りでチケットを販売していたりしますが、おそらく通常より高い値段を支払わないとだめだと思います…

立ち見席を確保しよう!

立ち見席を見ようと決めたら、立ち見席を確保する必要があります。しかし、ネットの記事や古い情報を見ると現在は状況が大きく変わっているため以下の立ち見席に関しての公式ウェブサイトのQ/Aを参照することをおすすめします。

https://wiener-staatsoper.zendesk.com/hc/en-gb/articles/360018605378-Standing-room-space

ここからはほとんど上記の説明を体験談を交えて書くことになるため、英語で問題ない方は上記を見てもらうのが正確かと思います。

立ち見席の値段

まずは、気になる立ち見席の値段から.古い記事をみると4ユーロや,3ユーロなど破格の値段が書かれていることがありますが、今は13ユーロから18ユーロの席が用意されています。

  • Standing room ground floor 18€

  • Standing room gallery 15€

  • Standing room balcony 13€

今回私が購入したのはStanding room ground floor 18€で一番高い席になりますが、以下のようにステージに対して真正面に位置する最高のロケーションであり、その価値はあるかと思います。

立ち見席の様子

立ち見席はオンライン予約可能!

インターネットを見ると立ち見席の確保には当日オペラ・ハウスの横に並ぶ必要があり、確保できるかも明確でないなど少しハードルが高く感じると思います。しかしながら、公式サイトを見ると公演当日の朝10:00から予約できると書かれており、実際今回購入して見ることができました。

また、予約の際には立ち見席のどの位置かまで予約するので予約さえできてしまえばいい席を取るために早く行くといったこともする必要がありません。普通の座席と同じようなシステムになっていました。

注意点.1 購入サイトが以下のwebshop

演目の詳細が書かれているサイトにあるTICKETSのボタンがSOLD OUTになっていたものが、てっきり10時になったらまたTICKETSに切り替わるものだと思っていたらすぐには切り替わらなかったというトラップがありました。予約はすぐに埋まるので上記のwebshopに直接アクセスしたほうが良いと思います

公式サイトより

注意点.2 事前にログインしておこう

自分が購入しようとしたときは、ログインせずに席を選択して購入時にログインすることになるかとおもっていたら、ログインしていないと購入ページまで上手く飛んでくれませんでした。ここらへんの仕様でつまずくのはもったいないので事前にアカウントにログインしておくのが無難かと思います。

注意点.3 端の席は少しだけ見づらい

Standing room ground floor の席の話にはなりますが、端の席はすこしだけ見づらそうだと感じました。とはいえ自分は端から2番目でしたが十分全体が見えたのでそこまで見づらすぎるというわけでもないかと思います。

オペラ・ハウス現地分の立ち見席も確保されている

立ち見席の購入待機列

公式サイトによると公演の80分前から発売が開始される分の座席も確保されているとのことなので、オンラインで予約ができなかった人は今まで通り早めに並んで席を確保することができます。自分がいった日も少し列ができており、オペラ鑑賞の人気の高さが伺えました。

最後に

簡単ではありますが、今回ウィーンのオペラハウスで立ち見席を予約して非常に良い経験となったので、このnoteがこれからウィーンのオペラを安く楽しみたいという方のお役にたてればと思います。

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