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劇と本

先日高城レニさん主演『最高の家出』という舞台を観てきました。
劇の内容は割愛しますが、出てくるキャラクターの1人が舞台上でセリフを言うことはできるけど、普段は喋れないという人でした。周りの人はそんな彼をシャイだと評価して代わりに話していたんです。でも実はそうじゃないことが発覚。彼は“俺はシャイじゃねぇ!” “言葉を奪ってたのはお前だ!”っていう感じのセリフを言ってたんです。

ちょうど私『注文に時間がかかるカフェ』大平一枝著を読んでる所だして。吃音で接客を諦めてた若者たちがカフェをやることによってそれぞれが成長していくという内容の本なんです。
そこで吃音にもいろいろな症状があって、察して話をして欲しい人、言葉が出るのを待って欲しい人、それぞれが異なっているということでした。

劇中の彼はまさに言葉が出るのを待って欲しい人人だったんじゃないかな?って本と劇がリンクしたんです!

根っこの部分では私が気になっていることはいつでも変わらないんだなぁと感じた出来事でした!

                   byナノハナ


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