トルコの秘境へ!未知なる遺跡アディヤマン
旅の始まり
2024年9月
ゴォーッという飛行機のエンジン音が耳に響く中、僕はワクワクした気持ちを抑えきれずにいた。
イスタンブールからアディヤマンへ。アディヤマンとは人の名前ではない。トルコの南東にありシリアに近い小さな街である。
グーグルで調べてもほとんど情報のないような場所へ、男1人旅の始まりだ。
イスタンブールからアディヤマンの搭乗口に並ぶと、周りの視線がジロジロと。アディヤマンと言う街には日本人どころか、アジア人も行かないような場所だということが着く前にわかる。
「僕だけ外国人だなーそのほかはみんなトルコ人」と、その状況がおもしろく思わず笑みがこぼれる。
機内に入ると、隣席の男性がニコッと微笑んでくれた。その瞬間、不安な気持ちが溶けていく。「よし、この旅は絶対に面白くなるぞ!」
今回のアディヤマンの旅はほぼノープラン。前情報もなく、何があるのかほぼ知らない。
ただ、胸の中でドキドキと鼓動が高鳴るばかり。「未知の冒険」という言葉が、こんなにもぴったりくる経験は久しぶりだ。
これこそがバックパッカーである。
アディヤマン到着
アディヤマン空港に降り立つと、そこはまさに「何もない」そのもの。タクシー乗り場?空港なのに人が少ない。さっき一緒に飛んできた乗客と迎えにきている人ぐらいだ。
「さて、どうする?」空港からホテルまでの移動手段も調べていない。
一瞬たじろぐも、行動するしかない。
「よっしゃ、行くぞ!」
覚えたばかりの片言のトルコ語を武器に、通りすがりの人々に話しかける。すると、わかってくれたようでがミニバンを指差した。
運転手に「アディヤマン!」と叫ぶと、ニヤリと笑って乗れと合図。
行き先も料金も分からぬまま、飛び乗った瞬間、まるで映画の主人公になったような高揚感!
これからどんなドラマがあるのだろうと。
ガタガタと揺れるミニバンの中、窓の外には見たこともない風景が広がる。日本じゃ絶対見れない風景が続く。
道路は舗装されていて大丈夫、禿げた山々、そして暑い。イスタンブールは少し寒かったがここは夏に逆戻り。
バスが10分〜15分ほど走ると、急に止まり2人降りて行った。
またその後少し走り1人降りていく。
あ!このバスはテキトーに下ろしていくパターンか!
僕はバスの中にいた料金を回収した男性にホテルの住所を指した。OKと一言
それから3分走るとここだと、ホテルの前で降ろされた。
ホテル到着
ホテル前で降りてホテルに向かって歩いていく
?
なんだ?このホテル?、、、、
「うわぁー」と思わず声を上げてしまった。
「えっ、ここ?マジで?」一瞬、廃墟かと思ったその建物の入り口。その横の扉も開けても廃墟。建物はしっかりしているが、半開きの隙間から見えるのは中はスケルトン状態でした。
「やられた!」この地域は2023年2月に大きな地震があった街
その地震の影響で廃業したのかと頭をよぎりました!
予約サイトで予約していたので、返金されるのかな?と気になったものの、これが旅。
今日の宿を探そうと開き直りが早かった。
今の時代携帯があればなんとかなる。
とりあえず、そのホテルの周りをぐるりとしてみた。
笑ってしまった。
裏に回ると立派なエントランスが
「やられた〜!」と笑いながらフロントに向かう。
ネムルト山ツアーの詳細
チェックイン後、さっそく明日の冒険の準備。
今回アディヤマンという田舎にきた理由は、ネムルト山と世界遺産をみたかったからだ
それで調べても、行き方がない。日本語での情報がない。
それでとりあえず行ったらなんとかなるだろうと思い来た。
幸いにもホテルのフロントの方が英語が話せる。
ちょうどチェックインの時間だったので、一度部屋に行って少し休憩してから戻ってきて!とのことだったのでそれに従うことに。
次回は、
ツアーを探して現地の旅行会社へ突撃▶︎▶︎▶︎
この旅、まだ始まったばかり。
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