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NOMAyado column

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兵庫県と徳島県、4年間の2拠点生活を経て、2022年1月から始まった宿プロジェクト。思いをカタチにしていく中で、何を考え、心がどう反応したのか、ありのままの記録と、宿をやっていく… もっと読む
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2024年2月の記事一覧

鳴門に春を告げる、新ワカメの水揚げだ!

もうすぐ2月も終わり。 この間お正月だった気がするけど、月日の経つのは早いもの。 1月・2月限定で始めたNOMAyado体験キャンペーン。初めての方に限りお得に泊まれるキャンペーンなのだが、終了間際になって駆け込みで問い合わせをたくさん頂いています。満室で断るなんてGWや阿波踊りぶりのこと。ありがたいことだけど、みんな遅いよ〜。もっと早く気づいてもらえてたら、幾らでも空いてたのに。 少し寒さも緩んで、どこかに出かけたいモードになったということなのか・・・ それとも、どこか

パラレルワーカーという、パラレルワールド!?

昨年3月のNOMAyadoプレオープンから数えて、早いものでもうすぐ1年になる。 宿主としての業務にもようやく慣れてきたこともあり、昨年秋には「泊まるだけじゃないNOMAyado」と銘打って、宿泊される他府県の方だけで無く、地元の方々にも訪れて頂けるイベントを開催することもできた。 一方でこの1年、従来の映像ディレクターとしての仕事も粛々と続けてきた。宿を始めると言うのも初めての経験だが、同時に全く違う2つの仕事を遂行するというのも初めての経験。 こうした2足のわらじ的

味変を楽しむ

徳島と兵庫の2拠点生活を始めて、早7年目に突入した。 2拠点をしているからこそ分かることだが、徳島産の魚も肉も野菜もクオリティが抜群。しかも新鮮で安い、兵庫で魚は食べなくなったし、野菜も正直食べたく無い だから、鳴門から帰る時は、新鮮な地場野菜や果物、肉や魚なんかもしこたま仕入れて帰る。先日も帰って、もつ鍋をしようと思いつき、いつも行く鳴門の精肉店でミノやらテッチャンやらを仕入れ、新鮮な春キャベツやニラも買い込んで帰った。 もつ鍋は何と言ってもスープが命。圧力鍋でもつを

哀れなるものたち

今年に入ってまだ1ヶ月だというのに、何かと心乱される話題が多い。 地震の際には、人の善意に付け込んで再生回数稼ぎのフェイクニュースが横行したり、売れたら勝ちとばかりに週刊誌が暴走、真偽もまだ分からないというのに人が次々と抹殺されていき、TVがそれを煽る。SNSでは正義を振りかざした毒が次々と撒き散らかされ、際限なく拡がって誰も止められないという有り様。 じゃあ、TVもSNSも見なきゃいいじゃんということなのだが、ジムや食堂、サウナの中にもTVはあるし、目に入るとつい気にな