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NOMAyado column

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兵庫県と徳島県、4年間の2拠点生活を経て、2022年1月から始まった宿プロジェクト。思いをカタチにしていく中で、何を考え、心がどう反応したのか、ありのままの記録と、宿をやっていく… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

奇跡なんかじゃ無い (徳島宿プロジェクト)

こっそりと始まった感があるワールドカップ。 コロナの時代を経て、ワールドカップの熱狂はすっかり骨抜きにされたのか!? そんな気持ちでテレビをつけると、そこにはマスク姿の人など見当たらず、絶叫するサポーターと闘志むき出しの選手が織りなす熱狂が、以前の大会と何ひとつ変わること無くスタジアムに渦巻いていた。 コレ、コレ、この感じ、テンション上がってきた! 正真正銘、本物のワールドカップが始まってるやん。 あれ・・・盛り上がってないのは、ひょっとして日本だけ!?。 そんなムー

宿の名前は「NOMAYADO」になりました  (徳島宿プロジェクト)

「NOMAYADO」という名前は、かつて10年に渡って営んでいたギャラリーの名称「NOMA」に由来しています。当時「NOMA」で行われるイベントには、それぞれ思いを込めて個別の愛称とロゴを用意していました。 例えば、クリエイター作品の展示販売イベントは「NOMAMISE」、 ライブイベントは「NOMAOTO」、サロンイベントは「NOMAYORU」など。 その流れで行くと、宿をやるのだから「NOMAYADO」か・・・。 遊牧民を意味する言葉「ノマド」を連想させるし、「大人の

まずはカラダをリセット (徳島宿プロジェクト)

今年5月、改装工事が始まるまでと気軽に始めた倉庫暮らし。 しかし、気が付けば季節は春から秋へと移り、はや6ヶ月が経過していた。 その間、自炊もままならず、網戸もエアコンも無いまま猛暑の夏を過ごした。 過酷な生活環境や外食ばかりで乱れた食生活、サーフィンでカラダを動かしていたとは言え、徐々に体重は増え、血圧も上昇、冷えのせいか腰痛も出始めた。 倉庫も開け渡し工事も始まったことだし、宿の開業準備が本格化する前にカラダのメンテナンスをしっかりしておこうと考え、まずは腰痛からとお

いちばん怖いこと (徳島宿プロジェクト)

敬愛する歌人・穂村弘さんのエッセイ本「鳥肌が」を読んでいる。 日常の中に潜む、よく考えるとちょっと怖いなというような出来事を独自の目線で拾い上げていて、なかなか面白い。 たとえば、コンビニで手に取ったものをひっくり返すと、ずらっと並んだ原材料の名前が単純におそろしいとか。(カラギーナン、ソルビン酸K、アゾ色素・・・) 食品に関する知識があまり無いので、カラダに悪いのかどうかの判断はつかないが 見ているだけで恐ろしくなるという気持ちは分かる(笑) やっぱり一般的に怖いとなる