ダンサーのキャリアって?

こんにちは、大志です。

スポーツ心理学の講義で教わった話ですが、人は誰かから応援されれば、自分の限界を
超えることができるそうです。
ダンスには人の心を動かし、励まし、
勇気づけ、楽しませ、笑顔にさせる力が
あります。本当に素晴らしいと思います。
ただ、日本ではまだまだダンサーの仕事が
安定していなくて、有名なテーマパークの
ダンサーでもその仕事だけで充分生活して
いける人ばかりではないと聞いています。
そのうえ大きな怪我をしてしまえば、
すぐに仕事を失ってしまうようなことも
普通にあるそうです。ダンサーを目指している学生に、将来少しでも役に立つようなことを
伝えたいな、と思っていました。

一般社団法人ダンサーズ・キャリア・サポートという団体があります。

日本ではあまり恵まれているとはいえない
ダンサーの生涯に渡るキャリアについて、
さまざまな企業や団体とつながりながら
現状を改善したいと尽力されている団体です。その団体の方から今回お話を聞かせて
頂きました。

ダンサーには必ずキャリアの転機
(トランジション)がある。「自分らしく生きる」ということを念頭に置いて、常に複数の選択肢を用意しておけるとよい。テーマパークでの仕事は日によって出演の時間が変わるので、仕事の時間が不規則になる。慣れるまで大変だが時間の使い方について若いうちから意識をしておいた方がよい。ダンスに関わる
こと、それ以外でも「好き」と思えることがあれば(演技や歌がうまい、MCができる、
など)、そこにも力を注ぐとそのダンサーにとってのプラスアルファの要素になり、
さらなる個性を発揮することにつながる。

実際に現役でテーマパークで活躍されている
ダンサーの方にもお話を伺うことができ、
聞いている学生も興味津々の様子でした。
特に今の学生は高校時代にコロナ禍の直撃を受けているので、学校の外の大人と関わる
経験が少ない子が多く、こういう機会は
もっと作った方がいいなと思いました。
ひとつの出会いで人生なんてコロッと
変わります。

今度はどんな出会いを作ろうか。
今からワクワクしています。