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セミナーアーカイブ:『クライアントと共創するロゴデザインのプロセス』

でざいん姉さん」として活動されている佐野 五月さんをお迎えし、クライアントと一緒に作り上げ育てていくロゴデザイン制作についてお話しいただきました。

セッション内容

数千円から数百万円まで4桁以上の開きがあるロゴの制作費。その違いはどこにあるのでしょうか?

世の中にさまざまなサービスが登場して手軽にロゴを受発注したり、気軽にコンペに参加できるようになりました。また、制作全般で短期間での納品が求められる時代です。しかし、ロゴに関しては「じっくり時間をかけ、クライアントとコミュニケーションを密にとりながら一緒に作り上げていく」ことが最適解であり、その結果、長く愛されながら使われることはもちろん、販売やブランディングなどの効果が出ると私は信じています。

「それっぽいロゴ」は手軽に制作できますが、要件やオリエンテーションには出てこない理念やコンセプトなど、企業や商品のあり方、進んでいく方向などをロゴ作りを通して深掘りすることが大切なのです。

会社員時代から現在までロゴデザインの実案件は100件を越えますが、一環して大切にしてきたことは「共創」、つまり、クライアントと一緒に作り上げ育てていくことです。

本セミナーでは、クライアントとコミュニケーションを密にとりながら一緒にロゴを作り上げていく課程を中心に解説します。

  • クライアントにどんな質問をして、何を一緒に考えるのか

  • どのような流れで進めていくのか

ロゴ制作されている(していきたい)方には、次のようなヒントが見つかります。

  • ロゴデザインに苦手意識がある

  • どう進めてよいかわからない

  • どう提案してよいかわからない

  • クライアントの希望に添ったものを制作したい

最終的なアウトプットとしてのロゴの完成形は、まとまった書籍として多数出版されていますし、ウェブで検索しても出てきます。一方、実案件を例に、依頼から納品までの“泥臭い”プロセスを紹介されることは少なく、発注側やディレクションを行う方にも貴重な機会になるでしょう。

失敗談を含め、20年を超えるキャリアの中での知見を惜しみなくお話しします!

出演:佐野 五月さん

アートディレクター/グラフィック・エディトリアルデザイナー

irohazum代表

1980年長崎県佐世保市生まれ。福岡市在住。2008年に独立。デザイナー歴21年目。

印刷会社を中心にデザイナー、ディレクターを兼任し、受注から納品に至るまでトータルに幅広く経験。

グラフィック、パッケージ、DTPなど様々なクリエイティブに携わる。現在はブランディングや書籍デザインを中心に活動し実案件のロゴデザインは100件以上。

会社員時代よりクライアントの声を直接聞いてデザインし納品してきた経験から、二人三脚で進め、クライアントにとってベストなものを納品することをモットーとしている。

独立後はデザイン業の傍ら専門学校で講師を勤め、オンラインコミュニティでデザインフィードバックや若手デザイナーからの相談を受けている。

SNSでは「でざいん姉さん」の名前で活動中。

ツイートまとめ

ツイートはTogetterにまとめました。

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  • 各セッションごとに動画を切り出しています。セッション前後の雑談や「椅子ヨガ」はカットされていることがあります。

  • 開催前であれば、Doorkeeperの「アーカイブ視聴チケット」の方が少しお安くなっています。

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