角が丸いカギ括弧

上司ニシグチさんの単著で『赤ペン添削でわかりやすい！選ばれるデザイナーへの道』が刊行されました。

赤ペン添削でわかりやすい！選ばれるデザイナーへの道

「1年かかった」とのことですが、非常に丁寧に準備された印象。

完成作例数は150点以上となってますが、1つの作例を3ステップで展開しているので、実際には見えないところで250回以上の赤ペン添削をしていました🤣

お見せするつもりで書いていないので結構汚いですが、こんな生々しい感じで実際に添削をおこなっていました📝このリアリティーを本書に反映してます📘 https://t.co/WX2UdkEsAl pic.twitter.com/P1apcTooaY

— 上司ニシグチ📘2/25に赤ペン添削の本を出版したよ！ (@joshinishiguchi) February 27, 2022

実は、本書に色々な仕掛けを仕込んでいます📘

カバーデザイン（左）ですが、本書の帯を外すと（右）デザインが採用されるまでの長い道のりが表れます🛣️

表向きにはなかなか見えない部分でもあるし、伝わらないものですよね…というデザイナーの切なさを表現しています😂https://t.co/xl81IzuK9c https://t.co/WX2UdkEsAl pic.twitter.com/iy9IY1GOwf

— 上司ニシグチ📘2/25に赤ペン添削の本を出版したよ！ (@joshinishiguchi) February 27, 2022

「デザインを学びたい方はもちろんですが、次のような方にもオススメです。自分自身、少しずつ真剣に読み進めています。

• フィードバックする側

• デザインの言語化を課題にしている方

• ステップアップしたい方

赤ペン添削でわかりやすい!選ばれるデザイナーへの道

さて、この中で見かけた「角が丸いカギ括弧」が気になりまして、IllustratorやInDesignの実装について考えてみました。

ところがこのやり方だと、フォント変更の際に、位置調整が必要になってしまいます。そこで、［変形］効果でひと手間加えるとよさそう。

• 拡大縮小の垂直方向を0%に

• 変形の基準点を上に

なお、ポイントとして［パスのアウトライン］効果はかけていません。

まとめると

オープンパス化

ハンドリングしやすいようにオープン化しておくとよいでしょう。

InDesignなら

InDesignなら「段落の囲み罫」で実装します。

上下のパスのオフセットの値＝ （フレームの高さ-文字サイズ）÷2

ダウンロード

Illustratorファイルを修正しました（2023年1月22日）。