デスクトップの整理整頓問題

「デスクトップが汚い…」という方に活用いただきたいのは、Finderの〈スタック〉機能です。

デフォルトでは「種類」ですが、日付やタグでまとめることもできます。

そもそも「デスクトップを使う」ことは避けたい

私自身はセミナーのデモ以外ではデスクトップを一切使わない派です。デスクトップを使用しない理由はいくつかあります。

• 所定の場所に置かないと、後でファイルを移動したときにリンク切れが起きる

• デスクトップにファイルをたくさん置くと重くなる（迷信かもしれません…）

• ある時期、Dropboxの管理下でなかった（今は設定によって管理できます）。

macOSを使う上で必須のユーティリティ「Default Folder X」を使うことで、次のフォルダーへのアクセスが容易になります。

• 最近使ったフォルダー

• Finderで開いているフォルダー

• お気に入りに登録したフォルダー

現在、進行中の案件フォルダーはサイドバーに登録しておくとよいでしょう。これらを徹底し、「とりあえずデスクトップに置く」ことから卒業したいものです。

デスクトップのファイルを定期的に待避させる

Cleanという無料のユーティリティを入れておくと、毎日／毎週／毎月などの間隔で定期的に指定フォルダーにファイルやフォルダーを移動してくれます。

‎Clean

定期的にデスクトップのファイルを待避（移動）してくれるユーティリティ（Clean）｜DTP Transit

「デスクトップを使うことをやめようかな…」と思っている方は、トレーニングの一環として入れてみるとよいかもです。

そいうは言ってもわからなくはない「デスクトップを使う」意味

デスクトップは唯一、ファイルやフォルダの位置情報を記憶できます。
それはそれで、デザイナー脳にはやさしいんですよね…

デスクトップという名称

IllustratorやPhotoshopにはiPad版が出たため、PC版のIllustratorやPhotoshopは「デスクトップ版」と呼ばれるようになりました。

パソコンは物理的な「デスクトップ」だけでなく、ラップトップ（膝の上）などにも置かれます。一方、この記事で使っている「デスクトップ」は概念としての場所です。

これを混同することに違和感を覚えます。