角度を保持したままパスを伸ばす

「角度を保持したままパスを伸ばす」というか、延長したいことってありますよね。改めて、やり方をまとめてみました。

スマートガイド：線の延長

「線の延長」が表示されることを確認しつつ［ダイレクト選択ツール］でドラッグします。

ドラッグ時に「線の延長」というヒントが出るようになったのは2015年のIllustrator CC 2015.2（19.2）から。同じタイミングで実装された〈間隔ガイド〉も重宝します。

細かすぎて伝わらないIllustratorの小技（8）進化したスマートガイド｜DTP Transit

スマートガイドは、不要なときにはサクっとオフに。

Aのスマートガイド（⌘+U）は適宜使うと便利ですよね。

— higutomo (@higutomo3) June 28, 2021

個別のアンカーポイントを選択して、［自由変形ツール］で変形

そういえば、そんなツールあったっけ？って感じの［自由変形ツール］。

shiftキーを押しながらバウンディングボックスで変形

なにげにバウンディングボックスでも可能ですが、「このアンカーポイントだけ伸ばす」ことができません。

拡大・縮小ツールを使う

はらださんからコメントいただきました！

個別のアンカーポイントを選択して、拡大縮小ツールで基準点をOption+クリック、とか。 https://t.co/Ba3ab1rLLQ

— はらだよしのり (@yoshi_h21) June 27, 2021

まず、伸ばしたいアンカーポイントを選択。

［拡大・縮小ツール］を選択し、基準になる点をoptionキー（Altキー）+クリック。

ダイアログボックスが表示されたら、値を設定。

ぶっとんだやり方

さらにさらに、三階ラボの宮澤さんから、ぶっとんだやり方が!!!

すごい！と思う反面、アンカーポイントがひとつ残ってしまうのが難点です。

ぼくがよくやる方法は、
適当な場所にアンカーポイントAを追加 → Aを端のアンカーポイントBへスナップ移動 → 適当に繰り返し → アンカーポイントBを削除
ってな感じです。 https://t.co/Y3RSZoAvIu pic.twitter.com/DrsmDTfEk1

— 宮澤聖二｜三階ラボ (@onthehead) June 27, 2021