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Illustratorはもちろん、PhotoshopやInDesignでもグラフを作成できる「FF Chartwell」フォント

FF Chartwellというフォントを使うと、OpenTypeフォントのオプションでグラフ化できます。要は合字の発展系ですね。

ユニークなのは、末尾に「+f」「+G」のように付けると、ドーナツグラフの穴部分の大きさを調整できること。

Illustratorなら標準のグラフ機能を使えばよいのですが、InDesignやPhotoshopで使い道がありそう。

円グラフのほか、棒グラフやレーダーチャートにも対応。

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開発秘話

アニュアルレポート(年次報告書)でむっちゃグラフを作るのに嫌気が差して開発したそうです。

Illustratorには標準でグラフ機能がありますが、ドキュメント内に複数作ると重くなったり、落ちたり、二度と開けなくなることがあります… (最初に実装されてから手が入っていない古い機能のせいかも)


フォントの入手に関して

「全部買った方がいい?」というコメントをいただきました。

Pies(円グラフ)、Bars Vertical(縦の棒グラフ)のみでよさそうに思います。

なお、MyFontsでも扱われています。


使い方のPDF

こちらから使い方のPDFをダウンロードできます。

FF Chartwell 2.0 User Manual_ページ_04

FF Chartwell 2.0 User Manual_ページ_06


ちょっと面倒な円グラフの扱い

円グラフを構成する数字の合計が100になっている必要があります。
これ、ちょっと面倒いですよね…

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そこで次のようなGoogle スプレッドシートを作成しています。黄色いセルのみに入力すれば、22行目にPie Chartで利用する式を得られます。

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