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Creative Cloudの価格改定(2024年)

2024年3月5日からCreative Cloudが価格改定されると発表されています。
個人版、年間プラン、月々払いの場合、月額 6,480円から1,300円アップされ、7,780円になっています。

2012年の導入時は4,980円(税別)からすると、いよいよ大台が見えてきた感じです。

なお、値上げの理由としては次のように掲載されています。

Creative Cloud 個人版 コンプリートプランに、生成クレジット、Adobe Express、Adobe Firefly が追加されました。伴いまして、以下の通り価格が改定されます(価格は全て税込価格です)。

また、147円/ドルで計算すると8,818円ですので、「為替レートの変動」という意味では良心的です。

USでは2023年9月に改定されていた

実は2023年9月に価格改定がありましたが、そのタイミングでは日本がなぜか除外されていました。

追いアドビ

更新日のタイミングで新価格になるため、“追いアドビ”しておけば現在の金額のままで使えます。

オンラインコードは最長36ヶ月版まであります。

2月下旬にセールがあるハズ?

フロップデザインさんによると、例年2月20日くらいにAmazonのセールがあるとのこと。これを末のがよさそうです。

昔話

サブスクになる前を考えると、かなりリーズナブルになったともいえます。Windows/Macを意識せずにも使えますし。

「1ドル=83.48円」の時代に、こんな記事を書いていました。

アドビ令和の変

ご参考までに、当初「どのバージョンも出し入れ可能」とされていたルールが、2019年に一方的に廃止になりました(それ以降、直近の2バージョンまで)。

ちょっと怖いのは、私たちにはアドビを使わないという選択肢がないこと。「今月から2万円ね」と言われても拒否権がない。これって、よく考えなくても恐ろしい現実です。

まとめ

電気代や食品など、むちゃくちゃ値上がりしている時代。感覚のアップデートが必要そうです。

その一方、アドビは数年前から「Creativity for All」(すべての人に「つくる力」を)というメッセージを打ち出しています。

プロ向けであれば妥当ですが、そうでない方には厳しい金額です。
「全人類に使ってほしいから値下げしておくよ!」くらいの方が、「Creativity for All」というメッセージに真実味が出ます。

営利企業なので、そうもいかないでしょうけれど、「過去最高の利益」は株主でなく、利用者に還元されたらいいな〜と考えます。

Adobe Express

松野さんからコメントいただきました。

全人類が使えるようにAdobe Expressは無料ですよ!!!!!

XDしかり、おそらく数年後に「今日からは有料ね」または「無料プランでできるのはここまで」となるのが通例です…

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