見出し画像

選択したテキストをGoogle検索するKeyboard Maestroマクロ

選択したテキストをGoogle検索する場合、次のような手順を踏みます。

  1. (選択したテキストを)コピーする

  2. ブラウザーを起動する

  3. アドレスバーに(選択したテキストを)ペースト

  4. returnキーで実行

日々、頻度の高い上記の操作をKeyboard Maestroを使って簡略化しましょう。

ベストプラクティス

次のようにマクロを組みます(ダウンロードは末尾に)。

  • (選択したテキストを)コピー

  • テキストをエンコードしつつ、変数「Local__ClipData」に入れる

  • Open URLアクションの引数に変数「Local__ClipData」を設定する

  • Delete Current System Clipboardでクリップボード履歴から削除

  • テキストが選択状態でないときには実行されないようにif文を設定

変数名「Local__ClipData」

変数名に「Local」を付けておくと、変数のクリーンアップが不要になります。

  • 大文字・小文字は区別しない

  • 視覚的に見やすくするために「Local__」のように記述

「Delete Current System Clipboard」

検索後にほかのアプリなどで検索し直すことがあるので、最後の「Delete Current System Clipboard」はお好みで。

if文の意味

テキスト選択時には[編集]メニューの[コピー]を実行できます。その一方、テキストを選択時には次の図のように選択できません。

これを条件として設定します。

しかしながら、NotionやGoogle Chromeなど一部のアプリケーションでは、常に[コピー]を実行できます。

Search the Webアクション

実は[Search the Web]アクションが使えそうです。

その結果、次のようなバーが表示されます。

このバーの出現後、returnキーを押してはじめて実行されるのですが、「returnキーを押す」操作が面倒に感じます。

若干の遅延後にType the Return Keystrokeアクションを入れることで解決しそうですが、なぜかうまく実行できません…

macOSの「サービス」

macOS標準機能の〈サービス〉に「Googleで検索」があります。右クリックメニューからはいつでも実行できますが、キーボードショートカットは発動条件が難しいようです。

選択したテキストを辞書.appで検索する

macOS標準の辞書.appで選択したテキストを検索するには、システム(環境)設定でキーボードショートカットを設定するのがよさそうです。

ダウンロード 

選択したテキストをGoogle検索するKeyboard Maestroマクロです。

ここから先は

0字 / 1ファイル
月に10-20本くらいの記事を投稿しています。定期購読されると、更新のお知らせを受け取ったり、マガジン限定記事やサンプルファイルをダウンロードできます。 購読を開始した月に更新された記事から読むことができます(初月無料)。

DTP Transit 定期購読マガジン

¥100 / 月 初月無料

マガジン限定記事やサンプルファイルをダウンロードできます。

定期マガジンを購読されるとサンプルファイルをダウンロードいただけます。 https://note.com/dtp_tranist/m/mebd7eab21ea5