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ChatGPTで生成したスクリプトをIllustratorで実行するまでの手順

別の記事でChatGPTでのスクリプト生成について取り上げました。

そのスクリプトをIllustratorで実行するまでの詳細手順です。

スクリプトファイルの準備

まずはテキストファイルを用意し、拡張子をjsxに変更します。

  1. デスクトップにテキストファイルを作成する

  2. ChatGPTでスクリプトを生成し、[コピーする]をクリック

  3. テキストファイルにペースト

  4. テキストファイルの拡張子を「.jsx」に変更する

スクリプトの実行

スクリプトが動くかを検証します。

  1. Illustratorの[ファイル]メニューの[スクリプト]→[その他のスクリプト]をクリック(キーボードショートカットは⌘ + F12キー)

  2. デスクトップのJSXファイルを選択

  3. [開く]ボタンをクリックしてスクリプトを実行する

エラーが起きたとき

うまく動かない場合には、エラーメッセージをChatGPTに伝えます。

  1. エラーメッセージをスクショする

  2. ChatGPTで「次のエラーが出ました。」と入力し、スクショを添付する

  3. 生成されたスクリプトをコピーし、デスクトップのJSXファイルを置換する

  4. Illustratorでスクリプトを実行して試す

スクショを添付できないとき

  1. Finderでスクショしたファイルを選択し、スペースバーを押す(Quick Lookが開く)

  2. エラーメッセージをコピーする

  3. ChatGPTで「次のエラーが出ました。」に続けて、コピーしたエラーメッセージをペーストする

スクリプトがきちんと動く場合

ファイル名をつけ、所定の場所に移動します。

  1. ChatGPTで「このスクリプトにつけるファイル名を5つ提案してください。」とプロンプト入力する

  2. 出力された候補から選択し、デスクトップのJSXファイルのファイル名を変更する

  3. JSXファイルをドライブ内の所定の場所に移動する

JSXファイルの置き場所

Dropbox(やGoogle ドライブ)内に「ai-script」のようなフォルダーを作成し、その中に入れておきます。

スクリプトが増えてくることを想定し、あらかじめ「scale」や「path」のようにカテゴリごとにフォルダーを分けておくとよいでしょう。

Keyboard Maestroからの実行

したたか企画さんのMaestroPackスクリプトファイルを実行する Keyboard Maestro 用アクションを使ってスクリプトのパスを指定します。

こちらの記事もご覧ください。


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