パペットワープでイラストを調整
イラストをほんの少しだけ調整したいときに検討したいのが「パペットワープ」です。ピンの場所、動かし方、ピンの回し方など、適切に調整すれば非常にスピーディに変形できます。
「パペットワープ」は、PhotoshopにはCS5からある機能ですが、Illustrator CC 2018(2017年リリース)から実装されています。
「パペットワープ」のポイント
• サンプル動画のように、部分的にロックすることが有効なことがあります。特にオブジェクトが重なっているとき。
• メッシュは非表示にした方が作業しやすい
• 動かしたいところだけでなく、動かしたくないところにもピンを打つ
• ピンをドラッグするとアートワーク全体が動いてしまうため、optionキー(Altキー)+ドラッグと使い分ける
• ピンは移動だけでなく、回転も可能
• ピンは(AIで)自動的に打たれるが、今のところ、あまりあてにならないので[すべてのピンを選択]で消してしまった方がよいかも
Photoshopとの違い
• ピンを回転する際、Photoshopではoptionキー(Altキー)を押さないと回転のUIが出ないが、Illustrator 2020では不要
•[すべてのピンを選択]はPhotoshopにはない
注意点
テキストに対してもパペットワープを適用できますが、強制的にアウトライン化されてしまいます。
参考になる記事
DESIGN TREKKERさんの記事も要チェックです!!
珍しくアドビのオンラインヘルプが読めるものになっています。
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/puppet-warp.html
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