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“Notefileにメモを加える”をKeyboard Maestroから行う
10年ほど前からメモアプリに「Notefile」を使っています。
iPhone、iPhone、Macで使える
各デバイスで同期できる(早い)
機能が最低限
URLは自動でリンク設定される
すべてのメモを対象に〈検索〉は可能
次に挙げる機能はサポートされていません。
スタイル(太字とか)
リスト(箇条書き)
Markdown
画像の挿入
実は何度か浮気しそうになったのですが、「ただ、文字を入力するだけ」が重要かもと… 戻ってきています。8,000近くのノートが入っているので、「今年こそ整理しなければ…」と思いつつ、Notionに移したりもしたのですが、あきらめました…
ただし、もう6年近くアップデートされていないので、いつまで使えるのか…
アップル純正のメモ.app?
ちなみに、アップル純正のメモ.appを使うのがよさそうですが、「Aの付く会社のサーバーソリューションは信用しない」を信条にしているため(連絡先.appのダブりとか、ひどくないですか?…)、自分には、メモ.appを使う選択肢はないです。
“Notefileにメモを加える”をスピーディに
Notefileの開発元Junecloudから、AlfredのWorkflowsが提供されています。
「n 」に続けてテキストを入力(ペースト)し、returnキーを押せば、Notefileを前面にすることなく、新規メモを加えられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704668313595-CpHJBUbD3j.png?width=1200)
これはこれでいいのですが、もうちょっとラクできないのか…と試行錯誤してみました。
URLスキーム
NotefileのAlfred Workflowsを探ってみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704668550163-ThBtd5G8D8.png?width=1200)
すると、次のようなURLスキームが見つかります。
notefile://add?text={query}
「notefile://」の部分がURLスキーム。これによってNotefileを開くことを指定しています。
テスト(1)単純なURLスキーム
Keyboard Maestroを使い、{query}の部分を「test」にして実行してみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704668781428-nSSlpWPlgY.png?width=1200)
すると、Notefileに無事「test」が追加されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704668959653-iwvVuWOJxb.png?width=1200)
テスト(2)変数化
文字列部分を変数化するみると、これも問題ありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1704669307935-fdSncM5SBJ.png?width=1200)
テスト(3)スペースのエンコード
変数の値に「abc xyz」のようにスペースを入れると、実行されません。
![](https://assets.st-note.com/img/1704669893042-GnQOJ2oMSY.png?width=1200)
「NotefileのAlfred Workflowsのなかに、Encode spacesがあったな…」と思い出します。
![](https://assets.st-note.com/img/1704670149056-gzL11mvqmq.png?width=1200)
Search and Replace Variableアクションを使って検索置換すると、問題なく実行できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704670212602-fd941grtTT.png?width=1200)
テスト(4)Filter
検索置換もよいのですが「Filter Variable “local__query” with Percent Encode for URL」アクションを使うのがスマートそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704670444596-mJQ5oQLq0a.png?width=1200)
テスト(5)日本語
「Filter Variable “local__query” with Percent Encode for URL」アクションを使えば、日本語も問題なさそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704670573641-BCHeQPXljX.png?width=1200)
こちらにも入っています。
選択しているテキストの引用
その後、いろいろ格闘して、次をひとつのマクロで次を実現できるようになりました!
テキストを選択しているときは、そのテキストとURLを追加
テキストを選択していないときには、タイトルとURLを追加
「Clipboard Changed Trigger」でなく、マクロ内でクリップボードが変化したかどうかを調べることに悩んでいましたが、Forumの記事が参考になりました。
マクロはこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1705391544616-g4O9yXRkVO.png?width=1200)
備考(検索用のAlfredのWorkflows)
Junecloudから提供されているWorkflowsには、検索用もあります。これはAlfredで使うのがよさそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704683837745-MtWJg2rVoZ.png?width=1200)
ダウンロード
最新版は6.95です。
ここから先は
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7425662/profile_a5ee2a599e9dc5d7e0de3dfdbdf04018.jpg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
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