見出し画像

キレイに交差するドット点線のカギ括弧

“はみ出す”系というか、それぞれの括弧が十字状になっているカギ括弧。実線ならまだしも、ドット点線の場合、交差点がキレイに揃いません。

そこで、hamkoさん、高橋としゆきさんが発見したテクニックで実現します。

手順

まずは、実線バージョンを作ります。
便宜上、四角形に塗りを設定していますが、実際には非表示にしておきます(非表示にしないと、意図通りの結果になりません)。

グループ化し、次のように設定します。

  • [パスファインダー(アウトライン)]効果
     → グループ化前の線の設定は消え、透明になります。

  • 線アピアランスを追加し、点線を設定

カギ括弧のパーツを作る

次のように長さを指定しながら、はみだし距離を指定します。

このままだと四角形のパスと作成したパスの中心が合わず、また、線端形状を丸めることができません。

そこで、[パスのアウトライン]効果を適用してオープンパス化します。ただ、加えただけではオープンパスにならないので順番設定がキモです。

制限

  • エリア内テキストに対して設定したいところですがムリです。

  • カギ括弧と同時に背景色を付けるのも厳しいです。

各辺が少しはみ出るドット点線

各辺が少しはみ出るようにするには、グループ化前に[パスのアウトライン]効果をひとつはさみます。

[パスのアウトライン]効果をOFFにすれば、実線になります。

また、エリア内文字に対しても設定できます。

ダウンロード

アップデートしました(23:55)。

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 100

定期マガジンを購読されるとサンプルファイルをダウンロードいただけます。 https://note.com/dtp_tranist/m/mebd7eab21ea5