見出し画像

配置画像と一体化した「カード型」コラムボックス

次のようなカード型のパーツをIllustratorで作る方法について考えています。

  • それぞれのカードの四隅は角丸

写真のマスク

「それぞれのカードの四隅は角丸」から写真をそれぞれに個別に扱うのは手間ですので、カードの仕上がりの大きさの図形を作成し、それを使ってマスクします。

写真の位置は追って調整できるので、位置決めはシビアに行わずに進めます。

アピアランスを適用する

マスクを適用したオブジェクトは[アピアランス]パネルでは「グループ」として認識されます。これに対して、次のアピアランスを適用します。

  • グループ全体(前)に[角を丸くする]効果を適用(頑張らずに角丸でマスクされます)

  • 新規塗りを追加し、[パスファインダー(追加)]効果を適用した後、[変形]効果で移動コピーし、[パスファインダー(背面オブジェクトで型抜き)]効果で型抜き

  • 必要に応じて、グループ全体(後)にドロップシャドウ効果を適用

角丸に対応させるため、[変形]効果は幅を150%程度に設定します。

グラフィックスタイルに登録して適用

完成したらグラフィックスタイルに登録し、ほかのオブジェクトにも適用します。

位置調整

写真の位置調整は[グループ選択ツール]で行います。

バリエーション

線属性の位置を調整できないため、カードの大きさを重視する場合には[パスのオフセット]効果で小さくするのがよさそうです。

倍率によって罫線のように見えてしまうことがありますが、印刷は問題ないしょう。

サンプル

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