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はじめに変更したいPhotoshopの設定
必ずチェックしておきたいPhotoshopの環境設定について。
詳細ツールチップ
現在のPhotoshopでは、ツールにマウスオーバーすると、そのツールの使い方の動画付きの小さいウィンドウ(詳細ツールチップ)が表示されます。
これからPhotoshopを学ぶ方や時間に余裕があるときには最適のコンテンツですが、多少お使いの方は「これ、いらない…」と思う方も多いでしょう。
詳細ツールチップをオフにするには、[環境設定のツール]カテゴリで[詳細ツールチップを表示]オプションをオフにします。
変形の際のshiftキーの挙動
「縦横比を固定したまま変形するには、shiftキーを押す」を基本の挙動ですが、Photoshopのみ、これが逆になっています。
• shiftキーを押している:縦横比を保持せず自由に変形できる
• shiftキーを押していない:縦横比を保持して変形
便利といえば便利ですが、困ってしまうのが「Photoshopだけ」という点。
設定を変更するには、環境設定の[一般]カテゴリの[従来の自由変形を使用]オプションをオンにします。
Photoshopの再起動は必要ありません。
取り消しのキーボードショートカット
ほとんどのアプリケーションでは、取り消しのキーボードショートカットに⌘ + Zキーが割り当てられています。一方、Photoshopのみ異なる挙動でした。
最新のPhotoshopでは、ほかのアプリケーションと同様、⌘ + Zキーを繰り返すと、どんどん遡って取り消ししていくようになっています。
従来のように変更したい場合には、[キーボードショートカットとメニュー]を開き、[従来方式の取り消しショートカットを使用]オプションをオンにします。
Photoshopの再起動が必要です。
Before and Afterを並べて表示しない設計になっているPhotoshopでは、⌘ + Zによって直前直後を見られるのは理に適っていますが、色調補正系のコマンドをスマートフィルターとして適用できるようになり、その意義も薄れてきました。
その他
下記についても確認しておきましょう。
✔ フリックパン
✔ スクラブズーム
✔ ピクセルグリッドの表示
コピーを保存
2021年5月リリースのPhotoshop 22.4.0で[保存]ダイアログボックスが変更されています。
ポップアップメニューで表示されるフォーマットの数が減っています。目的のフォーマットが表示されない場合には、[コピーを保存]ボタンをクリックして切り替えます。
従来の[複製を保存]が[コピーを保存]になり、[別名で保存]ダイアログボックスから簡単に切り替えられるというものです。
しかし、しかし、「誰得!?」の変化です。2021年6月リリースのPhotoshop 22.4.2で環境設定に[従来の「別名で保存」を有効にする]が追加されています。[保存]ダイアログボックスで不便を感じている方は戻しましょう。
なお、[コピーの保存時にファイル名に「コピー」を追加しない]オプションも連動します。
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