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#KeyboardMaestro

オブジェクトの反転(リフレクト)

Illustratorには、選択しているオブジェクトを水平/垂直に反転するコマンドはありません。 [リフレクトツール]や[リフレクト]コマンドを利用すればいいわけですが、細かい設定よりも「とりあえず水平反転」「とりあえず垂直反転」が必要なケースの方が多いと思うんです。 その一方、[プロパティ]パネルには、しれっと、水平/垂直に反転するボタンがあります。 アクションで実現上下反転/左右反転は、アクションに登録できます。 複数オブジェクトは、グループ化の必要がありません

Keyboard MaestroでCSV/TSVを扱う

行ごとに「名前,メールアドレス」で構成されているCSVファイルを扱うことを考えてみます。 takano masahiro,takano@swwwitch.com山田太郎,taro@icloud.commariyama, mariyama@mac.com 正規表現次のような正規表現でマッチします。 ^([^,]*),\s?([^,]*)$ ([^,]*)で,以外の文字列をキャプチャします。 名前、メールアドレスを個別にマッチします。 ,の次にスペースが入ることがある

最前面のウィンドウのパスを取得する

Keyboard Maestroで何かを処理するとき、最前面のウィンドウに対して行うことが多いです。 Promptアクションでダイアログボックスを表示させて指定してきたのですが、なんとも非効率です。 最前面のウィンドウのパスを取得できれば事足ります。 Finderの場合Finderの場合には、AppleScriptを使うことで最前面のウィンドウのパスを取得できます。 その際、Finderウィンドウでファイルを選択しているかどうかは問いません。 Path Finder

「HTML→Markdown」変換をKeyboard Maestro経由で行う

「HTML→Markdown」変換を行うウェブサービスがいくつもあります。 これまで、こちら(↑)のサービスを利用していたのですが、次のような不満がありました。 広告が多い 変換オプションのデフォルトが好みのものでない もうちょっとスマートにできないか… と調べていたところ、荒川さんの記事にたどり着きました。 ジャストミートでKeyboard Maestro利用を前提とした記事ですが、実際に使ってみると困ることが多々あったため、メモを残しておきます。 Pandoc

InDesignで検索置換を連続で行うソリューション

InDesignでの制作では、検索置換をいかにコントロールするかが鍵です。 検索置換条件は「クエリ」として保存できる クエリには「テキスト/正規表現」、段落スタイル、文字スタイルを含められる クエリが増えるほどに探すのが面倒になる ドキュメントによって、使うクエリは異なる クエリの適用順も重要 これらを行く付くところは、 プロジェクトに応じて、複数のクエリを「セット」として実行できるのが望ましい(セット内での順番も重要) 「FindChangeByList.j

InDesignのキーボードショートカットをGoogle ドキュメントやNotion、noteなど互換性を持たせる

InDesignではドキュメントごとに段落スタイルのキーボードショートカットを設定します。ドキュメントを複数人で扱う場合、使いたいキーボードショートカットが異なっていても勝手に変更できません。 そこで、スクリプト経由でスタイルを設定し、キーボードショートカットを設定していくことで回避できそうです。 InDesign内でキーボードショートカットを設定したくなってきた理由[段落スタイル]パネルでは、段落スタイル名の右側にキーボードショートカットが表示されます。 パネルの幅に

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アピアランスをグラフィックスタイルと一緒に運用していく上で知っておきたいこと

現状、文字ばかりですが、まとめました。 文字カラー一番上にしてからグラフィックスタイルに登録 文字の塗り分け グラフィックスタイルを適用すると〈文字カラー〉は消える アピアランスをこねている場合、定義し直して文字カラーを消しておく 一時しのぎの流用スポイトツール(ツールのデフォルトを変更) [レイヤー]パネル(◉アイコンをoption + ドラッグ) [グラフィックスタイル]パネルからオブジェクトにドラッグ&ドロップ 選択しているオブジェクトのグラフィックスタ

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ChatGPTのプロンプトをスニペット的に挿入するKeyboard Maestroマクロ

ChatGPT(など)が仕事に欠かせない状況になってきました。よく使うプロンプトも増えてきたので、サクっと挿入できるような工夫が必要です。 現在、キーボードショートカットで次のようなウインドウを表示し、項目を選択すると、それに対応する文字列が挿入されるように整備しました。 Keyboard Maestroマクロ内で完結するアプローチ当初は次のようなマクロを組んでいました。 Promptウインドウで選択した項目に応じて、変数「Local_item」を設定し、それをペースト

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選択したテキストを1行ずつペーストするKMマクロ(2)

「選択したテキストを1行ずつペーストするKMマクロ」の改良版をつくりました。 変更点次のように変更しました。 コピーしたテキストをすべて表示できるようにした 順番ではなく、クリックしたペーストできるようにした 残りのテキストをすべてペーストできるようにした 残りのテキストをすべてクリアできるようにした すべて使い切ったとき、メッセージが表示されます。 マクロの全容 クリップボードが「空」のとき実は苦労したのがクリップボードの「空」判定。 「does not

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(Keyboard Maestroで)テキストからの項目を抽出してメールの下書きを作成する

たとえば自動返信メールの次のような文章から「鷹野 雅弘」takano@swwwitch.com」を取り出したいことがあります。 お名前鷹野 雅弘メールアドレスtakano@swwwitch.com 次のようにSearch Using Regular Expressionアクションを使うことで、それぞれを取り出せます。 正規表現の「.」は改行を除く文字ですので、「お名前」、「改行」(\n)に続けて、次の改行までの文字列を抜き出します。 メールアドレスも同様です。 抜き

選択したテキストを1行ずつペーストするKMマクロ

選択したテキストを1行ずつペーストするAppleScriptを配布されている方がいて、それをKeyboard Maestroでマクロ化して使っていました。 次のような不満点がありました。 ペースト時に改行が入ってしまう(フォームなどに入れていくとき、誤操作が生じる) 再配布できない Keyboard Maestroだけで完結するように作り直してみましたので、その知見を共有します。 まずは復習コンテンツ複数行のテキストを配列として扱う(1)次のようなテキストがあるとし

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CSVファイルをUTF-16に変換するKeyboard Maestroマクロ

UTF-8でエンコーディングされたCSVファイルをエクセルで開くと文字化けすることがあります。その場合には、UTF-16に変換するのですが、この作業が面倒い… 課題のネタ帳に君臨してきた課題を解決できましたので共有します。 結論からいうと、Finderでファイルを選択し、次のマクロを実行することで元のファイル名の末尾に「-UTF16」が付いたファイルを生成します。 解説選択したファイルを対象にする 「For Each Path in a Finders selectio

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プライベートウィンドウ/シークレットウインドウのキーボードショートカットの共通化

「プライベートウィンドウ」「シークレットウインドウ」のように、ブラウザーによって名称が異なりますが、閲覧履歴、フォームデータ、Cookie、サイトデータが保存されない閲覧方法があります。 プライベートウィンドウ:Firefox、Safari シークレットウインドウ:Google Chrome InPrivateウインドウ:Microsoft Edge 「サイトが期待どおりに動かない」ときなどに、プライベートウィンドウ/シークレットウインドウで閲覧することで、ほかのユー

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複数行の数字のみを足し算するKeyboard Maestroマクロ

複数行に並んでいる数字を足し算したいことってありますよね。 自分の場合、常にExcelが起動しているので、サクっとペーストすることが多いのですが、次のように数字以外が混じっているとやっかいです。 1200円240円¥3,600 Keyboard Maestroを使って解決する方法を考えてみます。 1. シンプルなロジック変数「Local__Input」を対象にします。 変数「Local__Sum」を、いったん「0」にします。 For Each Item in a

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