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#アピアランス

ワーイ線 2024

以前、取り組んでいたワーイ線のアップデート版です。 線をナナメにするには、いくつかのアプローチがありますが、今回の方法だと、エリア内文字にぴったり収まります。 手順次の手順で設定します。 [形状に変換]効果で長方形に [変形]効果で移動コピー [パスファインダー(背景オブジェクトで型抜き)]効果 [パスの自由変形]効果でナナメに [変形]効果の[移動]の距離で調整します。 バリエーションオープンパスになっているので、ドット点線などの破線処理が可能です。 ダウ

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▼付きのアンダーライン

▼付きのアンダーラインをいくつか作りましたので共有します。 ダウンロード

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Illustratorのアピアランスで〔亀甲括弧〕をどう表現するか?

〔 〕の形状の括弧を亀甲(きっこう)と呼びます。パーレン(丸括弧)やブラケット(角カッコ)とはひと味異なり、力強い感じ。 Illustratorで作るにはコレ!という決め手がないため、改めて複数のアプローチについてまとめてみました。 《ポイント》 線端:丸/四角 線端が四角のときの切れ込み 角度 曲がり角の形状 A. オープンパス化後に、[ワープ]効果でがんばる[ワープ]効果を適用後、[ジグザグ]効果で直線にします。 線が2本で済む(線幅や線端の変更のハンドリ

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ワンポイントで使う「リボン」アレコレ

テキストが一つだけのときエリア内文字に対してアピアランスを適用するとラクです。 複数のテキストで構成するとき(1)“折り返し”が必要な場合、グループ化したオブジェクトに対してアピアランスを設定するとよさそう。 複数のテキストで構成するとき(2)“折り返し”が不要な場合、別扱いがラクそう。テキストの位置も自由に動かせるし。 ダウンロード3月8日にアップデートしました。

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[アピアランスを分割]を前提にグラフィックスタイルスタイルを適用する(2)マスク領域以外のオブジェクトを削除する

[アピアランスを分割]を前提にグラフィックスタイルスタイルを適用するの第2弾です。前回の記事はこちら。 [パスファインダー]パネルの[分割]を使う以前、もっさりさんのツイートが話題になっていました。 ナイスなTipsですが、線のままのオブジェクトがある場合、[パスファインダー]パネルの[分割]ボタンをクリックしただけだと、線の情報が期待どおりになりません。 対策は、事前に[パスのアウトライン]([オブジェクト]メニューの[パス])を実行することですが、対象となるアートワ

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文字形状に応じて途切れるアンダーラインの作り方

〈グループの抜き〉を使わずに文字形状に応じて途切れるアンダーラインについて考えてみました。 手順テキストを入力し、途切らせたい部分の塗りを準備します。 アンダーライン用の線を用意し、線幅:0.01pt、不透明度:0%、[パスのアウトライン]効果を適用します。 グループ化し、新規塗りを追加。[パスファインダー]効果で型抜き、さらに[パスのオフセット]効果で太らせます。 ロジック「不透明度:0%」の塗り・線にカラーリングすると、次のようなロジックです。 補足マド埋めに[

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【DTP Transit】Illustratorで「こんなとき、どうしてます?」会議#3 に鷹野 雅弘が出演します!

2024年2月28日(水)に開催される【DTP Transit】Illustratorで「こんなとき、どうしてます?」会議 #3 に鷹野 雅弘が出演します! #イラレ会議 として3回目の開催です。次の4名が持ち時間20分で喋る、#朝までイラレ のミニ版みたいなイベントです。 イラレで画像をなんとかする/高橋としゆき チラシ制作爆速化のカナメ!「組版Robo」の魅力/茄子川 導彦 イラレで版ズレできるもん/樋口 泰行 Illustratorで実現するカード型UI/鷹野

クリップグループ(=画像+パス)+アピアランス+シンボルを組み合わせて一瞬で作るテンプレート活用のバナー

テンプレートとして基本的なデザインが固まっているときのワークフローの最適化について考えてみましょう。 テンプレートをシンボル化する仕上がりサイズの図形、テキストなどをまとめてシンボル化しておきます。 仕上がりサイズの図形には、不透明度20%の塗りを適用しておきます。カラーや不透明度はマスク設定のときに消失します。 テキストに帯などを設定するときには、この時点でアピアランスを適用しておきます。 画像を配置する画像を配置し、シンボルの背面に送ります。 仕上がりをイメージし

「グループの抜き」不使用、自由度の高いオープンな吹き出し(2)

次のような吹き出し調整してみました。〝しっぽ〟部分は本体下部のケイ の上にあるので、ハンドリングしやすいです。 しっぽ部分の大きさ変更は、罫線の長さを調整します。 ロジックケイ(直線)を次のように曲げています。 バリエーション本体部分のアンカーポイントを減らしていくことで、次のようなバリエーションが可能になります。 2つの四角形で作る吹き出し吹き出し吹き出ししている場合には、罫線でなく、正方形(長方形)を使います。 ロジック しっぽ部分がクルンとしたバージョンもあ

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「グループの抜き」不使用、自由度の高いオープンな吹き出し

Illustratorのアピアランスで「グループの抜き」不使用、自由度の高いオープンな吹き出しができるようになりました。 手順枠部分 次のように設定します。 [角を丸くする]効果:全体に(必要に応じて) 線: [パスのアウトライン]効果を適用 不透明度:0% 塗り:非表示に しっぽ部分 次のように設定します。 塗り:非表示に 線A(上): 線B(下): [パスのアウトライン]効果を適用 [パスのオフセット]効果で太らす [変形]効果で縦方向に20

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カラーグループのスウォッチを使って、対象のオブジェクトをランダムにカラーリングする #Illustrator

カラーグループのスウォッチを使って、対象のオブジェクトをランダムにカラーリングしたいことがあります。 Alexander Ladyginさんのスクリプトが役立ちます。スミ(黒)のままだとバグることがあるので、いったん、カラー変更しておくのが吉。 なお、スクリプトを実行すると、次のようなパネルが開きます。 対象のオブジェクトをランダムにカラーリングするには、右上の[Fill or Stroke swatches]のエリアで次のように設定します。 [For all ite

Illustratorでのシンボルとグラフィックスタイルを活用したカード型のパーツ制作

Illustratorでのカード型のパーツ制作は、シンボルとグラフィックスタイルを活用すると速いです。 シンボルの解除にはスクリプトの利用が吉難点はシンボル解除。Illustratorのデフォルトではシンボルを解除すると、サブレイヤーになってしまう。 宮澤さん のスクリプトの利用がマスト。 なお、そのままだとグループされてしまっているので、グループ解除を仕込んでおくとよいです。 レイヤーの統合 調べていたら、過去に書いた記事が出てきました。 「サブレイヤーを上位レイ

ふんわりブラケット風の吹き出し

吹き出しの“しっぽ”をふんわりブラケット風にしたいのですが、結合部分の処理が一筋縄ではいきません。 ロジックそこで、2つの図形を組み合わせることにしました。 右端に正方形を作成し、それを回転コピー。[パスのオフセット]効果の重ねがけでふんわりさせます。 流れ バリエーション[ワープ]効果を適用することで、さらに“ふっくら”させられます。 サンプルエリア内文字バージョンも用意しました。 ポイント文字バージョンは12ptで最適化しています。サイズ変更を行うときには、文

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配置画像と一体化した「カード型」コラムボックス

次のようなカード型のパーツをIllustratorで作る方法について考えています。 それぞれのカードの四隅は角丸 写真のマスク「それぞれのカードの四隅は角丸」から写真をそれぞれに個別に扱うのは手間ですので、カードの仕上がりの大きさの図形を作成し、それを使ってマスクします。 写真の位置は追って調整できるので、位置決めはシビアに行わずに進めます。 アピアランスを適用するマスクを適用したオブジェクトは[アピアランス]パネルでは「グループ」として認識されます。これに対して、次