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2023年1月の記事一覧

Illustratorで「選択しているオブジェクトを新規レイヤーに移動し、そのレイヤーを最背面に移動してロック」までを1ストロークで実行する

自分の場合、Illustratorでの制作物では基本的にレイヤー分けしません。 その理由は[オブジェクトを前面に/背面に移動する]コマンドがレイヤー内のみで有効なため。 その一方、ドキュメント全体に背景色を付けるようなケースでは、別レイヤーにしておかないと、背景色を付けたオブジェクトの下に回り込んでしまって不便です。 次の作業を1ストロークで実行する方法について考えてみました。 新規レイヤーを作成し、レイヤー名を「bg」に変更する 選択しているオブジェクトを「bg」レ

2023年1月に公開した記事(まとめ)

2023年1月に公開した記事の一覧です。 ぜひ、定期購読(月額100円)をお願いします! アピアランス 効率化Illustrator InDesign その他

Illustratorにデフォルトで入っていて欲しい矢印4種

Illustratorにはデフォルトで39個の矢印が入っています。 この矢印は「/Applications/Adobe Illustrator 2023/Support Files/Resources/ja_JP/矢印.ai」ファイルを参照していて、それぞれはシンボルになっています。 ほかの人(や未来の自分)との互換性を考慮すると、この39種をカスタマイズするのは危険。やるなら“増やす”わけですが、最近のIllustratorではうまく認識しなかったりします。 駅で見か

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macOSにおける効率化のポイント

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エリア内文字とアピアランスで作る「台紙への切り込み風」

台紙に切り込みがあり、そこにカードをはさんだような表現について考えてみました。 ロジック追って書きます。 ダウンロード

キレイに交差するドット点線のカギ括弧

“はみ出す”系というか、それぞれの括弧が十字状になっているカギ括弧。実線ならまだしも、ドット点線の場合、交差点がキレイに揃いません。 そこで、hamkoさん、高橋としゆきさんが発見したテクニックで実現します。 手順まずは、実線バージョンを作ります。 便宜上、四角形に塗りを設定していますが、実際には非表示にしておきます(非表示にしないと、意図通りの結果になりません)。 グループ化し、次のように設定します。 [パスファインダー(アウトライン)]効果 → グループ化前の線

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「チケットの半券」のようなグラフィック

「チケットの半券」のようなグラフィックをアピアランスで実装する方法について考えてみました。 ロジック(1)まず、切り取り線部分を表現します。 ロジック(2)グループ化後、影を追加します。 バリエーションいったん型抜きで形状をこねた後にグループ化し、カラーリングを行うのがよさそう。 バリエーション(2)左右に大きなホール(穴)、上下に切り取り線であれば、ひとつのオブジェクトでOKです。 ダウンロード2023年2月1日19:30に差し替え

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エリア内文字+アピアランスで実装するタイトルの文字数に応じて可変するコラム風ボックス

タイトルの文字数に応じて可変するコラム風ボックスをアピアランスで実装します。 ロジック次のような構成です。 一番上の線アピアランスの図形を対象に[パスファインダー(切り抜き)]効果でマスクします。 まわりの枠線は半分のサイズになります。 ダウンロード

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ちょい立体風の正方形の白丸数字

とある書籍で見つけたちょい立体風の正方形の白丸数字をアピアランスで実装する方法について考えてみました。 ロジック[形状に変換(長方形)]効果で線を正方形に変換 [変形]効果で少しずらす [パス自由変形]効果でカギ括弧状に ナンバリングナンバリングに使用しているスクリプトは三階ラボの宮澤さん(ONTHEHEAD)の「テキストに指定した文字や連番を追加するスクリプト」です。 オープンパス化線端を丸めたい場合、オープンパス化しておくと線端を丸められます。 オープンパスに

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アピアランスやブラシで作る「ドット絵風矢印」

ドット絵風の矢印の作り方について考えてみました。 ブラシで作るブラシの場合、線幅変更をラクに行えます。 ブラシの制作では「ガイド間で伸縮」がポイントです。 アピアランスで作る一番下に[パスファインダー(追加)]効果を入れることで、一番上の線アピアランスのカラー変更のみで全体のカラーに反映されます。 ブラシでできるのに、わざわざアピアランスで作らなくても…と思いますが、矢じり部分は[変形]効果で繰り返しコピーしていますので、必要に応じて伸ばせます。 別のアプローチ樋口

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修正しやすい右上の三角のアイキャッチ

むちゃくちゃよく使う「右上の三角のアイキャッチ」、エリア内文字で実現すると大きさ変更しやすいです。 エリア内文字の場合、物理的な大きさを持っていますので、下のオブジェクトと整列しやすいのでメリットです。 ロジック上から次のように設定します。 線アピアランス:右上を基準に拡大。便宜的に「黒」に指定していますが「なし」でOK。一番下の[パスファインダー(切り抜き)]効果でマスクする図形として利用します。 塗りアピアランス(白):テキスト。[変形]効果で45°回転します。

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アピアランス適用時のオーバープリント処理について

印刷時の設定でスミ(K100)にオーバープリント処理されると重なり部分が透けてしまいます。 これについては以前、ブログでも取り上げましたが、 CMYいずれかを1%にすることで自動でオーバープリント処理がかからなくするのがセオリーです。 それ以外の方法を紹介します。 塗りを太らせる線ではなく、塗り+[パスのオフセット]効果で太らせて重ねます。 スミがオーバープリント処理されようとも平気という考え方です。 副次効果として[パスファインダー(分割)]効果を適用することで

InDesignのリンク付きPDFのビットマップ画像が荒れてしまう件へのワークアラウンド

InDesignから目次、相互参照、外部サイトへのリンクを生かしたままPDFに書き出すには「インタラクティブ」を選択します。 書き出しの際、[圧縮]カテゴリで「劣化なし、最高、300ppi」を選択しても、画像がガビガビになってしまうことがあります。 12月の納品案件で、この問題が生じ、ほとほと困っていていたのですが、回避方法を見つけました。 回避方法次の方法で「リンクなどが残ったままページのみを差し替え」を行います。 2つのPDF(インタラクティブとプリント)を書き出

マッキントッシュ? Mac?

MactintoshハードウェアのMactintoshは「Power Macintosh G3」(1999年)が最後。 次のG4から「Power Mac G4」のようにMacが使われています。 「もう、マッキントッシュって言わないんだよね…」とツイートしたところ、SAIKA先生から「Macintosh HD」に残っているよ!とコメントいただきました。どっちなの? Mac OS現在は「macOS」になっています。 macは小文字 macとOSの間にスペースなし これは