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両立支援コーディネーター基礎研修

8月26日に受講した、『両立支援コーディネーター基礎研修』の修了書がようやく到着しましたので、今日はこの話題で。

病気治療と仕事の”両立”は、本人・家族、職場、医療機関の連携が重要ですが、中々うまく連携できない事が多いものです。これら相互の懸け橋として、『両立支援コーディネーター』を配置すべく、独立行政法人労働者健康安全機構が『両立支援コーディネーター基礎研修』を実施し、コーディネーターの育成を行っています。

独立行政法人労働者健康安全機構は厚労省が所管する法人で、この研修は無償で提供されています。

研修は、もともと会場で集合研修で実施していたようですが、コロナ禍の関係で、昨年度からはオンライン化されています。令和3年度もオンライン開催です。

集合研修がどのように開催されていたのか分かりませんが、オンラインでは次のような開催方法でした。

●動画配信研修受講

指定された期間内(2週間)に、7つの動画(合計約6時間)を視聴します。各動画には簡単な確認テストがあります。

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●WEBライブ講習受講

指定日時にライブで講習を受講します。2時間です。本当に受講しているか確かめるため、WEBカメラは必須です。

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テキストはこんな感じです。たくさんあります。事前に郵送されます。

両立支援コーディネーター修了証_1

これが修了書です。A4サイズです。

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令和3年度は9回以上開催予定で、各々500~550名定員です。各回、募集期間が設定されていますので、その期間に申し込みを行います。定員オーバーの場合は抽選ですが、かなり受講者が増えているので、毎回抽選だと思います。

私は、キャリコンの師匠から薦められていたので、募集期間開始時にすぐに申し込みましたが、やはり抽選でした。幸い第1回開催分に当選できましたが、”同期”のキャリコンは落選している人もいました。

申し込みはいくつでもできるので、日程の都合が合えば複数申し込んでおきましょう。ちなみに、複数申し込んでも、当選するのはひとつだけです。

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私は以前、実務で鬱病になり休職した従業員の支援をする機会があり、医療機関とのやり取り等も少しばかり経験がありましたが、当時(10年ほど前)に比べると、随分と資料も充実していました。

また、動画で重い病気になった経験者の方の体験談も見ることができ、とても参考になりました。

頂いた資料は、研修で全てに目を通すわけではありませんので、実際に実務で活用するときは、精読する必要はありますが、慌てないように、前もって読んでおくほうが良いでしょう。市販本を購入する必要がないくらい充実しています。



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