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ブレックスが1/25.26に対戦する西地区1位で今シーズン好調の大阪エヴェッサの特徴まとめ

こんにちは、hiroです。
2020/01/25.26にブレックスが対戦する、大阪エヴェッサについての特徴なんかを4000文字くらいで書きました。ご感想などあればよろしくおねがいします。

第19節 vs大阪エヴェッサ(H)

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遂に!遂に!遂に大阪エヴェッサがブレアリにやってくる!ということで今週末の相手は西地区首位の大阪です。現B1所属チームの中で唯一ブレアリで戦ったことのない相手になります。やっとブレアリに来てくれます…ブレアリの力を見せてやりましょう。
大阪とはここまで通算6勝1敗。昨シーズンのリーグ戦ではGAME2に熊谷尚也(現川崎)に手厚い恩返しを喰らいました。
大阪は今シーズン天日HCが就任し原点回帰の『走るバスケ』で現在西地区首位に立っています。失礼ながら大阪が首位にいることを予想した人は少なかったんじゃないでしょうか?ただ、今の大阪は本当に強いです。
ちなみに大阪が今シーズン連敗したのはアルバルクとの2戦のみ。連敗しません。

欠場の可能性ありの選手(あくまで前節を見ての個人的見解)
宇都宮ブレックス:なし      IL登録:田臥、栗原
大阪エヴェッサ:なし
      IL登録:オマラ

ブレックスは遂に遠藤が復帰。これはチームにとってもファンにとっても大きかったです。ゲーム感を取り戻すには時間はかかると語っていましたが、現在のチーム状況を考えるとプレーしてくれるだけでありがたいです。
大阪はインジュアリーリスト登録されているオマラがいますが、このチームの外国籍選手の柱はハレルソンとヘンドリックスです。ヘンドリックスと合田の負傷も癒え現在4連勝中の新年負けなし!ブレックスとは真逆で好調と言ってもいいと思います。

今シーズンのスタッツ

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ここまでの好成績の理由がスタッツにも詰まっています。
まず昨シーズンとの違いですが、主にオフェンス面のスタッツがどの項目も軒並み上昇しています。大阪が昨シーズン良かったところは残留争いながら平均失点が73.0点と少なかったことですが、その良さを消さずに平均得点は大幅アップで約10点も増えています。3Pも確率が上がり、2Pは約10点分のプラスです。これはとても大きいです。
ディフェンス面を少し触れると、対戦相手のFG%をリーグで一番低く抑えていて(42.4%)何と言ってもリバウンドが強くてリーグ1位。外国籍選手2人と身体能力が高いブラウンの『on3』を多用する強みが出ています。

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以前ツイートした画像ですが、大阪は外国籍も日本人選手ともにバランス良く点を取ります。表に出てきている6選手(ブラウン、橋本、合田、伊藤、ハレルソン、ヘンドリックス)で1月23日現在で74.2得点ですから少数精鋭と言えるかもしれません。

スタッツ以外で実際に大阪の試合を見た印象ですが『走るバスケ』と言われる通りボールプッシュが早く、日本人選手は全員スピードのあるハンドラーが起用されています。サイズはありませんが、個人でも打開できる選手が多いのでブレックスとしてはかなり厄介です。大阪のオフェンスの起点は強みであるインサイドただ、インサイドでの得点が多いわけではなく、あくまでもオフェンスの起点です。ハレルソンは知っての通りスリーもよく入るプレイヤーですし、ヘンドリックスはとても器用なプレイヤーです。インサイドを起点にしつつボールと人がよく動くオフェンスです。
また、大阪はハンドラーを起用すると書きましたが、スタメンはディフェンスのスペシャリスト今野です。最初に相手を抑えて自分たちがリードして試合を進めたいという思惑を感じます。ハレルソンからアイラへタッチダウンパスからのダンクは一番やられてはいけない形です。ちょっと見てみたいとか思ったら駄目です。

大阪 前節の試合

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大阪は水曜日ホームで滋賀と対戦。
前半は大阪がインサイドを起点に持ち味を出してリードを奪っていたが、2Q滋賀のゾーンが効いて後半に繋いだ印象。
後半滋賀がディフェンスからリズムを掴み9-0のランで逆転するもすぐに大阪が再逆転し接戦に。4Q合田とヘンドリックスがファウル4つになる中、橋本と中村が引っ張り大阪が二桁リード。ただ、ここで付いていけるのが好調の滋賀で外国籍2人&齋藤の活躍で残り1分で同点に。大阪はラストオフェンス残り2.9秒でセカンドチャンスから得点を奪いコレが決勝点。
勝負を分けたのはやはりセカンドチャンスで後半14-3で大阪が上回ったこと。お互いにシュートが落ちていたと思いますが、面白い試合でした。
引越センターが頭に残る試合でした(試合見ればわかる)

ピックアップ選手

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大阪は面白い選手が多いですが、まずはスタッツランキングで各項目でランクインしている2人をピックアップ。

ジョシュ・ハレルソン
今シーズンの大阪を語る上で外せない選手が大阪で3シーズン目を過ごすハレルソン。Bリーグになり日本に来た彼ですが、今シーズンはキャリアハイの素晴らしいパフォーマンスを続けています。各スタッツのランキングでは得点7位、リバウンド1位、ブロック7位、スティール9位と多岐にわたる活躍。また、平均のプレータイムは4番目に多く、EFFも2位にランクインしている影響力が大きい選手です。リバウンドが強くてスリーも入るので個人的には「Bリーグ版ケビン・ラブ」と呼んでいます(笑)少々勝負弱いところはあるイメージですが、日本にも馴染んで嫌な選手です。

ライアン・ロシター
オールスター初のトリプルダブルを達成した、ブレックスが誇るオールラウンダーライアンの活躍を期待したいです。こちらは得点10位、リバウンド3位、アシスト8位、ブロック9位、スティール3位、EFF4位にランクイン。ですが、天皇杯含むここ数試合は持ち味があまり出せず疲労も出てきています。シーズン序盤戦ビッグマンの欠場が多く彼の負担が多かったことですからね。実際にスタッツにも表れています…▼

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ですが、ここからは彼の力なしに勝利を掴むのは難しい相手が続きます。大阪はリバウンドが強くインサイドのディフェンスが硬いので、彼のアタックからオフェンスを展開してオープンスリーを決めれるかは鍵になりそうです。ディフェンスでは恐らくハレルソンにマッチアップすると思いますが、外で簡単に点を取られないように気をつけたところ。川崎戦のヒースのように好き勝手させないでね。

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特別指定選手の2人も選んでみました。

テーブス 海
まだデビューして2試合ですが期待感をもたせてくれるプレーを既に見せてくれています。彼に背負わせすぎずと言いたいところですが、彼のペイントアタックはオフェンスの鍵になりそうです。デビュー戦でのサイズを交わしながらのダブルクラッチでも見せた通り、外国籍選手の高さの部分に対しては抵抗なくプレーできています。彼のペイントアタックからキックアウトしてボールを回してオープンシュートを作っていきたいところ。オープンシュートは先輩たちが決めてくれるはずです。ディフェンスでも自分よりサイズの小さい選手たちのディフェンスに徐々に慣れて欲しいですね。

中村 浩陸
今シーズンの特別指定選手の中で一番活躍している選手が中村です。大東文化大から加入した左利きのPGは、巧みなステップを駆使しながらペイントアタックを仕掛ける度胸もあり20分以上のプレータイムを勝ち取っています。水曜の滋賀戦でも二桁得点を記録し、スティールも持ち味です。正直今のブレックスだったら手を焼きそうな気もしますが、中村はアウェイでの連戦は今回のブレックス戦が初めて(水曜開催アウェイは京都と名古屋で経験あり)。ブレアリの『声』の力をルーキーに教えてあげましょう。

気になるポイントと展望

FG%を一番低く抑える大阪と、3Pをリーグで一番抑えるブレックスというディフェンス力に定評があるチーム同士の一戦。気になるポイントは以下の通り。

先に中を崩すのはどちらか
ブレックスはここ最近足が重そうで、相手のペリメーター陣に簡単に中に入られることが多いです。そのまま得点されますし、インサイドでビッグマンとも合わせられる、最悪なのはキックアウトしてスリーを打たれること。後者は大阪もよくある形で、ブレックスとしては今シーズン一貫してやらせていない&やらせてはいけない部分になります。スピードのミスマッチが発生するとはいえ我慢強く守らないと点差開くかも。
大阪のディフェンスも『on3』を中心にかなり堅いです。日本人選手もスピードがあり運動量も豊富ですが、PnRでしっかりズレを作れば問題でなくオフェンスを展開できると思います。しっかりズレを作れば。

2位の大阪と3位の宇都宮
この2チーム3P成功率上位の対戦です。中を崩せるとスリーを打てるシーンが多くなりますが、ブレックスとしてはさっきも言った通りしっかりズレを作れば打てると思います。入るかは別ですが…
大阪はインサイドを起点にアウトサイドにボールを供給して、オフボール時スクリーンを使いながらスリーを打ってきます。特に橋本(42.5%)合田(47.6%)は要注意ですし、PnPからハレルソンのスリーも十八番の形です。

リバウンドを制する
もしブレックスはこの試合でもスリーが入らなかったらリバウンドを制するしか無いです。とはいえ、今シーズンのブレックスはオフェンスシステムが変わりポジショニングもアウトサイドに寄ったのでオフェンスリバウンドは例年より少なめ。相手がリバウンド1位の大阪なので制圧するのは難しいでしょう。水曜開催で最後の最後リバウンドを抑えられなかったブレックスと、最後の最後でリバウンドを奪って勝利に結びつけた大阪のリバウンドの奪い合いにも注目したいです。

大阪戦で達成しそうなブレックスの記録

B1通算200試合出場
竹内 公輔:198試合(残り2試合)

特に異常がなければ大阪戦GAME2で竹内公輔がB1通算200試合達成です!大阪はリバウンド力が高いので彼のオフェンスリバウンドには期待!スタッツに残らないところの活躍に注目してます。

第19節の日程

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川崎vs京都のみ金土開催。個人的に気になるカードは、川崎vs京都と愛知ダービー!

おわりに

東西の首位対決楽しみですが、チーム状況は対称的。これを考えると1勝1敗が現実的なのかもしれないですが、ホームですし連勝してきっかけを掴みたいところ。読んで頂きありがとうございました。応援していきましょう。

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