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【B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22】 カンファレンスファイナル(SF)の予想

『しっかりnoteにまとめるほどじゃないけど、Twitterだと少し長くなりそうなことシリーズ』

今回はQFの予想を書いていきます。今回は約4000文字と少なめです!

QFの予想の答え合わせ

予想
琉球 2-0 秋田
島根 2-1 A東京
川崎 2-1 名古屋D
千葉 0-2 宇都宮(推しチームが故)

結果
琉球 2-0 秋田 💮
島根 2-1 A東京 
💮
川崎 2-0 名古屋D ⭕️勝ち上がりだけ
千葉 0-2 宇都宮 💮

琉球 2-0 秋田 💮

特に波乱無く、予想通りの結果でした。

島根 2-1 A東京 💮

大体書いてたことが正しかったのでニヤリという感じでした。GAME3だけフルで見たけど、本当に良い試合でしたね。

川崎 2-0 名古屋D ⭕️勝ち上がりだけ

クラークとソコがいないと思いきやGAME1ではエサトンが怪我して、外国籍ビッグマン0は予想できないって…その中でも名古屋は良いバスケはしてし大健闘だと思いました。

千葉 0-2 宇都宮 💮

しゃーおらー!!!よく勝ったぜブレックス!!!
ワイ以外にブレックス2-0予想してた人おる???
まぁ冷静に25勝2敗だった千葉ホームで連勝したブレックスがすごいし、船橋アリーナに押し寄せたブレックスファンも多すぎだと思いました。やったぜ。


カンファレンスファイナル(SF)の予想

対戦カードが結果的に2カードとも同地区同士の対決になったSFはいわばカンファレンスファイナルとも言えるシリーズに。この2カードについての予想を書いておく。と言いつつブレックスのところは多めに。


琉球ゴールデンキングス - 島根スサノオマジック

2勝1敗:琉球ゴールデンキングス

今シーズンの対戦成績は3勝1敗で琉球が勝ち越してはいるものの、4試合全てでQF突破の立役者でもあったリード・トラビスが不在だった。また島根ホームの2戦は金丸も不在であり、2人が不在の中でも1勝している。それでも2勝1敗で勝ち上がるのは琉球かなと予想。

まず大きいのがホームコートアドバンテージ+日程的なアドバンテージ。琉球は2試合でQFを勝ち進めたのに対し、島根は3試合を戦い月曜日まで試合をしていた。2日休んで木曜日準備をしたら金曜日には前日移動。GAME2とGAME3の間が1日空いたとはいえ、少ないメンバーローテーションで戦う島根にとってはタフ過ぎるスケジュール。

あと琉球には安藤誓哉とビュフォードを止められると思われる選手がいるということ。アルバルクはここを止められていなかったのに対して安藤誓哉には並里とフリッピンを付けて嫌がらせをすることが出来るだろうし、ビュフォードに対しても同じ体格のエヴァンスがいるということも大きいと思う(過去の試合ではビュフォードにフリッピンを付けていたらしい)。

島根が活路を見出すとするならば、ビッグマンのスリー。クーリーはPnRの守備は基本的にドロップ対応なので、トラビスやケイのスリーが決まりだすと琉球からすると嫌な展開になりそう。


川崎ブレイブサンダース - 宇都宮ブレックス

2勝0敗:宇都宮ブレックス(推しチームが故)

今シーズンの対戦を見るとペース的にはブレックスの遅いペースでの戦いで、平均失点以下に抑えることが出来ればブレックスが勝てると行った感じ。SFでもQF千葉戦のようなディフェンスが出来れば勝機はかなりあると思っています。まずはGAME1取りたいですね。ブレックスについて少し書いていきます。

スリーポイントを抑えられるか問題

今シーズン対戦時の川崎のスリーポイント(成功数/試投数 成功率)

2021/10/8:宇都宮 77-68 川崎(7/26 26.9%)
2021/10/9:宇都宮 76-78 川崎(8/19 42.1%)
*2022/2/9:宇都宮 72-82 川崎(10/25 40.0%)
2022/4/20:宇都宮 68-64 川崎(8/31 25.8%)

川崎とは天皇杯含めて4試合やって2勝2敗。ブレックスが2勝した試合はスリーを30%以下に抑えていて、負けた試合では40%以上の高確率でスリーを決められている。

4月の対戦を見返してみると、ジャニングや藤井に対してはクローズアウトをしてドライブを誘発させているシーンが多く、これはQF富樫に対しても多かった。スリーをリーグ1打ってくる川崎に対して、良い形で打たせないことが第一優先かなと思います。

ファジーカスとの攻防

リーグ最強のスコアラーであるものの、その弱点を上手に利用できているのが今シーズンのブレックスであり、2勝出来たのもそれが大きいです。そこについて少しだけ。これまでのCS同様にイライラさせてイライラさせてファウルトラブルに陥ってくれたら有り難い。

川崎のオフェンス
先日書いたnoteにも載せたが川崎はペイント内のシュート成功率が63.52%のリーグトップですが、ブレックス戦になると54.22%*に落とされている。一方で理不尽に決め続けるファジーカスには高確率で決められているし(20/28 71.42%*)抑えるのはディフェンスレーティングトップのブレックスでも難しいでしょう。どちらかというとブレックスとして優先したいのは、ファジーカス以外に得点を取らせないことなのかもしれません。いかにファジーカスにストレスを与えながらペイント内で得点を取らせていくか。スリーは絶対に許したくはない。
▼惜しいシーン。網野さんが仰る通り右ではなく左に行かせたかった。

川崎のディフェンス
ファジーカスはパワプロでいう走力G守備Fみたいな選手なので、ディフェンスは穴になりがち。今シーズンはスコットとフォトゥを中心にファジーカスを狙い得点を重ねており、すべての試合でペイント内得点を上回ることができている*。昨シーズン川崎との対戦で一度もペイント内得点を上回ることが出来なかったことを考える大違いです。ブレックスとしてはそこを狙いたいところだし、川崎からすれば隠したいところ。天皇杯や4月の直接対決を含め、終盤の川崎はファジーカスを真ん中においた2-3ゾーンを使っていました。ブレックスとの試合でも使っていたので、そこの準備はしっかりしていることを期待しています。
▼狙えファジーカスのシーン

▼2-3ゾーンを上手に攻略したシーン

*ペイント内の確率は天皇杯のplay by playからは確認できないので、RS3試合のスタッツを使っています。ご了承ください。

川崎のビッグラインナップどうするか問題

去年こんなnoteを書いたなぁという川崎のビッグラインナップですが、実は今シーズンのブレックス戦ではあまりビッグラインナップをつかっていない。こんな感じ。

2021/10/8:約3分半
2021/10/9:約3分
2022/2/9:約2分
2022/4/20:約7分半

今シーズンの川崎戦で川崎がビッグラインナップを使った時間

昨シーズンの川崎戦はこんな感じでした。

天皇杯決勝:約22分
ホーム最終戦GAME1:約15分半
ホーム最終戦GAME2:約19分
SF GAME1:約32分半
SF GAME2:約24分

昨シーズンの川崎戦で川崎がビッグラインナップを使った時間

明らかに短すぎる。最終節の三河戦では10分程度、QFの名古屋戦ではエサトンしか外国籍選手がいなかったこともあって、あまり起用していなかった。勿論ジャニングがという武器があるし、ビッグマンの数が減ったのもあると思うけど、大事な時のために取っておいた感があるのは俺だけだろうか?

4月下旬の川崎vs千葉。千葉は川崎のビッグラインナップに対して真っ向勝負を挑んだけど、アギラールvs原の部分でポストアップで圧倒され試合開始3分半でタイムアウトを取る羽目になった。ちなみに千葉はビッグラインナップ相手に5分間FGMゼロに抑えられた(川崎16-3千葉)。川崎vsアルバルクのGAME2はビッグラインナップでスタートし、皆さんご存知の29-0のラン(ビッグラインナップは開始4分で11-0)。こうなってしまう厳しくなるので試合の入りは気をつけたい。特に最近は藤井+熊谷を起用した、よりサイズのあるビッグラインナップで戦っており、スタートからこのラインナップを使ってくる可能性はあるでしょう。それを頭に入れながら準備を進めているだろうし、どんな術で立ち向かうのかは楽しみなところです。

今シーズン対戦した時は、竹内公輔+外国籍2枚のビッグラインナップを使ったり、2-3ゾーンで対抗したりと大怪我することはなかった印象。状況によっては、ヒースとアギラールならフリースローを打たせるのはオッケー。ブレックスのビッグラインナップだとオフェンスは回らなくなるけど、203cmのアギラールに206cmの竹内公輔をぶつけることでサイズのミスマッチを解決出来るのは大きいです。どちらにせよビッグラインナップはオフェンスを重くしたら勝ちだと思っているので、対抗策としてはアリだと思います。終盤戦は使用頻度も徐々に減少し、QFの千葉戦では一度も使うことはなかったブレックス版ビッグラインナップの起用はあるのか?

遠藤祐亮の使い方

QFの千葉戦は富樫を執拗に狙うオフェンスがめちゃくちゃ効果的で、鵤と比江島がハンドラーとしてプレーする時間がRS以上に多かった。その代わりに遠藤がハンドラーすることはほとんど無くなった。個人的にはRSから望んでいたことではあったので、見ていてストレスの無いオフェンスが多かったのですが、これは千葉戦に限ったことなのかという点は注目したいと思います。

▲QFで印象的だったシーン。比江島が遠藤にパスしたけど、再びハンドオフでもらい比江島のプルアップスリー。RSでこういうシーンあまり記憶になかったのですごく印象的でした。

比江島と鵤がハンドルしてヒースが出てきた時に、そこを回避したところでオープンで遠藤がいて欲しいし、ヒースが出て中がガラ空きになったところをスコットやフォトゥが狙えれば活路は見えてくると思うので、QF同様に比江島と鵤がハンドラーをする時間が増えると良いなぁと思っております。

▼こんな遠藤さんがみたいなってシーン

▼エンドインバウンズでたまに使うセット。こういうのハーフコートでも増やしてもいい気がするけどね。

3連戦の難しさ

島根vsアルバルクのGAME3を見てすごく感じたこと。会場は真っ青に染まる松江市総合体育館、ビッグウェーブに乗った島根を後押しするホームのクラップ、あれがホームコートアドバンテージだよなぁと再認識。RSでは無かった3連戦にアルバルクが先に尽きてしまったのも、あの雰囲気があってこそっていうのもあったと思う。ブレックスは強度が命なので、年齢の問題を考えても2試合で決着を付けたいところ。そして、出来るだけとどろきアリーナを黄色にして戦いたいと思いました。


まとめ

怪我無く健康でファイナルまで戦いたい(勝ちたい)

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