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本気で取り組みたい、3つのテーマ!

皆さんこんにちは!!yosukeです!
普段は、小売業の本部スタッフとして、グループ全体の情報セキュリテイ強化、ITリスク低減に努める為、Webサイト管理、ドメインの維持、運用、不正監視を実施しております。

最近になって、プロトアウトスタジオ研修を通じて、プログラミングに興味を持つようになり、Java ScriptやLINE Bot、IoTを駆使した技術を学び、知見を高め、新システムを提案できるように、日々勉強しております。

前回は、自分を見つめ直す為、偏愛マップを作成。身近な業務課題を洗い出す為に、6つの課題をキャッチアップしてみました。その後、プロトアウトスタジオ研修の講義と御紹介頂いた、「Maker Faire Tokyo2021作品」から、アート思考、自由な発想・表現を学び、企画を3つに絞り、プロダクト開発に繋げていきたいと思います。

1.お客さまに鮮度良い商品を提供する。また店舗の作業人時削減し、働きやすい環境を構築したい!

偏愛マップを作成し、自分を見つめ直ししていくと、海外・国内のスーパーマーケットが大好きであることを改めて感じる事ができました。現所属会社に入社を決めた理由も「海外出店の第一人者になりたい」という理由で、入社を決めました。

海外スーパーマーケットに惹かれる理由
ダイナミックな陳列と鮮度の良さだと感じております。ヨーロッパのスーパーでは、果物を大型ミキサーでジュースやスムージーにできる機会が設置されており、生ハムなどもその場でカットしてくれ、販売するスタイル。冷凍食品の売場は、拡大され、通路幅も見やすく、商品SKUも多い。なんといっても価格よりも「味」「品質」「見栄え」「物珍しさ」を重要視した展開となっている。

図2

また、中国では、陳列に迫力があり、鮮度が良い。魚などは、生け簀に入れた状態で販売されており、デジタル化も進んでおり、ラストワンマイルにも非常に力を入れている。

図3

【問題定義(What)】
・自社含め国内スーパーマーケットは、生鮮食品鮮度感が悪いかつ、
 ボリューム感が足りない。購買意欲がそそられない。
・売変ロス、廃棄ロスを気にするあまり、お客さまへ「買い物の楽しさ」「利便性の提供」など、リアル店舗の付加価値を提供出来ていない。

【なぜ不満に感じるのか(Why】
・夜の売場にいくと、品切れが目立ち求めている商品を購入できない。
・見切り品が多く、鮮度劣化が目立つ。
・売場の価格POPだけだと商品情報が少なく、商品について、従業員に質問
 したいが店出し業務が忙しそうで話づらい。そもそも従業員が見つからな
 い。
・補充用の商品箱が通路に置いてあり、通路幅が狭く、商品を選びづらい。

図4

【誰の問題か(Who)】
・経営戦略、新規、既存事業含め、改善策を構築出来ていない。
 経営幹部層(50代~60代)
・オンライン、オフライン両面の施策を経営幹部層へ提案出来ていない。
 中堅社員(30代後半~40代)
・現場の課題をキャッチアップ出来ておらず、周囲を巻き込み発信出来てい    
 ない。若手社員(20代~30代前半)

【どんなシーンや場所で使えるものを?(When&Where)】
お客さま視点
・消費者がお店に行く前や買い物をしている最中
従業員視点
・定時業務である、見切り・廃棄作業を実施するタイミング
・店出し業務を実施するタイミング

【どのように改善していくか(How)】
・消費者のデバイスで、リアルタイムに在庫確認できるツールを制作。
・消費者が自社店舗に近づいたら、お勧めやフェア商品を自動配信。
・機械学習(画像認識)と店舗タブレット、店舗PCを連携させ、入荷日から、  
 既定の期日を経過したものは、アラート通知が来るシステムを導入。
 ⇒全て目視で実施していた無駄な作業時間を削減。
・最低陳列量を下回った場合、タブレット、社員スマホへ通知。
・陳列ロボを制作し、品切れ発生時のアラート連携させ、自動陳列を実現。

図5

2.各社からの提出物格納やタスク管理など、作業効率化を図りたい!

【問題定義(What)】
・弊社は、情報セキュリテイ、ITガバナンス強化にあたり、チェックリスト、体制表、是正計画など、各ツールを各社へ展開しております。その結果をもとに、個社毎にMTGを行い、各担当者と連携を取りながら、体制強化に向けて取り組んでおります。しかし、現在は、各社からの回収物を全て手作業でフォルダへ格納し、提出頂いた担当者へ返信し、タスク管理においてもチーム内で毎週MTGを行い、確認を取っている状況。

【なぜ不満に感じるのか(Why】
・時間に追われ手作業で格納している為、ヒューマンエラーが発生。
・定型的な業務に時間を取られ、本来の各社へのサポートに時間を費やす事が出来ていない。
・チーム内MTGでタスク管理(担当振り分け)、進捗状況確認などを実施しており、時間を無駄に使用している。

【誰の問題か(Who)】
・ICT企画チーム(30代~50代男性、自身含む)
・デジタル戦略チーム(30代~40代男性)
・アプリ推進チーム(20代~40代女性、男性)
・ポータルニュース担当者(40代女性、男性)

【どんなシーンや場所で使えるものを?(When&Where)】
・各社から提出頂いたタイミング
・各担当者へ返信するタイミング
・毎週水曜日のチーム内MTG時

【どのように改善していくか(How)】
・PADなどのRPAを導入し、各担当者からの提出物を自動格納
・提出状況をIF文や条件を設定し、状況に応じた自動返信
・タスク管理(Power Automate、planner、teams)なども連携させ、タスク管
 理の自動化を図る。

図6

3.社内のデジタル人材育成を強化したい!

【問題定義(What)】
・グループ全体がデジタル推進を強化する中、自身が所属する会社は、デジタル人材育成を強化出来ていない。

【なぜ不満に感じるのか(Why】
・店舗のデジタル化が進んでいない状況。
・定型的かつアナログ業務が多い為、現場従業員の作業が圧迫している。
 緊急対策も増えた事があり、店舗責任者の退職率が上昇。
・超高齢者社会の中、急速に出店を続けているが、人員不足が課題。
 時給upも従業員が見つからない状況。多店舗応援で繋いでいる。
 1店舗当たりの作業人時を削減する事が急務。
・デジタルを学びたい従業員が多くいるも社内で学ぶ機会がない。
 また、教育できる人材がいない為、外部へ委託し、依頼している状況。

【誰の問題か(Who)】
・営業企画部(営業課題をキャッチアップ出来ているか?)
・経営企画部(今の店舗人員で出店ラッシュが継続できるか?)
・新規事業企画部(無人店舗など提案出来るのでは?)
・システム企画本部(システム、デジタル関連理解しているか?)
・人事総務部(退職率に課題があるのでは?)
・人材教育部(デジタル関連の学びの場を提供出来ているか?)

【どんなシーンや場所で使えるものを?(When&Where)】
・休日、業務時間外(希望者のみ)
・週1日のMTG時(エリアMTGなど)
・出勤時、退勤後、社用スマホを使うタイミング
・希望集合研修を実施するタイミング

【どのように改善していくか(How)】
・全社員に向けて、Formsを活用し、デジタル(学び)に興味があるか、アンケ
 ートを実施。PowerAutomateで自動集約し、データ分析。
・学びの場を無料で提供し、デジタル、プログラミング、作業効率化に繋が
  るツール説明など、実機かつ参加型の研修を開催する。
・週間業務で実施している印刷物(業務引継票、週間業務、陳列指図書)など   
 店舗タブレットで確認できるツールを提案する。
・希望者とデジタル人材育成強化プロジェクトを立ち上げ、店舗従業員か  ら、サポートデスクに入電している問い合わせをLINEBot、チャットボッ        
 トを活用し、自動化を図る。

まとめ

今の自分には、どこまで開発できるか分かりませんが、プロトアウトスタジオから学んだ、アート思考で考察し、周囲を巻き込んで企業や組織を成長させる事が重要かと感じております。
ここから、実装スキルも更にブラッシュアップして、全てのステークホルダーを幸せに出来るように、チャレンジしていきたいと思います!





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