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「クラウドファンディング」を考察!  成功の秘訣を知る!

皆様、こんにちは!
野球バカのyosukeです!
前回は、自身の半生を踏まえ、「本当に自分がやりたいこと」「本当に自分が好きなこと」を改めて見つめ直し、記事を書きました。今後は、この内容を更にブラッシュアップして、「クラウドファンディングに挑戦しよう」と考えております。

そこで今回は、クラウドクラウドファンディングを成功させる為、他の方の企画や制作物を事前に調査し、自分なりに考察し、成功へのヒントを得ようと思い、記事にまとめてみました!
是非興味がある方、お時間がある方、読んで頂けると嬉しいです!

「CAMPFIRE」

今回は、国内最大かつ誰でも挑戦できる安心のクラウドファンディング「CAMPFIRE」の中から、プロジェクトをピックアップし、自分なりに考察する事にしました。

「CAMPFIRE」 とは、あらゆるファイナンスニーズに応えるべく、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししてきた国内最大のクラウドファンディングです。これまでに5.8万件以上のプロジェクトが立ち上がり、610万人以上の人から510億円以上の支援が生まれています。

プロジェクトオーナーは、「CAMPFIRE」 にプロジェクトを掲載することで、支援という形で資金を集めることができ、支援者はプロジェクトへ支援することで、モノや体験などのリターンを得ることができます。

「魅力的かつ支援したいと思う」プロジェクト
SPARKS by BOOSTER STUDIO - CAMPFIRE ​

プロサーファーの世界を体験できる"VR連動サーフィン陸トレデバイス"を作る!

【プロジェクトの特徴】
水深約2~3メートルの程の海底に巨大な波のうねりが押し寄せチューブと言われる巨大な波のトンネル『GreenRoom』。サーファーの中でも選ばれた者しか入られない神聖な場所。VR連動サーフィン陸トレデバイス"IN THE GREENROOM"を使用すれば、例えサーフィン未経験者でも泳げなくても、プロサーファーの世界を体験することができるというもの。


■ファーストビューの印象
①タイトル名で興味が湧く!インパクトを与える事が重要!
「プロサーファーの世界を体験できる"VR連動サーフィン陸トレデバイス"を作る!」というタイトル名が非常に魅力的であった。全体のページを読まれる為にもタイトル名が非常に重要。魅力的な表現を行い、ユーザーの心を掴むことが大切であると感じました。

②動画&コンテンツ説明がポイント!
トップページに画像を多く使っている制作物も多いが、動画コンテンツをアップした方がイメージしやすく、魅力的。動画下の「サーファーの中でも選ばれた者しか入られない神聖な場所」という表現方法にも惹かれた!説明箇所を端的に魅力的な言葉で、ユーザーを引き込めるかが重要であると感じました。

■考察ポイント① 5W3Hが意識されている!
今回のプロジェクトを拝見し、サーフィンに対する「愛」「熱量」を感じる企画になっていると感じました。制作者が「サーフィンの魅力」「体験できない世界を多くの方に届けたいんだな」と熱量を感じる企画内容でした。また、何を(課題)、なぜ(動機)、誰が(対象)、いつ(時期)、どこで(場所)、どのように(手段)、どのくらい(規模)、いくら(費用)を意識された記事投稿になっており、見やすく、分かりやすい内容になっていると感じました。

図1


■考察ポイント② 定量的なデータを活用!市場調査
サーフィンは、魅力的なスポーツ。しかし、楽しいと感じるまでのハードルが高いという課題に対して、感覚論だけでなく、定量的なデータをもとに、説明されている点が重要なポイントであると感じました。

■考察ポイント③ 実際の動きをGIFで表現
陸トレの様子をGIFで表現されている点が非常にイメージしやすく、見やすい内容となっていた。文字表現だけでなく、「制作フェーズ」「試行錯誤している点」などもGIFで表現していければ良いのではないかと感じました。

図2

■考察ポイント④  ターゲットが明確
本デバイスのターゲットが明確で、活用方法も細かく記載されている為、使う側の視点で考えた時にイメージしやすい内容となっていた。デバイスを作る際に、「どのようなターゲットに使って欲しいか?」「制作したデバイスを通じて、ユーザーに何を届けたいか」という点を意識して、企画提案、記事投稿を実施していきたいと思いました。

■考察ポイント⑤  体験談(使ってみての声)
このデバイスを使ってみての体験談について、「一般の方」「プロサーファー」の視点で記載されいた点が非常に良かったと思います。今回のプロジェクトは、良い意見が多かったと思いますが、自身が制作するにあたり、批判的な意見なども盛り込んでいこうと思いました。

■考察ポイント⑥ 「開発計画&プロジェクトリターン」
開発計画やプロジェクトリターンの記載があると、信憑性が増して、より応援したくなる記事であった。最後の方で書かれている点も非常にポイントであると感じました。

■考察をどう活かす?
・5W3Hで記載する。(課題、動機、対象、時期、場所、手段、規模、費用)
・「野球愛」「熱量」を届ける為、タイトル名、表現方法に注力する。
・感覚論だけでなく、定量的なデータも活用する。
・「制作フェーズ」「試行錯誤」しているGIF動画も盛り込む。
・「どのようなターゲット、使うシーン」を明確に表現する。
・実体験を盛り込む。良い意見だけでなく、率直な意見を!

「魅力的かつ支援したいと思う」プロジェクト
クラウドファンディング - CAMPFIRE 

ZWIFT&オリジナルアプリで世界のコースを走れる
最新AIエクササイズバイク

【プロジェクトの特徴】
アプリと連動しコースによって負荷が自動で変化。ライバルと競ったり、お気に入りお国を走ったり、楽しく動けるAIエクササイズバイク。楽しいから飽きずに続けられるのが特徴。そして新技術によりあなたの体力に合わせた負荷に設定出来るのでまるで最新のパーソナルトレーナーのよう。静音設計で、使う時間も気にせずにOK。

■ファーストビューの印象
①タイトル名&動画コンテンツ(イメージしやすい)

「仕事はテレワーク 筋トレは自宅!」というキャッチに惹かれる!実際に稼働している様子を動画で見れるので、イメージしやすく支援したくなる。実際に使ってみたいと思わせるファストビューになっておりました。

■考察ポイント① 身近な課題にフォーカスし、5W3Hで記載!
在宅ワークが増えている中、誰もが抱えている問題「運動不足」「体重増」にフォーカスし、5W3Hで記事をまとめられており、非常に見やすい内容となっておりました。制作したものをいかに分かりやすく、伝える為にも5W3Hで記事をまとめていく事が重要であると感じました。

■考察ポイント② IoTと連携させ、他者にないもの。アイデンティティ
自宅で、エクササイズは中々続かないもの。また、トレーニングバイクなどは、通販で良く販売されているもの。しかし、今回の制作物は、従来の商品と大きく違いAIを活用し、自動で負荷を設定してくれる仕組み、世界のコースを走る事が出来る、パーソナルトレーニングなど、IoTと連携させた仕組みで、「開発者らしさ」「アイデンティティ」を感じる企画でした。飽きずに続けられる多彩なプログラムも搭載されており、非常に魅力的でありました。

■考察ポイント③  運動記録をシェアできる高い機能性!
「NEXGIM MG03」は、鍛える商品だけでなく、仲間やグループを作り運動記録をシェア出来る機能面の高さに魅力を感じました。この内容も「自宅で一人だと中々続かない」という課題に対して、楽しさを追求しながら、課題も解決できる機能性を持っており魅力的でした。

■考察ポイント④  組み立ての説明も動画!
このような商品は、取扱説明書だけが自宅に送られてきて、試行錯誤しながら、組み立てるパターンが非常に多い。時間もかかり、中々上手くいったことがない。(自分だけかもしれません。笑)
動画で説明する事で使う側にとっても非常に便利で、ユーザー視点である。

■考察ポイント⑤ メーカー&実行者の顔が見れる!
最近トレサビが話題となっているが、クラウドファンディングもメーカーや実行者の顔、誕生のきっかけ等が見れると安心感を与える支援したくなると感じました。生産者の顔は、非常に重要なポイントであると感じます!

■考察をどう活かす?
・5W3H記事投稿を意識する。
・タイトル名、動画コンテンツで、ファ―ストビューを強く意識する。
・「自分にしか出来ない制作物」「アイデンティティ」
・アート思考で検討し、IoT、AIを連携させたプロジェクト。
・開発者(自分)の写真、制作誕生ストーリーを記事に記載する。

「これちょっと惜しいな」プロジェクト
クラウドファンディング - CAMPFIRE 

頑張る少年少女に野球指導したい!

【プロジェクトの特徴】
練習しても上手くならない。全体練習だけでは一つ一つのプレーを学べない。そんな頑張る少年少女に向けて野球を伝えていきたいというYOUTUBEチャンネルを目指すプロジェクト

■ファーストビューの印象
①Youtube企画を作っていきたい企画なのに、トップ画面が画像!
Youtube企画をやりたいのであれば、トップ画面も動画コンテンツを盛り込んだ方が良いかと感じました。「本当にこの企画をやりたいのか?」「熱意」という点が弱いと感じました。

②タイトルにインパクトがない!アイデンティティに欠ける!
子供向け野球指導Youtube企画で、非常に面白い企画であると感じるが、独自性がない。既にYotubeでの配信されている方が多く、アイデンティティに欠けると感じました。

■考察ポイント①  5W3Hで記載されていない為、企画が弱く見える!
課題、動機、対象、時期、場所、手段、規模、費用など、全体的に深掘りが浅いと感じました。特に、目標(ゴール)が明確に描けていないので、全体的に浅くなっているイメージが強いと感じました。資金の使い道もどの機材を購入するのか?編集用パソコン13万円もするのか?など、疑問を感じる。

■考察ポイント②「本当に子供に野球を指導したいのか、伝わってこない」
成功体験を一つ一つ積み重ねて欲しいと記載があるが、明確なプロジェクト内容が記載されていない。どのようなスケジュール感で、子供に対してどのような野球指導をして技術を習得させていくのか?説明がない。

■考察ポイント③  野球であるあるの感覚論!
野球を指導する方に多い感覚論。このプロジェクトは、子供に指導する上でも感覚論しか記載されていない為、この動画を見た子供達に悪い影響を与えると感じる。野球は、データ。定量的なデータをもとに分析し、指導を行う事が重要である。

■考察ポイント④  最後に集合写真??
最後の写真がそれまでの記事の中に全く記載のないメンバー写真が掲載されいている。また、開発者の紹介もない為、支援したいという気持ちが薄れる。

画像3

■自分ならこうする!
・動画コンテンツを投稿し、ファ―ストビューを強く意識した内容にする。
・5W3Hで記載し、より明確にプロジェクト内容を記載する。
 (例)Youtube企画の概要、スケジュール、開発費用など
   育成プログラム(学生のタイプ、個性を加味した育成方法)
・野球を指導する上で、感覚論にならないように、IoTと連携させた仕組みを 
 開発。定量的なデータをもとに動画コンテンツで説明する。

「これちょっと惜しいな」プロジェクトクラウドファンディング - CAMPFIRE 

最新メジャー流少年野球コーチングで、子どものやる気と能力を10倍引き出す!

【プロジェクトの特徴】
野球少年のやる気と能力を10倍引き出す、「最新メジャー流少年野球指導法」を日本に導入し、野球を愛する子供達をたくさんスーパースターにしたい!というプロジェクト

■ファーストビューの印象
①指導法の動画説明をトップに欲しい!
最新メジャー流少年野球指導法という目を引く内容になっていると思うが、
画像と説明だけでは、中々イメージが膨らまない内容。
動画コンテンツを最初に導入する事でアイキャッチに繋がると思う。

■考察ポイント① 写真が多く、プロジェクトの熱量が伝わってこない印象
課題や動機の立て付け、ストーリー紹介の中で、画像が多すぎて、プロジェクトの内容が伝わってこない印象。「プロジェクトへの愛」「熱量」「本当にスーパースターを作りたいのか?」という点が伝わってこない印象を受けました。

■考察ポイント② インサイドアウト(Whyから始めよ!)
このプロジェクトは、whyが非常に弱い印象を受けました。「なぜこの企画をやりたいのか?」「このプロジェクトを通じて、どう貢献するのか?」という点は、更に深掘りして、記事に記載する必要があると感じました。

■考察ポイント③ 開発計画・資金の使い道
2018年8月19日から8月27日に渡米しますと記載があったが、「短い期間でそれだけのノウハウを吸収する事ができるのか?」と開発計画においても深掘りが足りず明確になっていないと感じました。野球は、ポジション、球団によってもトレーニング方法が違うがそのあたりに対する内容の記載がない為、甘さを感じる。また、資金の使い道においても「往復旅費」「宿泊費」、「メジャー流野球コーチング受講料」、「その他諸経費」と記載があり、旅行費用?と感じる内容になっており、支援したいと中々思えない内容。

■考察ポイント④ 補足内容をブラッシュアップすべき!
補足内容のところで、動画コンテンツが投稿されているが、非常に勿体なさを感じる。冒頭に持っていくべき必要があるのではないかと感じました。
また、写真もプロ野球選手と撮影したものなどもあり、ここをフォーカスすべきでないかと感じました。

■自分ならこうする!
・この課題に取り組みたいと思ったストーリーや開発動画を冒頭に盛り込み、ファーストビューを強く意識する。
・目標(ゴール)をより明確にする。少年野球チームを1チーム絞って、密着し、学んだトレーニング指導法をチームに共有し、どう変化していくのか?という点も実体験含め、実施していく。その為のゴールとスケジュールを記事に投稿していく。
・トレーニング指導方法、資金の使い方、スケジュール含め、より明確にした内容を記事に残す。
(例)ニューヨークヤンキースの1軍~7軍の年代別のトレーニング方法を検証する。その際も各球団別、地域性でトレーニング方法が異なると思うので、そこにもファーカスした内容を記載する。
また、IoTと組み合わせ、より定量的なデータで分析する。
日本人との体の違いも分析し、怪我しないトレーニング方法を学ぶなど。

まとめ

今回、あらゆるクラウドファンディングを見て学び、「支援したいと思うプロジェクト」「ちょっと惜しいなプロジェクト」を自分なりに考察してみました。支援したいと思わせるポイントは、5W3Hを意識して、プロジェクトに対する「熱量」を伝える事が重要。また、ファーストビューを強く意識し、「他者にない」「自分らしさ」を追及していく事が重要であると感じました。自分の企画を更に深掘りし、アイデンティティを追及したクラウドファンディングの企画を提案していきたいと思います。


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