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NFTを使ったビジネスって何があるの?

NFTを使って、起業を目指す若者の学習アウトプットログ。
今回は、現在(2022/12/16時点)既にNFTを使ったサービスとして展開されているビジネスをいくつかピックアップしていきたいと思う。

なぜNFTなのか?

NFTのビジネスの事例を見ていく前に、なぜまたNFTを使う必要があるのか、どんなメリットがあるのかを整理する。

大きくは、従来のデジタルデータと同じく分類されるが、NFTはそのデジタルデータの所有証明ができるところに大きな特徴を持つ。これを”デジタル所有物”ともいわれることもある。

デジタルの物の所有の証明、ないしは唯一無二の証明ができることによって、これまでのデジタルデータの価値に革命が起きたのが、2021年くらいからの動きである。

NFT×アート作品

このビジネスモデルが一番シンプルで分かりやすいかもしれない。故に一番最初に世間的にNFTというワードが聞かれるようになったきっかけでもある。

NFTの特徴はデジタルの物に価値を与えられることである。これまでデジタルの作品はコピーがされてしまうがために、価値を持たなかったのただが、
NFTの技術によって、これまでの価値観がひっくり返ったのである。

つまりデジタルな物(代表されるのがデジタルアート)が売れるようになったので、それがそのまま商売につながるようになったのだ。

NFT×マーケットプレイス

デジタル物の売買が発生すると、そこには市場が生まれる。その市場=マーケットプレイスを作って、デジタル物の売買をより簡単にしようというビジネスが、マーケットプレイスだ。

現在は、国内大手企業が一部展開している状況だと思いきや、国内だけで70種類以上のマーケットプレイスがありそうだ。カテゴリーとしては様々だが、やはりアート・ゲームが多い状況だ。

NFT×周辺ビジネス

マーケットプレイスにNFTを出品するには一定の事務作業が必要だ。そこで、クリエイターが本業へと集中できるように、出品〜管理までと幅広く事務作業を請け負う業者が出てきた。有名所ではCryptolessNFTというサービスだ。

この代行業は参入ハードルが低く、どんどん業者がでてくるのではないだろうか。また、NFTの販売管理ツールなど、周辺ビジネスはいろいろと登場してくるであろう。

最後に

NFTビジネスを全体的に見てみたが、やはり現状ではコンテンツをもつプレーヤーとマーケットプレイスを展開する業者の2者がかなり目立つ印象だ。マーケットプレイスも思ったより存在はするが実態はまだまだ”怪しい”を拭えていないサービスも多く、やはり大手企業が展開するサービスが残っていくのではないかと感じた。

あとはクラウドファインディングの分野(ほぼコミュニティビジネス)やBtoB系のサービスも出てきていて、水面下では多方面でビジネスが展開されつつある。

今後は、PJ単位で行われた事例なども見ていき、NFTの使い方の勝ち筋を研究していきたい。

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