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🎃TRICK OR TREAT!🎃

ハロウィンで思い出すのは、
10月31日当日、英語のアメリカ人の先生が顔中を真っ青にペイントし、髪の毛もツンツンに飛ばしたスタイルで平然と英語の授業を始めた場面。
クラス中でクスクス笑いから始まって、何?何? 先生?どうしたの?という流れに。
それから、いたずらで家の周りをトイレットペーパーでぐるぐる巻きに覆った話しなどアメリカのハロウィン事情を話してくれてワイワイと楽しい授業が始まりました。

アメリカって大人もハロウィンに全力なんだ! 
カルチャーショックでした。

日本でも大人も子供も楽しめる秋の大きなイベントの一つになりましたね。
ハロウィンのことを知って、もっと楽しいお祭りにしましょう!

🎃Halloweenの起源🎃


ヨーロッパの古代ケルト人の祭礼である「サウィン Samhain」が始まり。
秋の収穫を祝い、また悪霊を追い払うお祭りが起源とされています。


🎃ハロウィンって、どんなお祭り?🎃


キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる「万聖節」という祝日の前夜祭のことです。
毎年10月31日に行われます。
死者の霊が戻ってくるというので、日本のお盆のように考えてもいいですね。

死者の霊を導いたり、また悪霊を払いさったりするので、焚き火やランタンは不可欠なものとなっています。

🎃仮装する理由は?🎃

日本では個性豊かな仮装を楽しむ行事となっていますね。

古代ケルトでは、1年を11月1日から10月31日としています。
大晦日である10月31日は、亡くなった人や先祖の霊をお迎えする日ですが、
同時に悪霊などがやってきて悪運をもたらしたり、いたずらをすると言われています。

その為、魔女やゾンビ、ドラキュラやフランケンシュタインなどの怪物に仮装し、悪霊と同化することで、悪霊がもたらす災いを遠ざけ、追い払うために仮装をすると言われています。

🎃TRICK OR TREAT!🎃


魔女やゾンビに仮装した子供たちが街を歩き、「トリック・オア・トリート!」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と玄関先で声をかけ、お菓子をねだるイベントが有名です。
このお菓子には、「悪霊を追い払う」と言う意味が込められています。

大人はお菓子をたくさん用意して、
"Happy Halloween!"(ハッピーハロウィン!)と言ってお菓子を渡すのが伝統になっています。

🎃Jack-O’-Lantern (ジャック オ- ランタン)🎃


ハロウィンの時期になると、目・口・鼻をくり抜いたかぼちゃをよく見ます。

これは「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれていて、アイルランドの物語に登場する「ジャック」という男がモデルになっています。

生前悪いことばかりをしていたジャックは、彼の魂を取ろうとした悪霊を騙したため、地獄に落ちることもできず、死んだ後もランタンに火を灯して、暗闇を歩き続けたというお話があります。

今はかぼちゃをくり抜いてランタンを作るのが一般的ですが、当初はカブをくり抜いていたようです。
ハロウィンがアメリカに広まった当時はカブの生産量が少なかったため、大量生産され加工しやすいかぼちゃを代わりに使用するようになりました。

このランタンは、日本で言う鬼火のような存在で、部屋の窓辺に飾ることで、魔除けの役割を果たすと言われています。


ジャック オー ランタン

🎃🎃🎃

ハロウィンは、日本のお盆のようなものなので”はやりすたり”のトレンド的な類いではなく、伝統的なお祝いです。
外国の文化も知りながら、カボチャや秋の植物を飾ってハロウィンを楽しんでもらえたらとても嬉しいです!