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これで花が長持ちする!?クルクマで実験してみました!

夏の定番の花、クルクマ。

種類も豊富で、切花が持たない夏の時期でも、比較的長持ちするお花としてお店でも重宝しています。

クルクマ: ロレーナピンク

クルクマについて

クルクマとは、ショウガ科に属する球根植物で、お花屋さんに出回る時期は7〜9月頃です。

花びらが段々になっているように見える部分は、お花ではなく苞(ほう)という、葉の一部です。
苞の中に小さな花が咲きます。

そんなクルクマ、花の中に水が溜まっている状態でお花屋さんに並んでいるところを見たことがありますか?

矢印のところに水を溜めると長持ちすると言われている


実は、クルクマの花は窪んでいる部分に水を溜めると長持ちすると言われています!

なぜ苞(ほう)に水を溜めると長持ちするといわれているのか?

クルクマは東南アジアが原産地です。
暑くて湿気の多い地域で育つため、水が大好きな植物です。
そのため、苞に水を溜めたり、霧吹きをかけ保湿してあげた方が長持ちすると言われています。

今回は苞の部分にも水を溜めたものと溜めなかったもので花持ちを比べてみます。

本当に長持ちするのか?さっそく実験していきます!

1日目


写真左側のクルクマの苞の中に水を入れています。

右側のクルクマの苞の中には水を入れずに、どちらが長持ちするのか観察していきます!

心なしか水を入れたほうは、しばらくして苞の部分が開いてきたような…

5日目

4〜5日では大きな変化はありませんでした。

しかし肉眼で見ると、水を入れたクルクマの方が色ツヤがよく元気に見えます。

10日目
10日目 左: 水あり 右: 水なし

右側の水を入れていないクルクマは、全体的にシワシワになり変色してきました。

それに比べて水が入っている左側のクルクマはまだまだ色も鮮やかでフレッシュですね。

14日目
14日目 左: 水あり 右: 水なし

2週間経ち、どちらも変色してきましたが上から見ると、水を入れたクルクマの苞にはツヤがあり色も綺麗です。
横から見た時のフチの変色も、水を入れたクルクマの方が少なく見えます。

結果

2週間観察したところ
クルクマの苞に水を溜めると、より長持ちする!
ということがわかりました。
この方法は、クルクマの生産者さんも推奨しています!

ぜひみなさんもクルクマを購入した際、水を溜めたり、霧吹きをしてみて、1日でも長くお花を楽しんでくださいね!

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