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うがい薬、のどスプレーの種類【ポビドンヨード、アズレン他】

こんばんわ、話題には乗っておくタイプのケイタです。


いやー、大変でしたポビドンヨード騒動。


昨日言いたいことは言ったのでもう終わり。通常モードに戻します。


鉄は熱いうちに打たないとね、今日はうがい薬とのどスプレーの解説です。


以前にも軽く紹介しましたが、ここで深堀りしますね。


予防と治療で分けて使うのがオススメです。


ではいきましょう。


▼うがい薬


うがい薬は正式には「含嗽(がんそう)薬」といいます。


ま、そんな難しくしなくてもいいですね、うがい薬で通します。


市場には薄めて使う「希釈タイプ」と、そのまま使う「ストレートタイプ」があります。鍋の素みたいだ。


▼のどスプレー


のどスプレーは数多く出回っていますが、ほとんどがポビドンヨードスプレーです。


そのまま喉の奥に噴射できるので、手軽で人気です。


以前は綿棒に薬液を浸して直接塗ってたものを改良したタイプですね。



では成分と商品を紹介し解説します。


▼ポビドンヨード


ポビドンヨードはヨウ素を溶かしたもの、と思ってください。


非常に殺菌力が高いため、キズや手術などの消毒にも使われます(消毒薬のヨードチンキはヨウ素をアルコールで希釈したものです)。


ほとんどのウイルスを殺菌できます。


特徴は皮膚からの吸収率が高いこと。


なのでうがい薬でも甲状腺機能障害の方や妊婦の方は使ってはいけない事になっています(市販薬の場合)。


商品として有名なのは、うがい薬の「イソジン」(医療用医薬品のイソジンもあります)。


『画像はAmazonからイソジンが消えているので後日掲載しますが、わかりますよね。茶色のアレです。』



そしてのどスプレーでは「のどぬーるスプレー」。


ただし、のどぬーるスプレーに代表されるポビドンヨードスプレーは、飲み込んでしまうため吸収率はかなり高めです。


使い過ぎにほ十分注意してください。


他にもフィニッシュコーワもポビドンヨードスプレーです。


(Amazon、足元見てまとめ売りしかない… 買わないでくださいね)


他にも多々ありますが、のどスプレーの多くはポビドンヨードスプレーです。成分表示を確認してくださいね。



▼塩化セチルピリジニウム


次は「塩化セチルピリジニウム」です。舌噛みそう。


これは透明な液体なので、パッケージもクリアなものが多いですね。


味はほとんど無味無臭でかなり使いやすく、幼児でもうがいができるのも大きいですね。


殺菌力はポビドンヨードより落ちます。


一定のウイルスと細菌などに殺菌力を発揮します。


のどスプレーは


これが入手しやすいかと。


レモンミント味でポビドンヨードスプレーのような後味もありません。


うがい薬では「コルゲンコーワうがい薬」。



キレイな色で見た目も爽やか。ポンプタイプで簡単に軽量できます。


なおこの成分は一部のウイルスには効くようですが、新型コロナウイルスには効かないと思ってください。


歯周病菌にも有効なのでクチュクチュしてからうがいしてくださいね。



▼アズレン


最後に「アズレン」です。


元々はカモミールから抽出された成分で、「アズレンスルホン酸ナトリウム」と言います。


ほんのり甘く、子どもでも使いやすい成分ですね。


このアズレンは殺菌力はありません。


あるのは「抗炎症作用」、腫れを鎮めるチカラですね。


なので使用用途は「喉が痛いとき」です。


抗炎症作用なので、口内炎にも使えます。便利。


のどスプレーとしては「パープルショット」がオススメ。



口内炎、喉の痛みに良いので活躍する場面は多いはず。


そしてうがい薬は「パブロンうがい薬AZ」。



のどが痛くてうがいをするならコレを使ってください。


でもアズレンならスプレー剤の方が狙いやすいですし、いつでも使えるのでオススメです。




と、カンタンに解説しました。


こういった成分を把握しておくと、一連の騒動もよく分かるはず(まだ言うか)。


のどはウイルスのいちばんの入り口です。



予防とケアをしっかり行ってくださいね。



ではまた。



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