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精神障害者は、派遣社員の夢を見るか?

 髪の毛がそろそろ寂しくなってきたのに、その他の体毛が元気いっぱいなのは、なんでなんだぜ?(挨拶)

 と、いうわけで、フジカワです。

 先日、ついカッとなって、デスクトップPCを買い換えたりした今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

月日が経つのは……

 早いもんです。前回の記事で、「今の施設が、3月いっぱいで閉鎖する!」と書かせて頂きました。

 そして、気が付けばもう、明日で3月(の、平日)が終わるという。

 まあね、古来より、「一月は去(い)ぬ、二月は逃げる、三月は去る」と申します。

 今の施設での仕事も、明日が最後。結果的には、1年持たなかったんですが、自分の責任じゃあない。

体験就労、からの?

 そんなわけで、3月の22日に、有給を取って、例のクリエイティブ系B型施設へ、体験就労へ行ってきました。

 前半の2時間を、仕事の体験に。後半の2時間を、学習(クリエイティブなこと)の体験に充てました。

 仕事は、先に触れましたが、まずは、ゲームセンターで使うメダルを磨く作業。うん。That's内職。

 次に、PCを使っての作業をしたんですが……なんか、施設のInstagramのアカウントを使って、あれやこれやする。

 あまり詳しくは言えないのですが、はっきり言って、スパム行為の片棒を担ぐような作業で、かなり良心の呵責が。

 そうこうしているうちに、昼休みに。弁当が無料で出るのですが、中身に関しては、「お察し下さい」レベル。

 まあね、「無料のものに、文句を付けるな!」って話です。

 かくして、午後。さすがの僕も、2時間で小説は書けないので、軽く詩を書くことにしました。さっくりと2作ほど書いて、提出したら、スタッフさんにずいぶん褒めていただきました。はい。一応、元本職ですし。

 時間が余ったのですが、途中で切り上げてもいいと言うことでしたので、15時の30分ほど前で、撤収しました。

未来が見えない

 そうなんですよね。「この場所に通っている自分の姿」が、どうしても思い浮かばない。

 そりゃあ、人間関係については、新しく構築していけばいいだけとも言える。

 ただ、周囲は非常にクセが強いと一発で分かる面々。上手くやっていける自信がない。

 それをざっくり差し引くとしても、やはり、PCでの作業が、はっきり言って、やりたくない。いかに工賃(時給)がもらえるとは言え、他人様に迷惑をかけてまで?

 この作業は、在宅でもできるそうですが、あんな作業を家でやるなんか、もっと嫌だ。

 数日しばらく考えて、やはり、「嫌な仕事を渋々やる」のは、精神的にかなり堪えるという結論に達し、4月1日からの通所を、キャンセルする意志を、施設に伝えました。

 ドタキャンで申し訳ないとは思ったのですが、別に、施設に対して立てる義理もないですし、深く考えないようにしました。

発想の転換

 先の記事で触れましたが、僕は、

「一応MOSは持ってるけど、事務職未経験の、もうすぐ50歳の、精神障害者」

 です。

 市場価値は皆無……でしょうか?

「通勤を伴った上で、フルタイムで、正社員として働く」

 これは、まず無理ゲーです。

 しかし、

「在宅勤務で、時短勤務で、派遣社員として働く」

 ならば、まだ道はあるのではないか?

 もちろん、その場合、自分の障害をクローズドにする(隠す)必要がありますが。

 やっぱり、多少なりとも稼ぎたいですしね。

某派遣のポータルサイトに

 試しに登録して、希望の条件を入れて、検索してみました。

 結構贅沢な条件を指定したのですが、割と仕事がある。

 いくつか、応募してみました。派遣元の会社のうち、一社とは、Web面談を終わらせました。もう一社からは、社内選考の結果、お見送りのメールが。残る一社からは、連絡待ちです。

 派遣という形態は初めてなのですが、いかにサイト上に多数の仕事があっても、募集人員が、一人とかであり、要は、壮絶なる椅子取りゲームということを知りました。

 うん。4月1日から、すぐさま働けるはずがない。ちょっと、ガムシロップを1リットル一気飲みする程度には、甘かったようです。

とりあえず休みたい

 さらに甘い話なのは、百も承知ではあるのですが、離職票が届いてからとは言え、当面、失業手当が出ます。

 すぐに干上がることはないので、しばらく、休みたいと思います。

 書くべき原稿(懸賞応募作品)も、手が止まってますしね。

 まずは、明日の最後の仕事を、ちゃんとやります。

 んじゃまた。

サポートして頂けると、泣いて喜びます。『打てど響かず』というのが、創作者にとって一番哀しいことでございますので。人助けと思って、よろしくお願いいたします。