「変わってない」でいられたら

皆様、こんにちは。24歳女、カヤノです。
こちらの文は、ほとんどが今年、2022年6月頃に綴られたものです。
ようやっと心の整理がつき、如何様にこの文を最後締め括るかを定められましたので、公開致します。

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絶賛、己の不甲斐なさに絶望している中で筆を執っているため、今回の私は暗黒面に堕ちまくりやもしれません。
May the Force be with you.
(スターウォーズ未履修)

でも、そんな時に生まれる黒歴史のような言葉の数々こそ、ある時ふと読み返してみたら芸術の種になってしまったりするのかも知れませんから……(あくまでも希望的観測)

私はこうして文字を書き殴ることは、自分のご機嫌取りのひとつとしても、大切な己のあり方だと考えることにしています。

ので、それを見届けたい物好きな皆様にお付き合い頂ければ幸いです。

index
・ずっと更新してなくてごめんね。

・まだまだ無力であると痛感して

・だから私の人生は復讐劇でいい

・おわりに



ずっと更新してなくてごめんね。

長い間noteの更新をお休みしていたわけですが。
簡単に言えば「心が満たされていて、書くことがなかった」という状態だったのだと今なら思います。

もちろん、思いついたことがあれば軽く書いて、下書きに溜め込んでいましたが、やはり言葉が続かなかった。

これは「自分のご機嫌取り」をする暇も無いほどにファンの皆様から愛を頂いて、満たされていたからだと思うのです。

だのに、それが今、こうやって私の中には悲しみを伴って自分を見失わないための言葉が渦巻いております。

これが、皆様からの愛が足りないからとかそんな理由では無いことを、まずは伝えさせて下さい。

私は確実に沢山の方々のおかげで今も幸せ者で、自分には勿体ないと思うほどの場所に居させて頂いています。

でも、ときに人生というのは、そんな幸せを軽く上回る程の悲しみが顔を覗かせるんですよね。

だから私は声高らかに
「今日もしんどい、明日もきっとしんどい」と叫びながら
どうしたら悲しみから逃れられるのかだけを考えて、幸せに貪欲で、情けない姿を晒すことも厭わないでいます。

どう見てもなんかダサいで、いいのです。

まず初めに、これを今回の宣誓としておきましょう。



まだまだ無力であると痛感して

アイドルをしている今、私は本当に天職に就けたと思うくらいに幸せです。

アイドルをする上で受ける様々な制約……、例えば、これまでの友人たちとは気軽に連絡を取り合うことも出来ません。
友人たちは私が元気かどうか知れても、私がみんなが元気かどうか知るには、取るべき手順が多かったりします。

コミュニティが広がっていくとしても、仕事柄という薄い布が、私の周りを常に覆うものです。

しかしながら、そんな制約ですらそれでいいと思えるほどに私はこの仕事が好きだし、まだまだ続けて行きたいと思っています。

でも、それでもやっぱり、今回に限っては私は「こんな仕事、して無ければよかった」と口にしながら、人目もはばからずアキバのサイゼで涙を流しました。
(直ぐに友人が「天職なんでしょ」と笑いながら慰めてくれましたが……)

友人たちは、そんな私を見てなのかずっと本当に優しかったし、他の高校の知り合いたちの話も沢山教えてくれました。

聞けば聞くほど、本当にみんな立派で、ちゃんと大人になっていて、社会に貢献していて。

ほんと、私だけが、その時、7年振りくらいに会った友人に言われたように「変わってない」と感じるほど。

私も自分は、大人になったフリをしてるだけで変わってないと思うもんね〜!へへ〜ん!

だから当時そうだったように、高校の同級生たちの中で下から数えた方が早い場所に、今もなお立っていると思いながら生きているし、

たとえ私がどんなに自分で幸せだと思っていても、高校の知り合いたちからすれば、私の今の姿はみっともなくて、知り合いだとか知られたら最後、本当に恥ずかしいだろうなと、まだ思っています。

母校の恥晒しだと心から感じていて、当時担任して頂いた先生や学年主任には合わせる顔がございません。

だから自分から連絡するのも、変わらずに相手してくれた人にしか出来ないから片手で足りるくらいしか居ないということになってしまいます。

本当に、私はな〜にやってんだか。みんな元気かなあ。


だから私の人生は復讐劇でいい

きっと私が時折思い出して懐かしく感じるあの子やあの子は、私のことなんてこれっぽっちも思い出すことなく今を生きているんだと思うと、私も頑張らなきゃと思える。

ただ、それは単に私の願望でしかなかったりもするのです。
下の下の私の事なんて思い出すことも無く今を幸せにしていて欲しい、という願望。

いつだって辛酸を舐めて苦しい顔をし、何かを追いかけているのは、ズブでクズの私の役回りでいいのです。

でも実際のところは、みんな大人になるに連れて大人になったなりの悩みを抱えてて、どうにか折り合いを付けながら頑張ってる。

きっとみんなにも、自分みっともないなあって思う時があるのでしょうか。
もしそうならば、そういう時には是非とも私のことを思い出して、心の中で思う存分、貶して欲しい。

あんなに母校の中で疎まれまくり!敵作りまくり!嫌われまくり!だったくせに、
まだこんなにもみっともなく、未だに幼稚園の頃からの夢だとかなんだとかほざいて回って、
地面を這いつくばって生きている、とんでもなく恥ずかしい奴が、残念ながら地元・仙台にいるのだと。

嫌いだった私を見て「下には下がいるから、まだ自分は大丈夫だな」と安堵してしまえばいいのに。

……そんな形でしか、今の私にはあの高校時代を共にして、私を疎んだ君たちの鼻を明かす方法がないのです。

せいぜい私のみっともなさを笑い、まだここまで堕ちてないと自分を省みて安堵して、ふとした瞬間にはっと、そんな形で救われてしまったことに気付いて、悔しい気持ちになれる余裕があるくらい、私が知り合った人達は生きていてほしい。

その頃に私は、今度こそ本当に君を驚かすような夢を小さい頃の私のためにも、ひとつ叶えていたい。

となると、私が過去の同級生たちに願うことはただ一つです。

みんなどうか、私がどれだけ努力しても「変わらず」に私がみんなにとっての下の下でいられるようにしていて欲しいのです。

どんなに私のことを嫌っていた人たちでも、あの頃私よりも秀でていて、その才能を遺憾無く発揮していた彼らの努力や頭脳を、私は今も尊敬しているし、きっと私なんかより広く疾く世界を輝かせてくれると思っています。

私は、そんなみんなのことをどうにかこうにか見返してやらんとするとにかくダサい日陰の人間でいい。

高校の頃の知り合いたちにとっての私の人生はきっと、誰から見ても冴えない、誰へともつかぬ幸せアピールだと思うのです。


おわりに

結局のところ、今回の私が落ち込む出来事においては、私はどうすることも出来なかっただろうと言うのが冷静な判断における総括なのですが……

いかんせん、私は厚い面の皮をめくれば欲望に塗れた人間ですので、目の届く範囲にいる人間には幸せでいて欲しいもので。

だから、私はこれからも「迷える子羊を導く天使」とかいう薄ら寒いことを生きてる間は言い続けて行く覚悟が、この出来事を経て決まりました。


ただ、そんな志でいても身体や心が追いつかないことも最近は多々あって。

全て嫌になるほどの苦しい中でも「いくらなんでも死ななくても良かったじゃん」とサイゼで怒り泣いたあの気持ちを思い出し、私は単純に後を追いかけるということの難しさにやきもきとするのです。

自分じゃビックリするくらいの悲しみの中にいるつもりだけど、「そういうのは30歳になるまででいいかな♪」のような、ちょうどいいタイミングでちょうどよく出来事があればなあ、と他力本願にしか考えられない勇気のない人間です。

ともなると、至って健康、五体満足、元気に産んでくれた、母にマジで感謝〜!な身体をもってしては、まだまだここらで背に羽を負い、頭に可愛い輪っかをつけるのは難しそうなので、致仕方なくぶっ生き続けるしかなし。

あなたは今、どうですか?
まだまだ、頑張れますか?
私は、もうきっと折れていてもおかしくないほどの悲しみの連続の中にいますが、今まで折れたことが無いので折れ方が分かりません。
(骨も折れたことないです!健康!)

分からないことをいっそ救いと思いながら、生き地獄とも言えるこの世の荒波の中を泳いでいます。
あ、ちなみに閻魔様、地獄の業火は泳げるほどの深さがありますでしょうか?
差し支えなければ、俗世にて回答をお待ちしております。

今の気持ちとしては、願わくば行くなら天でも地の底でもなく、最初からいなかったことになって、消えてしまいたい。

……あーっ!これ!皆さんもありますよね!こういうおセンチ!
今、いい感じに言ってますけど、これはもう面倒臭いし何もしたくねえなあ消えてしまいたいってコト、ですよ。


そんなことはさておき、皆さんがもしもこの先、生きていてダメそうなときは何も躊躇わずお逃げになって、ダメダメな私を思い出してね。

世界は広くて、良くも悪くも人が多くいて、多分80歳くらいには全てが美しくも、自分にとっては些末なことのような気がして来ると思うのです。

24歳は赤ちゃん系のほっこり2chスレまとめ動画を見ながら泣いております。
先程もお伝えしましたが、私の身体は至って健康です。

耐えたことで学ぶこともあるでしょう。
ただ、耐えられるキャパシティは人それぞれ。
ちなみに、私はめちゃくちゃデカいっす、現在進行形でデカくしてるっす。
すごいっしょ、マジハンパネェカラ。

これからも、みんなが羨む、人間のビリ日本代表を目指し、頂点テッペン獲るまで呼吸してみたいと思います。
なににおいても1番は嬉しいからね。

かしこ

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