タクシーアプリ「GO」の裏方プロダクト - その２
Mobility Technologies プロダクトマネジメント部の友松と申します。
ブログリレーの第14段、先日こちらでご紹介させていただいた、タクシーアプリ「GO」の裏方プロダクト「タクモニ」について、今回はタクシーアプリならではの裏方機能を2つご紹介させていただきたいと思います。
位置情報の表示色と初期位置設定
「タクモニ」には「リアルタイム運行管理」という機能があり、「GO」の車載端末を搭載している車両が今どこを走っているのか、「実車中」なのか「空車」なのかなど、車両の位置情報と状態を地図上にプロットして表示しています。
タクシー事業者さんは、電話でタクシー配車の依頼を受けて手配をするための「電話受注配車システム」を導入されている場合が多く、この「電話受注配車システム」にも地図上に車両をプロットする機能があります。
この「電話受注配車システム」ですでに「空車 = 青」「実車 = 赤」などと色が決まっているため、「タクモニ」で表示する車両の状態の色が異なって混乱することがないよう、任意に色を設定できるようになっています。
また、全国のタクシー事業者さんにご利用をいただいているため、初期表示位置と地図の拡大率も任意に設定できるようになっています。自社の管理する車両が適切なエリアに表示されるよう、地図のデフォルトの表示位置と拡大率を設定しておき、ログインのたびに地図の表示位置を調整するといった手間がないようになっています。
一度設定をした後はほとんど変更をする必要がないものですが、タクシー事業者さんのご負担なく「GO」の運用をいただくために必要な機能です。
お知らせ
「頻繁にメールを確認しない」というタクシー事業者さんやご担当者様もいらっしゃることから、確実に「GO」からタクシー事業者さんへ情報を伝達する手段として「タクモニ」には「お知らせ」機能が備わっています。
「GO」の担当者が「お知らせ」のカテゴリや本文、添付ファイル等を用意して投稿すると、「タクモニ」には「NEW」のラベルが表示され新しいお知らせがあること通知するようになっています。
緊急を要する障害のご案内などは、「重要」のラベルに変更して通知ができるようになっており、24/365いつでも「タクモニ」から情報を受け取れるようになっています。
また、「タクモニ」を利用しているタクシー事業者さん(事務所)だけでなく、直接お客様と接される現場の乗務員さんにも「GO」の車載端末を通じて「お知らせ」をお届けできる仕組みとなっており、「タクモニ」から車載端末に「お知らせ」を送信することも可能です。
新しいサービスの開始やバージョンアップ、障害情報のご案内だけでなく、日々「GO」のお客様の送迎をいただく乗務員さんに向けた情報機関誌「GO通信」も「タクモニ」の「お知らせ」に毎月掲載されています。
いつでも確実に「GO」からの情報を伝達するための「お知らせ」機能は、タクシー事業者さんや乗務員さんが「GO」を運用いただくために必要不可欠な機能となっています。
今回は、タクシーアプリならではの裏方機能を2つご紹介させていただきました。
タクシーアプリ「GO」は、タクシーアプリ「JapanTaxi」と「MOV」が統合して誕生し、今回ご紹介させていただいた「タクモニ」は旧「MOV」がタクシー事業者向けのプロダクトとして開発をしていたものになります。「タクモニ」と同様のプロダクト「JPP」がもう１つ存在し、こちらについても後日、担当プロダクトマネージャーがブログをアップする予定ですのでそちらも楽しみにお待ちください。
「GO」の運用が「GO」のお客様であるタクシー事業者さんのご負担とならないよう、すべての機能がタクシー事業者さんの目線で設計されています。
「どうする？GOする！」の裏にはこんなプロダクトがあることをお知りおきいただけると幸いです。
ありがとうございました。
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