#2 始めたばかりは、ゴルフ仲間の存在が重要だった
ゴルフでよく言われる100の壁。
練習もせずに、その100の壁を切った。少し練習すれば、90はおろか、80、70も可能だろう。
僕は、おそらくゴルフが向いている。すぐに上手くなるな。
そんな気持ちが、芽生えていた。
(しかし、これが大きな勘違いであることを認めるのは、だいぶ先のことだ)
とは言え、練習仲間もいるわけもなく、練習方法も、ゴルフ関連の知識もなく、何から始めるのかも考えなくてはいけない状況だった。
しかし、練習しないことには上手くならないことだけは分かっている。とにかく練習場に行くことから始めた。
近くの打ちっぱなしに、週に2回程は行っていただろうか。
とにかくドライバーと7Iを打つ
当時、すでにゴルフに熱中していた弟のアドバイスだ。今ならわかるが、兄弟ならではの、いい加減なアドバイスに乗った。
なんとなく上手くなっているように感じる日
むしろ下手になっているのではと思う日
シャンクばかりで、ゴルフをやめたくなる日
一進一退?
明確に上手くなっていることを実感することなく、日々は過ぎてゆく。
これでは、早晩やめてしまうであろうことは、目に見えていた。そこで、会社の同僚で、ご近所さんの、せきちゃんをゴルフの世界に誘ってみた。
せきちゃんは、好奇心旺盛で、多趣味。人生を楽しめるタイプの典型だ。あっさり、ゴルフを始めることになった。
このなかなか上手くならず、モチベーションの維持が難しい初期段階で、せきちゃんを仲間にゲットしたことで、ゴルフを続けることができたであろうことは、間違いないだろう。
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