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【大人の教養講座|メディア論入門#01】

本をめぐる歴史とその意義~なぜ本を読む必要があるのか?

 「なぜ本を読む必要があるのか?」というテーマから本をめぐる歴史とその意義について映像授業で解説しています。大学入試小論文のみならず、【大人の教養講座】としてメディア論入門の内容ともなっています。

講義スライド資料抜粋(1)古代

 なぜ本を読む必要があるのか?というテーマで、本の歴史的な変遷、文字の文化と声の文化の特徴、特に文字の文化、つまり書物、出版物、本を読む、読書行為、読書の実践、あるいは本というメディアを成立させている印刷技術に裏打ちされながら、聴覚中心の文化から視覚中心へと移行し、人間の感覚の比率が変わらせながら、われわれの考え方、価値観、思考のあり方に大きな影響を及ぼしている点についてWeb講義で説明しています。

講義スライド資料抜粋(2)中世

 また、聴覚中心の文化から視覚中心の文化への移行は、集団から個人を切り離しつつ、人間の論理的な思考とか反省的な思考を発達させるという意味合いがあって、近代における文明化した社会における個人を成立させる契機、きっかけになりました。

講義スライド資料抜粋(3)文字の文化と声の文化

 現代でいえば、テクノロジーというのはパソコンやタブレットやスマートフォンをはじめとする電子情報機器、それと同時に情報通信技術(ICT)、そして市場(マーケット、つまり資本主義的な体制)すなわち経済がひじょうに大きな要素として捉えられます。

講義スライド資料抜粋(4)近代

 つまり、メディアとテクノロジーと人間社会の関わりについて「なぜ本を読む必要があるのか?」というテーマで説明をしました。

講義スライド資料抜粋(4)本をめぐる重要な考察

ご興味のある方は、以下のYouTube限定公開URLから視聴することができます。

講義を受けるにあたって特に必要なものはありません。ノートを片手にメモをしながらメディア論について学べる内容としています。

大学で行われる「メディア論」「メディア文化論」「情報社会論」といった授業科目をイメージして聴いていただければと思います。

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