見出し画像

『日本初のビアガーデン』

どうも、こんにちは。

神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます、
日本のビール界の担い手、前田大作です。

このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。
そんなに長文ではないのですらっと読めるとは思いますが、
最後までお付き合い宜しくお願いします。


🍺BeerNote 〜4杯目〜

前回まではビールの登場らへんをお伝えしました。
今回はちょっと休憩がてら、
『日本初のビアガーデン』についてお話しようかなと思います。
新型コロナウイルスの影響により今年はがっつり夏のイベントができなくなってしまいました。その中でも“ビアガーデン”というのは日本人にとって、夏の風物詩でありとても重要なイベントの一つだと思っています。

僕の職場であるパブリックバルパチーノは、10種類の樽生ビールを推していて、
毎年この時期になると、10種の樽生ビール飲放題がついたビアガーデンコース(食事付き)
で大忙しになっています。
バカほどビールを注いで空いていく樽を見ていると、orgasmを感じる程とても気持ち良いです。

♪Get to orgasm. Get to orgasm.
身体とかせ Just like death♪

完全に利益が出ない時ありますが、楽しく飲んでる姿を見てるとそんなの関係なくバンバン注ぎたくなります。笑
XJapanを聴いてる時もバンバン頭振りたくなります。

僕にとって“ビアガーデン”と“XJapan”は特別なものなんです。
すいません、前置きが長くなってしまいました。ここから本題です。
日本でビアガーデンという言葉が使われたのは、『スプリングバレー・ビアガーデン』が最も古い記録だそうです。

横浜山手にある“スプリング・バレーブルワリー”【1875(明治8)年開業】の経営者である“コープランド”が外国人向けのビアガーデンを開いたのが始まりで、場所はその醸造所のそばでした。
横浜山手は日本のビアガーデン発祥の地といえますね。


ところで、皆さんのビアガーデンのイメージは“屋上”がパッと最初に思い浮かぶと思います。その屋上ビアガーデンが広まったのは大阪第一ビル(1953年)。

日本ビア検定の教科書によると、
ビルの屋上で本田技研工業のオートバイ展示会が開催され、招待客のために同じビルにあるレストラン『ニュートーキヨー』から生ビールを運ばせました。
これを大阪新聞が報じて大評判となり、屋上ビアガーデン開業に繋がったそうです。

現在、日本最大のビール祭りは、札幌の大通公園で開かれるビアガーデン。1959年から毎年開催されています。2016年は、1ヶ月弱で449.326ℓのビールが消費され、中ジョッキ(500㎖)で換算すると898.652杯分のビールが飲まれていたそうです。


ひゃ〜すげぇ〜…

めちゃくちゃ密だ…笑


ちなみに、世界初のビアガーデンの発祥は19世紀のバイエルン王国(ドイツバイエルン州)のミュンヘンと考えられているそうです。


今日のビアノートは以上です。
少し長くなってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。

1日でも早く、新型ウイルスの終息を願い
今日もお家でのんびり投稿記事を書いていきます。


また次回も乾杯しましょう🍻

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?