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週刊 僕たちのフィロソフィーvol.11【"考える"ということ】

今日は、僕たちのような凡人がLES WORLDのような"事業"を創るとなったときに、どれだけクソなアイデアを考え大量に吐き出しまくった末に今に至ったのかというお話をしたいと思います。

今日はこれから事業を創る人や、やりたいことを形にするということに悩み苦しんでいる人に届けばと想い書きます。

伝えたいことは一つ「アイデアに価値はない」ということです。


貧乏人二人が代々木公園のベンチで座って話していたこと

3年前のまだLES WORLDがこうすけと僕だけだったとき、僕らはあまりに貧乏すぎて、カフェに入るお金がなかったので家から持ってきた水道水とスケッチブックを片手に代々木公園で作戦会議をしていました。

毎回「よし、まずはLES WORLDでやることを決めよう」という僕の号令から、二人でう〜〜んと頭を悩ませていました。何度か貧乏人二人のベンチ会議が重ねられたあと考え抜いてでて答えは

「孤児院を運営する」というアイデアでした。長期間子ども達と関わって、毎日のようにダンスや音楽、アートのワークショップをやるというアイデアです。「よし!これならイケる!」と言ってこうすけは、そのアイデアを持ってボーダレスジャパンの就職面接を受けに行き、その日の夕方にはボロボロにされて帰ってきました。

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そもそも、二人とも孤児院の運営をするにも一箇所に大人しく滞在できるような性格じゃなかったし、何より実現できる気が全然しなかったので「やっぱり厳しいかぁ」というため息と共に、このアイデアはスケッチブックの奥に消えていきました。

その直後にこうすけが言いました。「てか、エンターテイメント集団だったらアーティストとミュージシャンいるくない?」

僕らは一旦、考えるのを辞めて仲間集めをすることにしました。


3人寄れば文殊の知恵、5人寄れば?

そこから1ヶ月もしないうちに、僕は奇跡的な出会いによってアーティストのかず、かずの後輩のミュージシャンのあなごん、教育学部のゆうきちゃんを仲間に加えていました。(ゆうきちゃんは、就職するけどそれまでのお手伝いということで来てくれていました。)

3人寄れば文殊の知恵!2人で考えるより5人で考える方がきっと良いアイデアが出るはずだ!ということで5人で頭を悩ませました。

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アイデアマンのゆうきちゃんが「まずは国内の児童養護施設から考えたらどうだろう?」と提案してくれたので、僕らは日本の児童養護施設の情報を調べに調べまくり、アポイントを取って3箇所の児童養護施設にヒアリングに行かせていただきました。

そこで見えてアイディアは「お金の教育を届ける」というものでした。僕らなりに本気で考えて、問題解決にはこれだ!と考え出した答えでした。しかし、ヒアリングしている途中に自分達が貧乏すぎて説得力がないということに気づきアイデアはまたスケッチブックの奥に消えていきました。

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(当時の資料)

思いついたことは全部試す怒涛の日々

LES WORLDが2人から5人になって3ヶ月ほど経ち、僕らは障害のある子ども達の施設やNPOさんから依頼をいただいてワークショップを届けさせていただいていました。

しかし、誰の目からも明らかなことが一つありました。それは

「これでは食べていけない」

というのも、依頼料は高くても5万円。そのほとんどがワークショップの材料費に消えていき、ワークショップによっては依頼料は2000円。交通費にも満たないこともしばしば

このままじゃだめだと思った僕は、お金を産むための事業を考えなければいけないと焦りとにかく寝ても、覚めてもずっとビジネスモデルを考え続けていました。

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そこで考えたアイデアは「廃校を借りて文化祭を街の人と毎月やるプロジェクト」「子ども達向けの音楽やダンスの習い事教室」「国際協力関係のメディア」「老人向けの旅行サービス」、、、、などなど30個か40個ほど考え中には実際に街角インタビューをしまくってニーズ調査もしまくったものもあります。(思い出すだけで恥ずかしい)

しかし、どのアイデアもちょっと試した時点で難しすぎるか、自分達には向いていないと思いスケッチブックはブラックホールのように僕らのアイデアを飲み込んでいきました。


もう時間がない!これに決めた!!

そうこうしている内に、1年が経ってしまいました。

その時点で僕らに分かっていたことは、クラウドファンディングで支援していただいた皆さんのおかげでフィリピンの孤児院でワークショップをさせていただけたけど、これ、めっちゃお金かかる

そして、国内のワークショップは届ければ届けるほど、貧乏になる

という貧乏人がど貧乏真っしぐらという2つの事実のみを残して時間だけが経ちました。

僕は覚悟を決めてみんなに伝えました

「よし!こうすけはエンターテイナーを目指すために東京でダンスの仕事を探す、ゆうきちゃんは就職、俺とカズとあなごんは北九州に移住して、なんとか食べていくための事業を創る!LES WORLDは5年後に再結成しよう!!」そして僕たちはシャボンディー諸島での再会を約束してそれぞれの道に進むことになりました。

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あの頃の僕らは未来の先行きが見え無さすぎて、不安に取り憑かれ「お前はできる!とか君は君のままでいい」ということが書いてる曲を聞いてなんとか理性を保っていました。

そして北九州3人組がやると決めたのは「海外ワークショップ」


などではなく

「韓国人向けのインバンドメディア」と「街全体を使ったスタンプラリー」でした。

もう、これをやるしかない!!やるしかないんだぁーー!!

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「アイデアに価値はない。それでも、、」

このあと、僕は北九州に飛び立つ直前3月11日に恩師に出会い、全くアイデアもないけどLES WORLDのワークショップだけで生きていく方向にいくべきだと諭され、紆余曲折があり今の海外ワークショップにたどり着きます。

ここまで書いてみて、思い出すのは僕がボーダレスジャパンがインターンも募集していなかった時期に社長の田口さんに会いに行かせてもらい

「君はここで何をしているんだ!アイデアに価値はない!分かったら帰れ!」と言われたのを思い出しました。

LES WORLDが今の形になるまでに何十個というアイデアを考え実行に移そうとして失敗してきました。そんな今だからこそ分かることがあって

「アイデアに価値はない。それでも考えに考え、試し続け、そして"形にする"ことに価値がある。」だと思います。


とはいえ、今あなたが考えまくった時間やアイデアは、後からきっと繋がる瞬間が来る未来への布石です。

大いに考え、クソなアイデアを出し続け、クソみたいな失敗をし続けましょう。

最後にエドシーランの言葉を置いておきます。今日も読んでいただき有難うございました。

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